大河の一滴

大河の一滴

まったり一滴を注ぎ続け大河になる大河をつくることを目指す投資ブログ

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(4344)ソースネクスト/日記(比)

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投資関連で日々比較や分析したり、思ったこと感じたことを書いていく日記です。 あくまでもあとから見なおして俺って馬鹿じゃんと問題認知確認するためにやりましょうという課題ですので、ここに書いてあることを真に受けて損しても知りません。 今日は比較。業績データはだいたい銘柄スカウターさん。株価・指標データは株プラスさんで財務は最新通期実績。またIRBankさんも見ながら記事を作ってます。

比較銘柄

ソースネクストとその他

株価

170円(人々は、遠征しにいったけっど敗北して戻ってきてる。)

各企業の数字と比較しての感想

コード 4344 4704 2326 4814
企業名 ソースネクスト トレンドマイクロ デジタルアーツ ネクストウェア
市場 東証PR 東証PR 東証PR 東証ST
業種 情報通信 情報通信 情報通信 情報通信
時価総額(億) 231.7 10134.1 983.7 20.3
株価 170 7200 6960 156
決算期 2022/03予 2022/12予 2022/03予 2022/03予
予想売上(億) 104.9 2,089.0 90.0 30.0
予想営業利益(億) (17.7) 420.0 40.0 0.5
営業利益率 -16.86% 20.11% 44.44% 1.67%
予想純利益(億) (17.4) 303.0 27.7 7.0
売上成長率(年複利/期間) -0.6%/15年 5%/15年 13.3%/15年 -3.4%/15年
EPS成長率(年複利/期間) #NUM! 1.7%/15年 20.2%/15年 #NUM!
BPS成長率(年複利/期間) 12.2%/14年 5%/14年 14%/14年 0.5%/14年
PER -13.31 33.19 30.07 2.83
PBR 2.08 4.59 8.06 1.26
ROE -15.6% 13.8% 26.8% 44.5%
ROA -8.6% 7.2% 18.6% 45.5%
配当利回り 0 - 1.08 0
配当性向 0.0% #VALUE! 32.4% 0.0%
総資産(億) 203.3 4204.6 148.6 15.4
自己資本(億) 122.1 2190.9 100.4 8.6
自己資本比率(%) 60.1 52.1 67.6 55.5
一言感想 あげて赤字。 あげ あげあげ 停滞蓄財もできない

 今週は比較。配当優待利回りを見ながら気になったものをチョイスして比較します。低位株多め。比較の会社と数字は上記の通り。各データは2022年05月11日取得。ソースネクスト。ソフト屋。ポケトークなるものも。比較にソフト特にセキュリティっぽい。ゲストにネクスト仲間のネクストウェア

ソースネクスト

業績

2019,2020あたりは業績跳ねてますが2019年3月の資料など見るとポケトーク推ししてますね。AI翻訳機で訪日外国人観光客がこんなに増えてますとかどーんと出してる感じです。

それで味をしめたのか、他のIOT機器もリリースしますよとして

と、意気揚々だったのが2019ですが以後は以下のように推移。

 

2020までは調子良かったですが、コロナ来襲ですね。ポケトークが大打撃を受けて後退となりそう。

残念ながらポケトークの比率はでてないですね・・とおもったら2021で出してますね。

売上128億の内、22億ですね。も、2020年は90億だったのだいたい売上消し飛んで大打撃という感じすが、消し飛びつつ全体では上記程度に耐えてるとみれなくも。

ポケトークは苦しんでますが海外比率などをあげるなどでその中でも立て直そうとしている感は。

新型コロナウイルスの影響によりポケトークの販売が大きく減少したものの製品の多角化により利益を確保」とは言ってますね。IOTの新製品も出し続けているようですのでIOT製品を広げる方向性は継続ですね。

それで目先の3Qでは赤字まで。

減収が厳し目でここが反転するか?みたいな趣になってきてはいます。

ただポケトークが米国で好調のようですね。

みたいなところはあるけど家電店と自社オンラインサイト等が後退気味などがいかにも苦しげ。

これを反転させられるか?にはなってきそうです。

記事時点では通期出てますね。

 

財務

目先3Qで総資産219億。流動が137億で現金50億商品50億売掛18億ってところ。有形固定は8千万でかなり流動よりの資産構成。ソフトや契約関連の無形資産30億有価証券40億で現金有価証券で90億程度。

