大河の一滴

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まったり一滴を注ぎ続け大河になる大河をつくることを目指す投資ブログ

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自分だけの得意技

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 テクニカルトレードの講座を開かれる先生のワークショップでのことです。

自分は物好きなのかそういうのに時々行くのです。

その先生の講座に直接参加したのはわりと最近なんですが、縁あってお付き合い自体は実は十年近く前からなんですね。

先生は十数年前からトレードを教えていらっしゃって、その時に(無料か格安で)お話を聞いたり講座DVDもらったりしてます。

実は、最近受けた講座もいくらかは事前に内容を知っていたわけです。

それで実際に講座内容としては、おっしゃっていることが十年前から変わらないわけです。

 

うん。言ってること変わりませんね。

別視点ではそれだけ変わりやすい上辺ではなくかわらない本質のところでものを見てらっしゃるんだと考えています。

そして生徒さんの中には先生のお陰で勝てるようになりました!一生ついていきますなんて方もいらっしゃるようですよ。

本質を抑えるのであればそれは、やり方なんて変化しなくてもそれはかなりの長い間(あるいは永続的に)それは有効であるってことの証明でもあるようにも思えます。

そんなワークショップでのお話です。

その講座で先生がおっしゃっるには、みんな言うこと守りゃしないということです。

あるやり方を伝えても(特に投資やトレードでは)誰もその通りにはできないってことです。
それは一生ついていくなんて言っているいわば熱心な信奉者の方でもだそうで自分は笑ってしまいました。

 

表面的な手法なんてものは誰も真似できないようです。

 

ただ本質的な真実というものはあろうと思います。

例えば損失は抑えないと勝てないとか。リターンを得るためにはリスクを負わないといけないとか。売買記録はとって見返せるようにした方がいいとか。

一生ついていくなんて言っている方はそういう本質的な部分で先生を支持されているんだと思います。
その本質を自分のものとした上に道具いわゆる手法があるんだと感じてます。

熱心な方は、先生に本質を教わり、それを理解した上で各々自らの道具手法を見つけられた。

それを使って利益が上がるようになった。
だから、先生は言ったこと(自分が教えた手法)をみんな守りゃしないといいつつ、先生から教わった本質的な部分はしっかり吸収しその部分で一生ついていきますなんて言う表面的には不可思議な事が起こるんだろうと思います。

 

かくいう自分もいろんな部分でそのテクニカル講座で教わったことを守ってません。

今となってはあらゆる面で守る気もさらさらなくむしろ逆を行く有様です。トレーダーじゃなくて投資家だからね。

そういう意味では自分はひどい破戒僧です。

とか言いながら、自分のやり方はトレードの考え方を参考にしている部分はあったりしますけど。やり方ではなくて考えかたね。

で、そろそろ本題です。

というか出ましたね。

 

表面的な手法なんてものは誰も真似できないんです。

 

外してはならぬ本質的な事というのはあると思います。しかしそこを抑えた後は、いくらでもやりようがあるといえるかもしれません。

事実、世の中にはこんなやり方で儲かりましたなんていう人がたくさんいます。中には積極的にそれをブログやネット掲示板とかあるいは有料の形態をとったりもして教えようとする人もいます。

自分はお金を取るようなものはバンバンやったりはしませんが、断片的にかもしれませんがいろいろ見て感じるのは・・・

 

本当のいろんな考え方、やり方があるんだなあということです。

 

儲かったという人は、その儲かり度具合は知りませんが、ほとんど嘘という事はないでしょう。儲かればそのやり方は口にしてしまいたいものだと思いますし。

おそらくはほとんどの発言において実際に儲かったことはあるんだと考えていいだろうと思います。(それが本人他人問わず今後も有効か?あるいはそのことを正しく伝える表現力をその人は持ってるのか?は置いておいて)

儲かるやり方なんてものは多種多様なのです。

そして、株式市場はその多種多様を受け入れる大きな、とても大きな懐を備えているのだと感じています。

10年以上まったく変わらず、今もなお熱心な信奉者を生みずっと有効なトレード手法と間逆なやり方をもってしても利益がとれる(自分の今後はわからないけど)くらいには。

 

株式投資は大きな大きな懐を備えている 

 故にいろんなやり方でそれに向かい利益を得ることもできる。

実績も出し続けたある人と真逆の方法からでも利益が出てくることもある。

だからそこにはきっと正解の答えもやり方もないんです。

誰かの正解があなたの正解である必要はないし、もしかしたら不正解であるのかもしれません。

 

その中であなただけの正解、自分だけの得意技を見つければいい。

 

でもそれは別の意味では厳しい現実でもあります。

ある人にとっては、素晴らしい答えであり正解であるやり方も自分にとっては正解であるとは限らないということでもあります。

ある意味正解、得意技は自分で探し当て作り出す必要がありそうです。時には誰かの正解にも助けられながら。

他人の答えを借りてくる人はきっといつか敗北するんです。

自分だけの得意技を見つけることを怠った人はいつか去っていくんです。

 

テクニカルトレードの先生を信奉する生徒さんは、そうやって自分の正解を見つけ得意技を編み出したんじゃないですかね?

先生が示す正解、やり方の力も借りて。

その結果が先生から見たら自分の言うこと守ってないじゃないか!と思われつつ先生を信奉しながら利益を上げているなんて一見不思議な現象が起こったと。

 

その生徒さんはすごく考えたのでしょう。先生の示したものから考え試行錯誤し先生と違う形で正解を導き出したんだと思います。

それは多くの他のケースでも同様なはずです。

だっておそらくは利益を出しているだろう人がみんないうこと違うのですから。

 

市場は大きな懐を備えて多種多様なやり方を受け入れています。

その中で他人の正解も借りながら考え自分だけの正解を目指す。

そして自分だけの得意技を編み出す。

そんな得意技で利益を勝ち取ってみませんか?

 

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