大河の一滴

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まったり一滴を注ぎ続け大河になる大河をつくることを目指す投資ブログ

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(3606)レナウン/日記(比)

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投資関連で日々比較や分析したり、思ったこと感じたことを書いていく日記です。 あくまでもあとから見なおして俺って馬鹿じゃんと問題認知確認するためにやりましょうという課題ですので、ここに書いてあることを真に受けて損しても知りません。 今日は比較。業績データはだいたい銘柄スカウターさん。株価・指標データは株プラスさんで財務は最新通期実績。またIRBankさんも見ながら記事を作ってます。各データは11年11月12日取得。

比較銘柄

レナウンとその他

株価

113円(人々は、ジャンプ力が衰えて行く中でもジャンプを試みて何回も失敗してる。)

各企業の数字と比較しての感想

コード 3606 3045 8029 8905
企業名 レナウン カワサキ

ルック

ホールディングス

イオンモール
市場 東証一部 東証二部 東証一部 東証一部
業種 繊維製品 卸売 繊維製品 不動産
時価総額(億) 114.5 26.7 90.6 4031.5
株価 113 920 1178 1772
決算期 2019/12予 変 2020/08予 2018/12 2020/02予
予想売上(億) 535.0 18.5 440.2 3,260.0
予想営業利益(億) 1.0 3.7 16.6 620.0
営業利益率 0.19% 19.86% 3.76% 19.02%
予想純利益(億) 3.0 2.2 21.7 337.0
EPS成長率(年複利/期間) #NUM! -6%/13年 16.3%/11年 5.6%/12年
BPS成長率(年複利/期間) -7.7%/11年 0.6%/12年 2.8%/10年 10.9%/11年
PER 37.67 8.99 3.47 11.96
PBR 0.57 0.48 0.4 1.07
ROE 1.5% 5.3% 11.5% 8.9%
ROA 0.8% 3.3% 6.5% 2.8%
配当利回り 0 2.72 2.55 2.26
配当性向 #VALUE! 24.4% 8.8% 27.0%
総資産(億) 397.1 66.5 331.9 12032.1
自己資本(億) 219.2 41.0 228.7 3833.9
自己資本比率(%) 55.2 61.7 68.9 31.9
一言感想 低迷 減収増益 あしぶみ あげ

 今週は比較。営業CF復活企業(http://kamomenotoushi.hatenablog.com/entry/2018/03/25/210000)を眺めて気になったものをチョイスして比較します。比較の会社と数字は上記の通り。レナウン。名門服屋。比較に同業っぽい。ゲストに服屋がテナントに入るイオン。

レナウン

業績

 歴史ある老舗のアパレルだけど随分低迷も入り今残ってるのはかなり残骸みたいな。

リーマンあたりにかなりの赤字をだして2011年に売上を半分くらいにしてるね。そこで事業を切ったんだろうね。

2011年「売上高につきましては前期に実施いたしました連結子会社アクアスキュータムロンドン及 び株式会社レリアンの株式売却に伴い両社が連結対象から外れ」とやはりそうですね。

しかし大きな子会社を切った後も赤字も多くなかなか業績も安定しない中売上も減らしという感じの中で今回のスクリーニングに引っかかってますね。これが復活の契機になるのか。とりあえず2Qまで終えて赤字ですね。駄目ですね。

ただCFですが、営業CFは2018、2019と黒字で今期も黒字で来てるのでまったく同しようもないかと言うとそうでもないかもしれません。

 

財務

資産は増えると言うよりは横ばいか減るぐらい。リストラ局面ですね。流動資産>総負債で現金>借入金などで財務はめっぽう綺麗かと。

気になったのは2018年に商標権が大きく増えてますね。調べると商標権買ったようです。

レナウン、国内での「アクアスキュータム」商標権を取得 | 商標登録ファーム( J-star国際特許商標事務所)

資金は短期借り入れで賄った感じですかね。

と、このように動きはあるっちゃあありますね。

 

CF

営業CFはマイナスの年もありこれが大きかったり営業CFが出ても小さいなんて感じでしたが、ここ二年及び今期は営業CFプラスの推移ですね。 ここ二年で投資は加速ですが無形固定資産の購入となりそうで上の商標権っぽいですね。この辺をどう考えるか。

見方によっては営業CFが安定してきたので次の施策を打ってきてるとも見れなくもないですが・・

あと利益剰余金はマイナスなので当面還元などないんじゃないかな。

 

カワサキ

業績

 タオルハンカチとか小物とかの輸入販売。営業赤字を出さない程度の安定感。成長はあまりなさそうで売上も過去のピークは破れてないですね。その中で近年は割と好調で利益で計画では過去の2004年あたりのピークに並びつつあります。BPSなら右肩に近い推移ですね。ROE下げてるので溜め込み過ぎの懸念はありそうです。

で、本業の服飾は赤字のようですね。というか伝統的に赤字のようですね。しかし賃貸倉庫事業でその補填して余りある感じで利益出してる感じです。で、太陽光発電も始めたようでIRライブラリを見てもせっせと太陽光発電の発電量を開示してあまり本業?そっちのけというか不動産とか発電が本業の体を呈してます。というか直近決算で不動産の売上がタオルを越えたっぽいですね。

強気の今期の計画ですが下振れしてますが前年からは大きく増益ですね。・・見ると計画は毎年強気感あり毎年下振れしてそうです。今期も増益の計画ですが控えめに見てたほうが良さそうです。