負債は106億ですが借り入れが大きめで86億有利子負債で負債の質はかなりわるいとなりそう。2021でぐっと有利子負債が増えた感じですね。

現金有価証券≒有利子負債程度で財務は劣悪まではいきませんが、2021に借り出してここ2年で急激に財務悪化してきてるので結構正念場にはなりそうです。

 

 

CF

2020,2021は営業CFマイナス。FCFもですね。

2020は棚卸し資産とかの影響ですね。ポケトークとかの在庫を増やしたところにコロナがきてわりといきなりPDじゃなくてピンチになってるところは。

現状借りてしのいでる感じ。

無配に落ちましたがやむなし感。

 

トレンドマイクロ

業績

たぶんだいたいウィルスバスター・・かはわからなくて法人向けも強そう。詳細は開示ないっぽい。

なにげに世界企業。

業績だいたい右肩で利益率20%オーバーでかなり優秀。

ですが 売上複利5%/15年で高成長ではなさそうで、ROEも15%前後で傑出した収益性成長性はどうかな?という感じでどちらかといえば安定成長企業の部類かなとは。

ROEは安定的なのでBPSでみていいと思いますがBPS5%/14年ってのも高成長じゃないですねとは。

その中で堅調な成績で通期を通過して計画は増収減益。「費用につきましては戦略実行の勢いをさらに高めるための人的投資継続による人件費の増加、また新型コロナウイルスによる制限緩和の環境における出張やイベント費用の増加を見込んで」とかで減益の見込みですね。

減益ではありますが総じて過去の延長線上から外れたという感じではないと感じますね。

 

財務

資産増。前期末総資産4204億で流動3217億で現金1977億で現金右肩感。

負債は1999億。主な負債は短期繰延収益1000億で・・これは前受金みたいなものですかね。基本右肩で増えてますね。

借り入れなどもなくこれは財務健全となりそうですね。というか順調なソフトハウスですねって印象。

 

CF

みるまでもなく営業CFド安定で、投資もさしてかからなくFCFはだいたい出て増配しながら現金積んでいる感じです。

還元性向高め。純資産配当率は10%を超えることもおおく、自社株買いなども入り還元性向は以下のようにかなり高め。

多くを還元してるので安定高ROEのわりには蓄財は進まずBPS成長あたりは比較的低めにでるという構造ですね。まあ還元やめるとROEみるみる下がりそうですが。

 

デジタルアーツ

業績

情報セキュリティソフトメーカー、情報漏えい防止フィルタリングソフトの国内最大手。というかi-FILTER。

業績だいたい右肩。

売上複利 13.3%/15年でEPSなら20%でてる普通に高成長。

目先ROEも20越えてきて利益率40%超えでこれは市場でも屈指の成長性に収益性となりそう。これが続くかどうかみたいな視点で。

まあ販管費ぐりぐり下がってるので増収するなら続くのではないか。

一応減収減益の2020年公共向け市場で「前連結会計年度に売上高をけん引した 金額的規模の大きい受注案件の反動による減少が生じたことに加えて、児童生徒向けの1 人1 台の学習用端末と、 高速大容量の通信ネットワークを一体的に整備する構想(GIGAスクール構想)において、2019年12月に閣議決定さ れた補正予算案2,318億円が盛り込まれたことにより、交渉中の案件内容に見直しが行われ、当連結会計年度に獲得 を見込んでいた案件が、翌連結会計年度以降に繰り越される見込み」で一応理由ありですね。

それで目先通期がでて普通に絶好調ですね。好調だったので反動あるかもだけどとりあえず普通に好調という感じです。

 

 

財務

資産増。通期総資産193億で流動171億の現金157億。現金右肩。

もうほかのもの見る気もおきないですが目先自己資本比率低下。

負債71億で前受56億で自己資本比率悪化は前受の急激の増加のせいです。

絶好調すぎて財務悪化みたいな感じです。

 

CF

営業CF。安定というか右肩に近い。FCF安定。右肩に近い。

増配しながら現金積んできてる感じ。

 

