大河の一滴

大河の一滴

まったり一滴を注ぎ続け大河になる大河をつくることを目指す投資ブログ

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 Lリスクの話

楽観と悲観のバランス

悲観主義は気分に属し、楽観主義は意志に属する フランスの哲学者アランの言葉だそうです。 自分はこの楽観は意志という言葉が好きだったりしますがそれはさておき。 そこからじゃないけど、投資において楽観と悲観をどう考えればいいんだろう? なんてこと…

資金管理の定義を試みる

資金管理とは何でしょう? 資金管理してますか?と問えば、結構「わたし資金管理してます」という人はそれなりにいると思います。(言えない人は反省したほうがいいと思うよ) そんな資金管理ですが、それをちょっと整理してみようかというエントリー。 とい…

見えない未来を灯す光源

未来ってわかるのでしょうか? わかるという人もいるでしょう。 自分は未来はたぶんあまりわからないんですけど、それでも真っ暗闇というわけでなくて、暗い中あんんまり明るい光源ではないけどいくらかは見えるかもしれないなんて思っています。 そんな未来…

消えゆく数字

今年ぐらいからあるものが消えていくわけです。 これを書いている今は2018年の5月ですね。 そんな時分ですが、最近は結構以前まで遡れる様になったんじゃないかと思います。 一昔前ならきっと5年前より昔は確認が難しかっただろうと思うそれ。 わりといい時…

不安定な勝利

株価推移など見て思うのですが すごく株価を上がる銘柄というものはたいていすごく下げている様に思えます。 例えばソフトバンク。 上場は1994年みたいですが初月終値398円から節目を見ても576円から221円。そこから1367円、急転直下し185円。そこから22000…

投資家の「量」の制御

投資家トレーダーのできるコントールは3つだよね? という記事をあげまして、今回はその続きの話。 kamomenotoushi.hatenablog.com できることは3つにおいてのみだけど、その3つも重要度に差があるよね?という話。 というわけでいきなりだけど 「何」「…

歪なサイコロ

確率というものがあります。 投資における確率。 これって重要というか自分の実感としては投資は・・ 確率のゲームなんです。 これは再現性のない事を狙う投資に限らずというか再現性のある事を狙うトレードならより確率のゲームだと思うところです。 まずそ…

レバレッジと割安の相性の悪さ

自分は信用取引はしてないのです。 したことはあるんだけどね。 いろいろ考えて信用には手を出さないほうがいいとして、触れてなかったらいつの間に信用取引停止になってもう再度申し込まないと使えない状態になっています。 なのですが、今回は自分がなんで…

投資家・トレーダーのできる3つのコントロール

投資家やトレーダーができることはなんでしょう? と始めると、社会的な意義とかアイデンティティの話とかにもなりそうなところだけど、そんな大層な話でもなくて、投資やトレードでは何ができるのか?何をコントロールできるのか?という話。 それって多分…

鉄道は事故の前に事故の準備をする

鉄道事故というものは現代かなり減りました。 歴史を紐解けばわかると思いますが昔は結構あったんです。鉄道事故。 それも人がたくさん死んでしまうような大事故も。 でもそれは結構減ったんです。死人が出てしまうような事故は。 流石に自ら飛び込んでしま…

暴落がない投資

暴落ってなんでしょう? 暴落って言葉があるんですよ? そういうふうに話だすのはさすがに馬鹿にし過ぎかもしれないけど、馬鹿にする気はないよ。だって暴落って概念がない人もきっといると思うから。 あるいは暴落という言葉を知らないかもしれないって思っ…

有利の喪失

投資で損をする人と利益を得る人の違いはなんなのか? 以前こんな記事をあげました。 kamomenotoushi.hatenablog.com 投資で利益を得るという形は、対価を差し出すことで富の根拠から富を分配して貰うというカタチであると考えました。 今回はこの前提に沿っ…

1000発に当たりが一発のロシアンルーレット

自慢ですが なんでもかんでもではもちろんないですが、日々会社の数字を見てて、「あ。これとても見込みありそうな?」と感じるものが時折あってそんなものが数ヶ月経つと結構株高に振れているなんてことがあります。 クックパッドは見込みをおおいに外しま…

強欲の代償

知り合いのトレーダーさんから聞いたことなのですが マネックス証券で自動売買ツールがあるそうで。 で、それには売買ルールなんてものも最初から登録されているようです。 で、それをバックテストとして走らせてみると、多くはプラスのようなのです。 自動…

グロースが死ぬ日

自分の手法、何を狙って投資するかが多いかといえば 企業の成長を見込みことはかなり多いです。 企業成長しか眼中にないというほどではないと思いますが、実際問題自分は成長を取りに行くという事が多いわけであります。 カテゴライズするなら、やはり自分は…

