大河の一滴

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まったり一滴を注ぎ続け大河になる大河をつくることを目指す投資ブログ

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4%の思い出

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自分語りなエントリー。

自分の投資歴はまあ10年ちょいってところです。 リーマン・ショックやらなんやらで日本企業の業績も株価も低迷し自分も結構損をしたのが最初の一年ちょい。その後はお気に入りの会社だけ持って総会に出たりしてました(自分は株主総会というイベント自体が面白いという感想を持ってます)が株式投資で儲けようとはあまり思ってはいなく(儲からないものだと思ってた)、配当優待もらいつつぼーっとしていればいいかなんて感じでした。

で、アベノミクスが始めるちょっと前くらいでしょうか? 家族から放置していた株式をどうしようかって相談をうけて、じゃあ自分が運用をアドバイスしようってことで放置していた株式を売って、優待株を買ったわけです。 株は下がるばっかりで株はあがると思えなかったので上がらなくてもいい。もう持ち続けて回収すればいいやってそういうのを見繕ったわけです。

その時の基準が利回り4%だったんです。

優待銘柄を調べていくとぶち抜けて使い勝手も利回りがいいものもありました。ビックカメラとか20%超えだった記憶があります。今はほとんどないですね。買われたからね。 でも色々選ぼうと思った時にやっぱり基準を4%くらいにしないと基本的にはあまり選ぶものがなかったです。 近年の株価上昇する前、歴史的に株が安い時でも配当プラス優待利回り4%より上の水準だと選択肢が限られたわけです。 だから自分はその基準を4%としたのです。25年持って回収できればいいと。 配当利回りランキングも見た覚えがあります。5%を越えるものには武田薬品とかもありましたが、だいたいはよくわからない怪しい会社群。みれば業績や財務が怪しい物が多かった気がします。4%でもあまりよさそうな選択はなかったです。 これはいいと思ったものは自分でも買いました。でも株価自体は余り上がると思ってなかったのでほどほど。

アベノミクスが開始され企業業績は上向き株価は大いに上昇しました。 自分が選んだ優待配当株も上昇していきます。 ちょっと買い足しもしながらとても順調でした(同時期成長株を買ってた人はもっと順調だったみたいですけど) が、それで限界を感じ始めたのが大体2014年末くらい前でしょうか。 株価が高く感じられたんですね。利回りも低くなってました。 大半はぼーっとしてましたがそれでも10年は株式投資をしてますしそれまでには勉強もしてますし、投資関連知識だけでFP資格取れるくらいはありましたが、限界も感じたことだし改めて学ぼうってしたのがだいたい一年前。 実はこのブログもその一環です。投資について考え続ける習慣を持ちたかったからです。 このブログのおかげもあってそれまでの知識の蓄積に加え自分の考えは結構整理されました。

初心を思い出そうと思います。

自分は大本は配当優待狙いのインカム狙い投資家。 長い時間をかけて回収すればいい。そしてそのようなことをできるものを選んでいけばそれは値上がりしていく。 いいものは買われるから。 含み損上等。25年持って回収すればいい。そのように行動すればアベレージ複利年10%ぐらいのペースで資産をは増やすことはできるだろうなあという思いはあります。二割はたぶん難しい。 急がないほうが結果はでる。急がばまわれで結果はでるという確信めいたものがあります。あくまで見込みだけど。

今ならどのようなものの配当は継続され増配するかどういう時にどういうものの株価が落ちるか、上がるかも自分で納得のできる回答を出せます。 ただし、業績の今後は基本わからないし、いつ暴落来るかとかはさっぱりわからないですけどね。

そんなテキトウな思い出話でした。