四季報でお金持ってるくせにお安い会社を出すスクリーニング式をつくりました。
時価総額、会社のお値段より会社が持っている当座資産の方が大きいものを探す式です。当座資産の中には売掛金とか証券類とか取引先が倒産したり株安になったりするものもありますのでその部分は半分の評価とする式を組んでみました。
預金500万と株券500万もって借金600万ある人なら150万円で売りだされていればヒットです。
悪徳商人のようですね。村上さんは阪神でやろうとしたようです。
単独決算のみのものは機能しないので単独決算用も作ってみました。
上場してすぐのものは機能しないようですし、単独決算から連結に移行したものなども拾えませんのであしからず。
結果は以下でした。
6930 日本アンテナ
1897 金下建設
5979 カネソウ
結果が怪しい物は弾いています。
でも実際にバランスシート見たらこれらは条件を満たしていそうです。投資対象として優れるかはわかりません。安いとは言えそうですが問題があるゆえの安さかもしれませんし。
結果は少ないですね。元々あまり頻繁に引っかかる種のものでもないでしょうから、暴落しまくりの時に試すのが良いタイプとなりそうです。さらには株高を狙うというよりは株価がこれ以上落ちないというものを狙うものだと思います。
今回の式
時価総額<当座資産+負債(現預金高比重)(対連結)
(([月足・終値(円)(-1)]*[連・発行済株式数(株)(-1)])/1000000)-((([連・当座資産(-1)]-[連・現金預金(-1)])*0.5)+([連・現金預金(-1)])-[連・負債(-1)])
時価総額<当座資産+負債(現預金高比重)(対単独)
(([月足・終値(円)(-1)]*[発行済株式数(株)(-1)])/1000000)-((([当座資産(-1)]-[現金預金(-1)])*0.5)+([現金預金(-1)])-[負債(-1)])
ちなみに赤色のマイナスを”/”にすると比率になります。
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