大河の一滴

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(5922)那須電機鉄工/日記(比)

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投資関連で日々比較や分析したり、思ったこと感じたことを書いていく日記です。 あくまでもあとから見なおして俺って馬鹿じゃんと問題認知確認するためにやりましょうという課題ですので、ここに書いてあることを真に受けて損しても知りません。 今日は比較。業績データはだいたい銘柄スカウターさん。株価・指標データは株プラスさんで財務は最新通期実績。またIRBankさんも見ながら記事を作ってます。各データは10年10月24日取得。

比較銘柄

那須電機鉄工とその他

株価

8050円(人々は、平凡な日常に魔法が起きて異世界に連れていかれてる。)

各企業の数字と比較しての感想

コード 5922 3431 3443 4958
企業名 那須電機鉄工

宮地

エンジニアリング

グループ

川田

テクノロジー

長谷川香料
市場 東証二部 東証一部 東証一部 東証一部
業種 金属製品 金属製品 金属製品 化学
時価総額(億) 96.6 128.3 413.3 854.6
株価 8050 1854 6990 2001
決算期 2020/03予 2020/03予 2020/03予 2019/09予
予想売上(億) 228.0 600.0 1,200.0 522.0
予想営業利益(億) 14.5 36.0 48.0 55.0
営業利益率 6.36% 6.00% 4.00% 10.54%
予想純利益(億) 47.0 22.0 43.0 43.0
EPS成長率(年複利/期間) 19.4%/13年 #NUM! 5.5%/10年 0.3%/12年
BPS成長率(年複利/期間) 0.4%/12年 7.8%/12年 9%/9年 4.4%/11年
PER 2.00 5.74 9.52 19.38
PBR 0.52 0.52 0.76 0.91
ROE 26.0% 9.1% 8.0% 4.7%
ROA 13.4% 4.0% 3.4% 3.6%
配当利回り 1.24 3.24 1.14 1.75
配当性向 2.5% 18.6% 10.9% 33.9%
総資産(億) 351.1 556.3 1280.6 1192.4
自己資本(億) 142.7 243.7 545.3 944.3
自己資本比率(%) 40.7 43.8 42.6 79.2
一言感想 あげ加速? いちおあげ まああげ 停滞

 今週は比較。10/24時点の株プラスデータから年初来安値から5%圏内かつROE20%以上かつPER20以下のものから目についたものをチョイスして比較します。ROEが高く質が良い割に年初来安値近くで売られててかつ絶対的(PER20)にもさほど高くないものから選ぶ意図。対象25銘柄。比較の会社と数字は上記の通り。那須電機鉄工。電線とか道路とかのインフラ金属製品メーカー。比較に同業っぽい。ゲストに”なす”のに対抗するのは”たにがわ”だと思うので長”谷川”香料。

那須電機鉄工

業績

 目につくのは直近大きく株価がはねてるところだね。上方修正があったようで、これの幅が大きいですね。加えてPERがやたら低く1.9ですね。これは「生産体制の最適化や資産の有効活用を進めており、その一環として、当社旧砂町工場の土地を譲渡」ということもあって譲渡益による純利益が大きく出てくる感じです。

各施策の一環で上方修正も一時ではないと判断された可能性は見てもいいでしょう。今の所まだPBR0.5程度ですね。

と、いいつつ過去を見ると薄利であまり営業赤字も出さないけど純赤字もチラチラあり、配当配るとBPSもほぼ増えないという正しく停滞企業だったとなりそうです。この手の企業が市場で特に低い評価に落ち着くことが多い印象です。過去見るとPBR0.3どころか0.2を割り込むことが多そうで今はPBR0.25が0.5になったという感じですね。

そんな推移をなんとかしようと思ったのか各施策を出してきてますね。

http://www.nasudenki.co.jp/wordpress/wp-content/uploads/2019/06/Notice-of-Medium-term-Management-Plan-Formulation.pdf

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これらが本当に実現していき業績に反映してくるのか?はポイントになりそうですが、2018、2019で増益が続き計画も保守的なものが出てきたけど早速1Qで撤回上方の流れです。

上の施策が大きく効果が出てきてるともみなせなくもないでしょう。あとは過去計画はだいたい保守的で利益は毎年上振れしてる感じですね。

あとは売上推移の影響が大きそうで売上が注目っぽいなとかは思います。

財務

 BPSがほとんど動かないので、財務蓄積が大きいのかなとか思いましたが言うほどでもなく借り入れはあるし、自己資本比率も低めですね。借り入れはなかなか重そうです。

だいたい借り入れ返して配当配ってなんとか現状維持みたいなのがずっと続いているという感じでしょうか。

 

CF

 営業CFはわりと出る感じですね。2014年に投資していてこれは投資不動産のようですね。それ以外は維持のための投資しかしてない感じでしたが2017から設備投資を強めてきてますね。上の施策の一環かもしれませんし業績にも反映してきてるとも見れそうです。まあそういう局面ですね。

 