 

財務

 見えてたけど、資産のだいたいは有形固定資産。だいたい土地建物。このあたりがだいたい倉庫とか賃貸不動産とか太陽光となりそうだね。流動資産は少なめで、普通に流動資産<流動負債でかつお金全然持ってなく、一見危なさそうだけどそういうことじゃなくて不動産のCFが堅いからこうなってると見るべきかなと。自己資本比率もそれなり以上に高いです。

借り入れは減らすと言うか減らしつつまた増やして余裕を見たら借りて不動産増やしてる感じだろうね。建物とか増やす傾向だし。

 

CF

 営業CF安定。投資は時々大きいのが入る感じでそういうときはFCFマイナスも長期には普通にプラス。還元はあまりやる気なく増配は思いっきりできそうだけど利益連動感あるね。やる気ないね。ですが以外に自社株買いもそこそこしててそれも踏まえると少しやる気ないくらいかな。

 

ルックホールディングス

業績

 リーマン及びそれ以前は赤字なども多かったのですがリーマン後には安定で黒字が続いてます。一方で薄利だし成長感も・・まあ売上は増収傾向ですね。ここらをどう考えるか。毎年増益する感じじゃないけど進歩感もある感じです。みると売上原価が下がる傾向がありますね。増収が続くならどこかで伸びてくるかもしれません。

3Qでいちおう増収増益。計画はいちおう上振れ多いですね。保守よりな感じ。

 

財務

 借り入れもほとんどなく財務は改善傾向で自己資本比率ももう高いと言える水準ですね。資産は流動寄り。現金が増える傾向借り入れも手持ち現金で一掃できますね。問題なしかと。

CF

 近年特に営業CFも安定し投資しながらFCFも出てるかなと言う感じです。というか投資CFは定期預金で水増しされてそうでFCFはもうちょっと余裕ありそうです。ていうかお金増えてるので普通に余裕。よって還元も余裕ですが過去は現役時に無配にしてますのでそこをどう考えるかですね。

 

日足週足月足の値動き判断

日足で三角持ち合いっぽい
週足で下げ気味も少し反転感
月足でさげ
確認。

評価・売買判断

レナウン

テクニカル的には、 長期の方向性としては上げという感じじゃないですね。とはいえ下は90円80円台で跳ね返されてるので一定の底堅さも。といいつつ2018年にそれまでつけてなかった80円台をつけてるのを下落と考えるかだね。84円からは上昇と取れるのでより短気な視点で三角を意識して持つのはありかもしれない。底は103円、106円そして84円とか。


ファンダ的には、営業CFの安定が見れるのはかなり久しぶり。その中で商標権を取得など先に対する動きも見せてきてるけど、直近はまだまだ赤字で予断を許す状況ではなくあまり楽観的な見解を持つのも。ただ潰れるとかそういう局面ではもうなさそうです。

あとは実際の黒字化などを見るとかその取った商標権のブランドとかをもうちょっと調べてからでもいいかもね。ここではやりません。

評価はPBRで色んな意味でこんなもんと思える0.5程度。上も下もある段階。もし黒字安定なんて局面がくるなら妙味もあるかな?と思える評価帯はそうですね。黒字安定が来るとは言ってません。

 

カワサキ

 事実上の大家でタオルは副業。大家業は堅調としか。目先も好調です。大家業が。相当以上に堅い商売してると思って良さそう。

成長性はあまりなく堅調な2011年移行でBPS成長及び配当で7%程度で低PBRも踏まえるとリスク抑えめでインデックス程度みたいな目論見ならわりと適正かもしんないくらい。あとは安ければ。配当狙いは減益で減配してきそうだからそれを許容できるならこれもありかもしれない。今は言うほど安くなさそうです。

 

ルックホールディングス

成長性とか収益性とか冴える感じではないけど地味に状態がいいような。財務CFには十分余裕がありとなりそうです。一方シクリカルな面もありそうで過去には赤字連発で無配落ちも。このあたりをどれだけ警戒するかだね。現状の状態を踏まえPBR0.4程は過小評価感も感じます。過去にはもっと高い位置に置かれたこともあります。ただ低い位置にも置かれててそのへん判断難しそうですね。 

 

イオンモール

かなり安定的な成長。赤字なしで利益率も高い。11年BPS複利成長11%はPBRを踏まえても過小とみれなくも・・・近年は成長速度が落ちてるのでこんなもんかも。

財務は悪いです。借り入れしながら不動産を取得しそれを賃貸するいわば大家なので。ただ自己資本比率などは安定で普通に順調とは見れそうです。

営業CFは安定ですね。増える傾向も。同時に設備投資は多めで常にFCF赤字にして投資してる感じ。

まあ現状は順調と言えるのではないか。配当や優待利回り当たり見ながらならそんなに悪いことならないかなとかは思います。

 

参考データリンク

 銘柄スカウター:https://info.monex.co.jp/news/2017/20171026_01.html

 株プラス:https://kabu.plus

 IRBANK:https://irbank.net/

その時の感情気持ち(個人的な独断で考えたことも加えてみる)

いつもどおり何もないといいつつ。エクセル群の値上げをしようかなと考え中。

値段下げてもあまり売れないという印象だし、費用対効果という意味では安くしすぎだと思ってるのもそうなんだよね。

なので簡易版の有料化も含めて考え中。

 

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記事補足してます。

用語解説(日記比較編)

この記事の表とデータは以下のツールで作成しました。

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