日足週足月足の値動き判断

日足でさげてあげかもみあいか。
週足でさげ
月足であげてさげ
確認。

評価・売買判断

ソースネクスト

テクニカル的には、2013、2018年あたりに大きく上昇。2013年は以後長くもみ合い感あるし、2018の上昇も773から142までで結局全戻し感でてますね。

この上がったけど戻してだいたい2014-2018の水準でここから反転上昇、水準をわってさらに下落かもみ合いを見極める感じでしょうか。基準は目先反転142とか2013年以降安値95をみながら202とか385超えを覗うみたいな。


ファンダ的には、ポケトークがヒットして他の商品も投じるなどしようとしていたところにコロナが来ていろいろピンチ。ポケトークは減りながらも米国などで頑張ってる感はあるも、他のソフトとかも苦戦で赤字まで。

目先は営業CFも赤字で現状借りてしのいでおり急激に財務悪化してきてます。正直かなりしんどそうな状況にはなりそうです。

とりあえず減収や赤字に歯止めをかけたいところですが、さて。

歯止めかけられないと数年後にはわりととてもやばいことにもなりかねないとは。

評価。

PBR2ほど。赤字なのでPERなし。

いちおうここ五年で最底辺のPBRをつけているところはつけている。まあでもこれはコロナで状況も変わって、正直倒産まで可能性はありそうで状態を素直にみるとPBR2でも過剰評価とは判断できるというか、ある程度の復活は織り込んでいるとは見れるんだけどもう半分低位株というかボロ株みたいな領域なのではないか。

あとはそれが継続する前提も怪しいかもしれないとした上で、優待でオンラインでソフト等を買い物できるポイント。長期はいると4000ポイント分買えたりします。額面で5年持てば回収にはなる程度にはなってるし、メル○○でも6掛けくらいで成立してるので利回り14%くらいはあったり。

まあ、倒産もちらついて優待も続くかは極めて怪しいですが、単元2万円しない程度だし、復活するシナリオだと大いに報われそうで遊びで拾っておくのはなしではないかなあみたいなところはありそうです。

 

トレンドマイクロ

ウィルスバスター・・かは分からないけどセキュリティソフト企業でグローバル。

ド安定で、財務も健全CFならより盤石で長期安定成長企業。目先は減益も順調の範囲ではないか。

安定的に稼ぎそして多くを還元してる感じ。なのでROEのわりにはBPS成長率などは低めに出てますね。

評価。

PER33とかPBR4.5とか。高評価ですね。もちろん高評価される理由もあると思いますが、還元率が高いことも相まり高評価で利回りがさがる構造になってるのをどう考えるか。・・ってのもありますが、っ評価自体も現状比較的高めでトレンドマイクロで2013年以降で平均PERは28程度で、利回り上げる意味でもより安くしてほしいって意味でももう一声とかはいいたくなるかなあというか自分的にはもう三声くらい。

 

デジタルアーツ

セキュリティソフト屋。売り切りでもなくストック性は高く業績はド安定だし規模もまして収益性も上がってきてて、非常にうまく回ってるソフト屋という印象。

CF盤石で財務もど健全でケチがつけがたい。自己資本比率悪化は前受金の増加でむしろ業績好調なため。

評価。

PER30のPBR8。当たり前だが評価は高め。これはデジタルアーツとしては比較的低め。2013年以降平均PERで40程度です。2015年以降の低めくらいの水準。今後も延長線上に続くとするのなら検討してもいいのでは?とかは。2014年以前だともっと低いPER水準ですしPER15以下もありますね。この辺をどう考えるか。

あとは、超高PBRの高ROEなので減益とか低ROE化とか成長鈍化などはひどい目にあうとなりそうです。だからそのへんもどう考えるかって目先はその様子もなくむしろROE上がってきてますが。

 

ネクストウェア

ソフトウェア開発。

原価率などみるに受注開発とかですかね。

業績は以下の通りで伸びてる感じでもなく赤字混じりでBPSも増えてる感じでもなく現状維持でいっぱいの企業のようには。

というか剰余金マイナスですね。通算で儲かってないです。営業CFも赤字も多く、財務は調達側が多く総じて普通に厳しいという印象。

PBR1.2ほど。低ROEとすると普通に過剰だし、もっと低PBRでもっと安定してるものはいくらでもありそうとは思います。

なにかの理由で業績が一変するなどあるとかならええんじゃないの?って思います。・・そうでなければ良くないというか選ぶ理由あるんですかね?と言いました。

 