宮地エンジニアリンググループ

業績

ざっくり。近年好調。 1Qで増収も減益ですね。1Qもありそんなに心配なさそうですが増収幅も多いのでやはり好調継続というより絶好調となりそうです。

ただ、過去には大きな減益とか赤字もあるので要注意かと。売上が減るタイミングがきつそうです。なので目下は好調としか。

 

財務

 好調なので資産を大きく伸ばしていてます。建設ではなくあくまで金属製品ですので向上とかあり固定資産自体は結構ありますがそれ以上に受取手形・完成工事未収入金等あたりの占めるところが多くまた受注するかが大きな業績左右要因となってそうでかなり建設よりなタイプには思えます。負債も支払手形・工事未払金が大きそうで仕事をたくさん受けると財務が悪化するタイプかと。支払手形・工事未払金は増えてますね。仕事を受けてるということですね。でも自己資本比率は悪化してないので同時に儲かってるということにもなりそうです。

CF

営業CFは大きく入ったりマイナスだったり。これも建設に近そうなタイプ。投資は言うほど必要でもなく現金を相当積んできてますね。 増配するも全然間に合ってないですね。ただ過去には配れそうだけど無配にもなってるのでそもそもあまり株主のこととか考えてなさそうなところはありそうです。

 

川田テクノロジーズ

業績

あまり成長感ないけど近年好調。震災から2016年位まで若干低迷より。と言いながら赤字などはないようでBPSなら右肩となりそうですが。1Qで赤字のものきてますね。1Q赤字は多そうでまた計画自体は保守的で上振れが多いようで下方なども入ってませんね。

 

財務

財務はいい方ではないですし借り入れなどもわりと大きくありますが、財務体質自体はずっと改善が続いています。 しばらくすれば借り入れ完済も見えてきそうな。

 

CF

 CFはマイナスはあるも入るときは大きく入る形で長期のFCFは設備投資もこなしながら数通にプラス。余裕は多くは債務返済に回ってそうですね。配当は余裕ですね。ただ残念ながら利益連動っぽいです。そのうちお金あまり出しそうなのでその時どうなるか?

方針変わるかも?とか思います。

 

日足週足月足の値動き判断

日足で噴火
週足で噴火
月足でよくわからないけど噴火
確認。

評価・売買判断

那須電機鉄工

テクニカル的には、直近吹いてるね。これは月足でも過去の推移をぶっ壊す値動きでトレンドはリセットと考えるのがいいと思う。吹いた後も上昇と見込むなら吹上後の底値、7340を底に見て抜けるならおとなしく逃げるのがいいと思う。吹いた理由は大幅上方修正が理由みたいだね。


ファンダ的には、現状維持にやっとだったが一念発起かしらないけど、資産整理設備投資を進め業績に改善の兆しが見れる局面ですね。今は純利益が土地売却で跳ねてるのでPERで見るのは危険でしょう。営業利益からみるとすでに時価総額は営業利益の6倍程度となってPERに直すとPER10くらいになりそうでさらに利益が伸びないのなら安いことはないようには思えます。BPSくらいは安定的に伸ばせるようになるならPBRでよくある程度の水準になりますね。そのへんを踏まえて。

 

宮地エンジニアリンググループ

近年から目下まで絶好調となるか。ただし建設寄りでシクリカルなところは避けられなく来るとき来るならいきなり大幅減益や赤字までもあり得るとは思ったほうが。ただ近年すごく好調で財務は非常に余裕がある状態まで来てそうで還元余力は相当。ただしあまり株主の方には向いてなさそうで、 PER6のPBR0.5ほども安いとか思わないほうが・・・と思いつつPBR0.5ほどはあまり見ない水準で低いようですね。PERはもっと低いときはあります。だいたい常に先行きを不安がられてると見てたほうがいいでしょうね。

 

川田テクノロジーズ

状態良化が続き悪いことないですね。ただし目下赤字とかあったり利益も乱れ色んな意味で安定しないので評価が伸びるというのも考えにくいか。 

それを踏まえてPER9.4PBR0.75程度はこの手の企業としては安心感のある評価水準ではないかな。実際過去見ると下も上もあるくらい。

会社の気がわかり大型還元でも飛んでくるなら面白いですけど。

 

長谷川香料

長期に赤字もないけど成長もなくずっと足踏みしながらBPSを伸ばしているような停滞蓄財企業。財務も非常に堅いですね。借り入れないに等しく。

 営業CFド安定で設備投資してFCFほぼプラスでマイナスになったと思ったら子会社株買ってるみたいな。還元は子会社株買ってるのはあるけどいうほどお金も増えてないので増益しないとこれ以上はあまり望めないかな。

こういうのは安ければ。今は言うほど安くないようです。

 

参考データリンク

 銘柄スカウター:https://info.monex.co.jp/news/2017/20171026_01.html

 株プラス:https://kabu.plus

 IRBANK:https://irbank.net/

その時の感情気持ち(個人的な独断で考えたことも加えてみる)

今日も特にないです。

風のタクトは面白いけど、もうちょっとダンジョンほしかった。

 

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記事補足してます。

用語解説(日記比較編)

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