大河の一滴

大河の一滴

まったり一滴を注ぎ続け大河になる大河をつくることを目指す投資ブログ

MENU

個別投資事例振り返り:じげん

スポンサーリンク

FPかもめとしては特に印象に残ったよね?と言えそうな投資案件をつらつらとその振り返りをしていくというエントリー。

 

これは見込み違いで失敗事例となりそうです。

ちなみにその他の事例は以下

kamomenotoushi.hatenablog.com

 

事例:じげん(3679)

直近のギガプライズに続き連続ですね

 ギガプライズは成功事例となりますが、今回は見込み外しで失敗となります。

2020年2Q決算で下方修正とまでなり、これは見込み違いとなったと判断し大部分を処分しました。

2020年3月期 第2四半期決算説明会資料

http://contents.xj-storage.jp/xcontents/AS80135/4cb610fe/a2e8/439b/8688/946968496b60/20191112150512856s.pdf

残念ですが仕方ないですね。

 

買った理由とかは以下

 ここで拾ってこれは傑出していい会社だとしてPER40ほどの高評価も許容して買いました。

 

kamomenotoushi.hatenablog.com

それでこれは面白い企業だと思いビジネスモデル議論をされてるすぽさんのブログのお題にもっていくとかもしたのですけどね。

 

www.spotoushi.net

資料も作成してますが、これは今でも見れます。

drive.google.com

自分が買った理由などはこの資料に粗方載せましたのでそれでも見ていただければと。

 

その他いくつもじげんに触れる記事も書いてもちろん主力の方でした。

kamomenotoushi.hatenablog.com

kamomenotoushi.hatenablog.com

kamomenotoushi.hatenablog.com

 

わりと早々に見込みが外れてしまって残念です。

まあ外れるなら早いほうがいいか。

 

しかしながらこの結果は想定していた中の1シナリオとなりそうです。

自分の作成した資料の6番考えられるリスクにてふれた成長鈍化、そうなればPER15以下でもおかしくなくという考えで売ったところでPER22程なので想定したシナリオに従い逃げたという話です。

というより自分が期待したのは20%程度以上の企業成長ですので、これはもう明確に見込み外しということで・・

 

見込み外しは撤退という方針に従い投げたという話です。

 

売買経緯としては

2018年8月の上の記事で目をつけ優秀だとして、またこれはすぽさんのところで面白そうな題材だと思って議論題材として提案。

提案する以上は持たないとねということで買いましたが、同時にやっぱり決して安くないと判断で比率定めてその中で抑制的に保有として上の資料通りに下がれば買い増しという方針でしたね。

で、10月末と12月末に大きく下がったタイミングでナンピンしてますね。これも上の資料で立てた計画に従っての計画的ナンピンですね。

その後5月本決算前に会社は順調だとして買い増ししてますね。

この時点で自分が考える持ってもいい量の限界に近いところでした。

 

5月本決算は悪い感じではないと思いましたが計画の弱気が気になるところでした。

http://contents.xj-storage.jp/xcontents/AS80135/a0c0526b/f3f8/4706/b1b1/09a04106a2c4/140120190514425860.pdf

同時に買収なども考え、なければ自社株買いなどの還元強化の方針も示され、買収などもあるなら見込んだ20%程度の成長も可能性があるとして売るまでの判断には至らず。

 

そして1Q。ここがわりとターニングポイントになったかもしれません。

http://contents.xj-storage.jp/xcontents/AS80135/6902be66/b0e1/489e/ace5/9e1c4023973b/140120190802481929.pdf

成長鈍化感も見えて、ここでもっと有望とできるものに乗り換える形で量を減らしました。 

ここで減らしたのと株安もありPF比率としてはMAXの半分程度になって今回の2Qですね。

 

だから処分理由は見込んだ20%程度の成長は当面絶望的になったと判断して見込み違いになったとしてです。

期待したのは20%程度の成長です。還元などではありません。

 

そして投資結果は・・

1単元観察用に残してその他は処分しました。

その結果その1単元も含めて購入金額に対し-7.6%ほどで、2019年11月の資産状況に対し資産貢献率で-1.0%ほどの結果となりました。

端的にはじげんという銘柄で今の資産に対し1%分損したねということです。

この結果は自分がインしてた期間のじげんの株価推移862円から530円はおおよそ-40%ですので、結果としては見込み外し撤退というものになったけど相当うまく立ち回れたということになりそうです。

いや、ほんとに思った以上に被害小さかったな。

同時に自分の損した銘柄のNO2まで登ることになり損は損だし自分の中では大きな損なんだけどね。

 

 自分としてはこんな投資になりましたという感じです。

 

じげん自体はまだまだ終わったとするにはもったいない会社でしょう。

優秀な平尾社長が退いたわけでもないですし、目下も下方したとはいえ前年越えて計画もちょっと弱気すぎでは?感も感じたりもしますし、依然としてじげんは優秀で高収益な企業であることは変わりなく、PER20程度も十分許容される可能性があると思います。

会社としても重く見てそうでストック収益の強化を課題に挙げて今後はもっとスムーズに成長するなどというシナリオも考えられなくもないです。

そして今回の成長鈍化理由は転職市況などの悪化となりそうで、これがまた好転したら一気に業績が回復成長なんてことも考えられます。

といいつつ個人的にはもうちょっと会社の優秀さで堪えられなかったかみたいなところもありこれは残念。

しかし、また環境が向いたときそれに乗れないほど優秀じゃないともやはり思えないので今後もあるかもしれないというのは変わらない意見です。

 わりと真面目に自分の撤退点は悪材料出尽くしあげみたいな形で反転し株高に向かうかも?とも思ってます。

 

しかし自分はそういうことより自分の見込みが外れたことを重く見て、そのときにその見込を変え・・ゴールポストを変更しながら持ち続けることをするべきでないという判断をしたまでです。

な・・ところですが会社の状況を見ながらあるいは違う見込みを立て改めて買うことはありえなくもないと考えてます。

実際に全部処分せず総会とか観察は続けたいと思って1単元は残したしね。

今は引いた。そういうことですね。

そんな感じで以上です。

 

 

記事を気に入ってくださった方は↓をクリックしてくれると嬉しいです。
 にほんブログ村 株ブログ 株 中長期投資へ