参考データリンク

 銘柄スカウター:https://info.monex.co.jp/news/2017/20171026_01.html

 株プラス:https://kabu.plus

 IRBANK:https://irbank.net/

その時の感情気持ち(個人的な独断で考えたことも加えてみる)

もうだから通常運転。

今年はPERの切り上げはかなり諦めてる。

 

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記事補足してます。

用語解説(日記比較編)

この記事の表とデータとエクセルの黒グラフは以下のツールで作成しました。

銘柄スカウターで銘柄比較表

(3179)シュッピン/日記(比)

f:id:kamomenotoushi:20201015161333j:plain

投資関連で日々比較や分析したり、思ったこと感じたことを書いていく日記です。 あくまでもあとから見なおして俺って馬鹿じゃんと問題認知確認するためにやりましょうという課題ですので、ここに書いてあることを真に受けて損しても知りません。 今日は比較。業績データはだいたい銘柄スカウターさん。株価・指標データは株プラスさんで財務は最新通期実績。またIRBankさんも見ながら記事を作ってます。

比較銘柄

シュッピンとその他

株価

1093円(人々は、頂点を取って叩きのめされるもまだリベンジを諦めていない。)

各企業の数字と比較しての感想

コード 3179 7618 2674 7358
企業名 シュッピン

ピーシーデポ

コーポレーション

ハードオフ

コーポレーション

ポピンズ
市場 東証PR 東証PR 東証PR 東証PR
業種 小売 小売 小売 サービス
時価総額(億) 262.1 164.7 113.9 197.2
株価 1093 313 816 1938
決算期 2022/03予 2022/03予 2022/03予 2022/12予
予想売上(億) 415.8 338.0 245.0 260.0
予想営業利益(億) 29.7 9.7 15.0 16.0
営業利益率 7.13% 2.87% 6.12% 6.15%
予想純利益(億) 20.7 5.0 10.0 10.5
売上成長率(年複利/期間) 15.2%/10年 -1.5%/15年 7.6%/15年 11%/4年
EPS成長率(年複利/期間) 39.2%/10年 -0.1%/15年 2.8%/15年 47.5%/4年
BPS成長率(年複利/期間) 24.4%/9年 9.6%/14年 3.5%/14年 81.3%/3年
PER 11.44 31.62 11.33 17.90
PBR 4.68 0.6 0.85 2.54
ROE 40.9% 1.9% 7.5% 14.2%
ROA 16.4% 1.3% 5.5% 8.0%
配当利回り 2.56 4.47 4.9 2.06
配当性向 29.3% 141.4% 55.5% 36.9%
総資産(億) 126.1 372.2 181.1 131.3
自己資本(億) 64.0 264.6 130.0 73.9
自己資本比率(%) 50.7 71.1 71.8 56.2
一言感想 あげあげ 後退蓄財 あげ あげ

 今週は比較。配当優待利回りを見ながら気になったものをチョイスして比較します。低位株多め。比較の会社と数字は上記の通り。各データは2022年05月10日取得。シュッピン。カメラとか商材を絞った中古新品小売を何個か。比較に最近聞かないPCデポ(これも利回りで引っかかった)といろんな商材を一個でやるハードオフ。ゲストにシュッ”ピン”仲間のポ”ピン”ズ。

シュッピン

業績

時計、筆記用具、自転車もやってますがカメラが主力。

高額になりやすい商材に絞った各種専門店(新品、中古)を展開してる感じですね。

WEBを使いこなしてる感じで、WEB会員は右肩でWEB関連KPIも多くそしてそれぞれ順調さを感じますね。

中古比率は半分ちょいくらいですね。結構普通の小売。

業績は2020,2021は足踏み入るも成長で来てますね。売上複利15.2%/10年とかなので結構な高成長です。この記事投下時点では決算でてそうですが、2022の増収は2020、2021の反動もありそうで、成長ペースは落ち着くとみてたの方が精神的に楽そうな。

一応

2020年カメラで「消費税率引き上げ直前の9月は駆け込み需要が高まったものの、その後の反動減の影響及び他社ショッピングサイトの取引きが減少し、あわせて新型コロ
ナウイルスの感染拡大にともないメーカーからの一部商品供給の遅延や新製品発売の延期などもあり」