いいところばかりの危険のスパイスをまぶした銘柄

偉大な投資家さんはその企業を知れと言います。 異論なんかないし、知らないほうがいいよね?とか言いっこないです。 でもいや、中途半端に知るのならそれはよくないかもしれない。 そんな話。 なんで投資する企業を知るのがいいのでしょう? 考えてみましょ…

リスクとリターンは度し難き

リスクとリターンはイコールである 市場効率化説?かなんかしらないけど、リスクとリターンの関係を、そしてリスクとリターンってなんなんだ?とか考えていたらたどり着いた度し難き世界のはなしとなりそうな。 リスク=リターンだそうですよ。 多くの人はそ…

投資家とドローダウン

ドローダウンという言葉があります。 野菜証券さん曰く ドローダウン(どろーだうん)とは、最大資産(累積利益)からの下落率のこと。システムトレードなどでは、最大ドローダウン(下落率)をどれだけに設定するかがリスク管理の観点から重要な要素の一つと…

「人の行く裏に道あり花の山」の解釈V1.0

「人の行く裏に道あり花の山」って格言があります。 人の行く裏に道あり花の山 | 日本証券業協会を考える機会があったのでそれをまとめてみるというエントリー。 そして考えて行くうちにこれって深けえなあと思えてきました。 多くにおいて深い言葉っていう…

リターン重視症候群

投資にまつわる病気ってありますよね。 ポジポジ病とか。それ意外パッと思い浮かばないけど、あえてなら取り返してやる病とか、機関が株価下げてる病とか(今適当につくりました) で、こういう病気もあるんじゃないかなあってものがあります。 リターン重視…

拡声器にかけられた痛み

ヒトってリスク回避的だそうですよ リスク回避的って言うと、リターンとリスクがあったらリスクを重く見るってことです。 例えば、お肉食べれば狂牛病になるかもしれないと思えばそれになる可能性の高さは考慮せずそれがそのために日本人死亡者は一人(それ…

投資家とゼロサムゲーム

ゼロサムゲームという概念があります ゲームの参加者が払ったと同等の分しかゲームの参加者は得られないという概念です。 言い換えれば、誰かが負けないと自分は勝てないであり、自分が勝つためには誰かから奪わなければならないであり、勝つためには他の参…

投資の季節後編

2016年5月追記。 2015年の9月くらいに書いた記事なのですが、わりと気に入ってて出すタイミングを図っていたりしたのですが、これを進めたような記事も出来たりしてもう先に出したほうがいいかなと?お蔵出し。前後編の後編。 前編は以下 kamomenotoushi.hat…

投資の季節前編

2016年5月追記。 2015年の9月くらいに書いた記事なのですが、わりと気に入ってて出すタイミングを図っていたりしたのですが、これを進めたような記事も出来たりしてもう先に出したほうがいいかなと?お蔵出し。前後編の前編。 投資には春夏秋冬があると思っ…

長期投資はハイリスク

長期投資はハイリスクだと思ってます。 短期トレードに比べてです。 長期投資をすすめるウリ文句としてローリスクだよとか言う人も見かけますがとんでもない。 たぶん売らなきゃ損は出ないでしょ?的な論法なんだろうけどあるいはいつか戻すでしょうとか景気…

正しい熊への対処法

お金が減っていくということに対して、ヒトの脳は命の危機があるとして扱うのだそうです。 目減りした目減りしていく数字に対して、ヤバイこのままでは死ぬ!と処理し本能や感情で急いで対応しろ!と脳が悲鳴を上げるって話です。 目の前に熊が迫ってきてい…

退場する退場しない

投資は危険だなんていう人がいます。 株式投資をする人の八割とか九割とかが退場するぞなんて事を言われて脅されたります。(データ見たこと無いんですけどね。実際もそうだろうと思ってますけど。) FXだともっと悲喜劇な話が転がってるようにも見えます。 …

価値と株価はイコールですか?

さて日本その他の国々において株価が大いに下落したみたいです。 株価は下がったわけです。 しかしそれってどういうことなのでしょうか? それはある人が、その価格で取引したってことです。 ある人がそれにその値段をつけたでもありますね。 そして株価は下…

自分が持っている日本上場企業株式データおいておきますね。

自分は毎週株価データから以下のようなデータを記録しているわけです。株WEBさまの株価取得ツールと自作エクセルシートを用いて。用いているデータは株価終値、発行株式数、予想一株利益、一株純資産あたり。それらを取得できないものは計算から弾いています…

人々の気持ちがさめるとき

自分は株価は”会社の実力価値+人々の気持ち”と考えています。 これが真実かどうかはわりとどうでもよく、そう考えたほうが自分にとって扱いやすいのでそう解釈してるというところです。 そして人々の気持ちは株価に対してより大きく左右すると考えています…