2021「外出自粛や景況感の落ち込みによる消費マインドの一時的低下、一部メーカーでの製造ライン停止による商品供給不足や新製品発売延期と入国制限にともなうインバウンド需要の落ち込み等」

で足踏みですね。逆に言えばこれらの逆風で減収を2%程度で済んでるともいえるかもしれません。今期はそれでだんだん通常運転に戻ってきてる感じですね。

あとは利益率やROAなど小売としてはかなり秀でているという印象です。ROA10%でるのはなかなか珍しい。ニトリが近いですね。MonotaROやZOZOなどは置いといて小売でも上位の収益性を誇るとはなりそうです。

大きくはこの傾向を続けられるか?になりそうです。

だから目先順調。反動かそうでないかは考えたほうがいいかもしれない。

 

財務

資産増。

前期末総資産126億。流動111億で流動よりで商品68億売掛21億現金18億あたりが主な資産でだいたい資産は商品、現金手形くらい。

負債はまとめて62億で負債≒商品くらいですね。有利子負債39億にあとはこまごま。

目先3Qでも商品、売掛増やす形で資産増ですね。負債ものばす形で借りて商品を確保するムーブを拡大してる感じです。

買い取り順調とはなりそうですね。不良在庫を買ってる疑いもできなくもないですが商品を増やしながら拡張してきたわけでひとまずその延長線上にあるとみるのが現状妥当だろうとは。というか、目先はそれまで守ってきた自己資本比率50%前後を大きく下回る形になってきてますね。アクセルを踏んできてるになりそうです。

 

CF

営業CFはだいたいプラスだけど2021はマイナス。2021は棚卸しの増加が効いてそうです。それで今期もマイナスになりそうな気配ですね。

財務で補う感じもあります。

それで、在庫を増やしながらっで投資もありでFCFは現状あまり出てないとなりそうです。このへんは成長が強いほどFCFは出にくいところはありそうで注意点かもしれません。FCFが出るようになることは成長鈍化を示すにはなりそうですので。

 

ピーシーデポコーポレーション

業績

一時はビジネスモデル的に注目浴びたり悪名を轟かせたりしたのですが最近は名前を聞かなくなり、久しぶりに見ると株価も低迷で業績も売上減って冴えない感じ。

ただ黒字維持でBPSも伸ばしていて堅調?といえば堅調。いや衰退局面だけど。

とりあえず業績推移。

決算説明資料見ると

説明会資料 | IR資料室 | 会社情報/IR | PC DEPOT

サブスクとうたってる月会費のデジタル機器サポートサービスの売上比率がかなり高くなっていて(目先50%ほど)をさらにあげるとしてもうあまり小売じゃなくなってるところはありますね。

といか70%くらい非小売ですね。

サブスク会員もこっそり増えてて、じょうじゃ・・じゃなかったサポートを必要とする方向けを囲い込んでよろしくやってる感じは。

それで去年あたりで会員システムを変更したようでネットで既存のプレミアムメンバーの申込みができずまた、サブスクプランの詳細がわからないというかプランの説明申込みは店舗でやってる感ありでこのあたりは情強の凸炎上を避けるこすいことをしてるようにも。

サブスク型モデルへのCX~PCデポのケース | 株予報コラム

「新ビジネスモデル 独自のサブスク型へフルモデルチェンジ」

https://www.belletk.com/pcdepo202106.pdf

現在新規申し込み終了でかつHP上で現在募集しているプランの詳細は見つからず。

まあ方向性としては、家庭のデジタル担当として月額での各種サービスにあたるのを強化の方向性は変わらずというか強化にはなりそう。

会員は増えてるとなりそうで、全体減収が転じると景色は変わりそうなところはありそうで、会社資料や周辺記事をみてると去年辺りから勝負来てる感はあったりなかったり。

反転かはわからないけど。目先3Qが増周に転じてはいますね。

あとこれは象徴的に見えたけど、プレミアムメンバーのみの入店できる時間を設定などわりとじょうじゃ・・じゃなかったお得意様優遇の姿勢は明らかにでてきてるのかなとは。このへんの姿勢をどうみるかはありそうです。

 

あと今期はいろいろ上記にまつわる移行期になりそうで、コストが掛かってるようで下方など出ています。

このへんを早く片付けられるか?は一つの視点ですね。

 

財務

2017年まで資産増で以後横ばい感。

前期末総資産372億うち流動268億の有形52億で流動より。固定は2019まで減らしてまた目先増えてるね。建物も2016年まで増えて足踏みで2020、2021でまた伸ばしてるところはあります。

流動は2016年まで伸びて以後足踏みで2021は増えてて2020、2021でいろいろ反転感あります。流動は現金114億の売掛93億で売掛は2016年まで増えて、以後減ったのが2019年からは減り止まってる感じで現金も増えてますね。

これは悪名高い割賦が一時から減って、減り止まった感はあり騒ぎで逃げた顧客が逃げ切ったようなところはあるかもしれません。あと割賦商品販売からサービス提供に比重が移ってきたとか。

負債はまとめて107億。借り入れ案外多く57億。ほかは細々普通の現金持ちであるし財務自体は良好。その気になれば借り入れも返せますね。

目先3Qも総じて傾向は同じだけど、借り入れ増やして有形固定を増やすムーブしてますね。

 

CF

営業CF安定的。特に2017年以降は規模がでてる。まあこれは売掛を現金に変える動きとなりそうだけど。投資しながらFCF出してる感じですね。

現状増配傾向。

 

ハードオフコーポレーション

業績

ちょっと上の2つで疲れましたので流します。リサイクルショップだけど、売上は増収傾向も利益率低下で減益が続いてましたが目先計画で反転。

今期は大幅増益で好調ですね。

上方「国内の既存店売上高およびインターネット売上高は計画を上回り好調に推移いたしました。海外におきましても、米国の3店舗が新型コロナウイルス感染症拡大前の水準以上に回復し、台湾2店舗も計画を上回り、好調に推移いたしました。」

2017年以降低ROEに突っ込んでまして、2019年以降は還元負けでBPSは減ってる感ありましたが、これで利益率減に歯止めがかかる展開になればROEもかなり回復し、還元も余裕が出てなかなか面白くなるかもしれませんね。そしてなにげに減収はなくかなり底堅く長期に成長を見せています。

 

財務

資産増。自己資本比率も高く財務は良かったのですが、2019年以降還元負けでBPSが増えなくなり、2020以降ではしてなかった借り入れも始めてますね。まあ自己資本比率の絶対は高いですが。

商品と建物あたりは伸びてて店舗増えてる感はでてます。

そんな中で財務が悪くなり始めたところなので、ここでROEが戻ってくれるかはわりと分かれ道な気は。

 

CF

営業CFは出てて、FCFもでてるけど還元踏まえると足が出そうなとうか出てそうな雰囲気。実際2021は減配入りましたね。

2022計画は戻してますが。

なので、FCFでるも還元に吸い取られて居た形が目先利益反転でどうなるか?みたいな。

 

日足週足月足の値動き判断

日足であげっぽいもみあい
週足でさげてあげ
月足であげて調整ですかね。
確認。

評価・売買判断

シュッピン

テクニカル的には、上場から2018年まで強めに上昇も、以後は大きく下げコロナまでに1908から516まで。でも大きく落ちるたびに戻す気配はみせてて、目先は2018年以後の高値1325を破る高値1484をマークした感じでいちおう調整の中で上値を取ろうとするところも見受けられますのでこれに乗るのは一つの視点。ただやはり1908よりは下なので調整で過信も禁物か。

基準は週足直近安値957をみながら1484を越えていくなら調整を抜け出すことに向かう流れでこれらあたりでしょうか。

 


ファンダ的には、順調な小売。高額になりそうな商材の専門店をいくつかネットをかなり活用。

コロナでインバウンド等の逆風で足踏感ありますが目先はそれを越えてまた順調に戻ってきそうなところもあり、在庫などをかなり増やしてきてます。これを反動か?どうかが見極めポイントでしょうか。在庫を伸ばす感じの成長なので伸びてるとCFは赤字になりがちで得に目先はその傾向が強く財務は悪化してるのをどうみるか。

あとはでてる数字からは小売としてかなり優秀とは。MonotaROとかZOZOには及ばないけどニトリならあまり遜色を感じない収益性はみせてそうです。

評価。

PER11のPBR4.5とか。みせてる収益性成長性からは評価低めな印象で成長鈍化、収益性悪化の警戒は織り込んでそうな。実際にシュッピンとしては上場からも最底辺なPERつけてそうなところはあります。

一方高PBRなので減益というかROE下がるのは普通に無茶苦茶デンジャーには思えるのでだから順調が続くかですかね。続けばそのうち明るい未来はありそうな評価水準には思えたりはします。あるといいですね。

ちなみに優待は2年持つと年間一万円分の買い物券で配当も合わせて利回り額面11.7%でてます。まあ買い物券は1決済で5000円分のみ使用で高額決済には向いてないところありますが。ちな○ル○リすると目先相場で配当込みで8.4%とかです。

 

ピーシーデポコーポレーション

一時期騒ぎになった感じの企業ですが、その後も利益は出し続けより月額会員を増やしてさらにその方向を強めようとしてる段階には。

その以降で減収もありコストも掛かり目先業績は冴えない感じですが、トンネルをぬけると明るくなりそうにも。で、トンネルを抜けられるかどうかで見方は変わりそうです。

CFはかなり筋が良さそうで、会員ビジネスになりより安定感はでてそうです。なので財務も良さげですが目先は投資もあり借り入れ増やすなど悪化も。このへんもプラスとみるかマイナスと見るかは分かれそう。

評価。

PER31のPBR0.6。低ROEなのでPERはいいとしてPBR0.6は普通の冴えない小売の評価とは。実際業績さえないので妥当っちゃあ妥当ですが、なのでここを小売と見るかとさえないから脱出できるか?が視点となりそうですね。

だから現状は冴えない小売でそこから抜け出せないという評価帯には見えます。

PBRでは2015年以前にならないとない評価水準のようですね。

ちなみに優待を非会員で額面評価すると配当優待で7.6%ほど。ちなメ○カ○でらしい価格とすると6.0%とか。

 

ハードオフコーポレーション

リサイクルショップだけど、長期にお店を出す感じで増収がずっと続き赤字などもないんだけど、近年は低利益化、低ROE化で還元負けする形でBPSが減少にそれまでしてなかった借り入れも始めるなど財務も悪化する気配だったのですが、目先利益が回復してきてこれが利益率低下のトレンド反転か否か?の分かれ道みたいなところは。

これで利益率ROE回復してくれるとなかなか明るそうですが。そのあたりをどうみるか見極めるかでしょうか。

評価。

PER11とかPBR0.8とか。普通の堅調な小売っぽい評価には。もしくは少し低めの評価かもしれないくらい。ハードオフとしても2015年以降なら比較的低めかなあくらい。

ROE回復しないと冴えないというかBPSを減らしながら還元ですが、配当利回り高めでこれでバリュエーション決まってそうな。BPSちらしながらだと減配に怯えながらになりそうであまり選びたくないなとは思います。なのでやっぱり回復するかじゃないでしょうか。

 

ポピンズ

株価的には上場からふいて奈落して上場初値下回る上場ゴール感強い在宅に保育とか介護派遣とか保育学童運営。保育学童が主。

 

伸びてるけど成長率は高い方でもなくそれで在宅にしろ園運営にしろ労働集約感が強く原価率も80%近くであまり規模で収益率向上も期待しにくいと多くの保育サービスというか派遣みたいなものと近い事業性はもちそうです。現状他の保育とかの競合と比べても抜けた収益性や成長率は見せてなさそうであるし、かつほかはもっと低PERに抑えられてる感もありまだなかなかゴールが足りないのでは?という印象は受けたりします。

まあ財務は改善してたりFCFもちゃんと出てたりだしROEなどもそんなに低くもないからまあ絶対的になしとも言えないんだけどでも、これを選ぶならほかを選んだほうがいいよね?とは思っちゃうのでそれを乗り越える強い理由がないならやっぱり他でいいのではないか。

 

参考データリンク

 銘柄スカウター:https://info.monex.co.jp/news/2017/20171026_01.html

 株プラス:https://kabu.plus

 IRBANK:https://irbank.net/

その時の感情気持ち(個人的な独断で考えたことも加えてみる)

もう通常運転。

自分は各種ルックスルーのものが良くなって終わったくらい。

 

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記事補足してます。

用語解説(日記比較編)

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