大河の一滴

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まったり一滴を注ぎ続け大河になる大河をつくることを目指す投資ブログ

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(7946)光陽社 日記(分)

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投資関連で日々比較や分析したり、思ったこと感じたことを書いていく日記です。 あくまでもいろんな企業の数字を見てみようという習慣でやってますので、ここに書いてあることを真に受けて損しても知りません。
記事は書き溜めておくためアップ時に最新データとずれてる可能性があります。厳密にやるわけでもなくアバウト判断の練習なのです。

注目銘柄(市場/業種)

光陽社

(東証二部/その他製品)

株価

733円(人々は、波に翻弄されて最後には津波で木っ端微塵にされたところ。)

業績財務と指標とそれに対する分析

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 今日は分析。3期現金抜きCF倍率(http://kamomenotoushi.hatenablog.com/entry/2019/01/27/210000)で上位の方を市場統計推移記録表にかけ2016/2/12と10/21比較でよりPBR低くROEが高くなってるものからチョイスして分析。お金入っている割には事業評価が低く、かつ2016年2月より効率化はしてるのに評価をさげてるものを拾う意図。光陽社オフセット印刷用写真製版大手。数字は上記の通り。 業績データは主に四季報CD。最新株価・指標は2019年10月21日に取得。

業績

端的には商業用高級印刷の会社って感じでしょうか。DTPやデザインなども。いろんな高度な印刷ができるようです。

売上も伸びてるのか伸びてないのかで、薄利でいかにも冴えない感じですが、これでも過去の苦難を超え平穏を掴み取った姿となりそうです。2011年以前は赤字を繰り返しBPSなどを大きく減らして普通に存亡の危機に直面していた感じで、リストラの成果か2011年以後は売上規模も減らし随分資産も慎ましくして再出発みたいな感じでそのなかで成長は厳しいも蓄財をして財務を強化してきてるという感じですね。

なのですが・・現在ピンチのようですね。時価総額がこの記事書いている時点で10億ちょいで上場基準で時価総額10億とあるので上場基準に抵触し上場廃止の恐れが突きつけられてます。会社がなくなるわけじゃないですが、これ以上株価下がると株主的にはやばいはありそうです。

その中で1Qで営業利益0ですね。0は中々見ないですが0です。過去の1Q見てもやっぱり薄利なので1Qでもあり参考にならないですが、利益出てない中で上場ギリギリはやはりなかなか背崖っぷちです。

その中で原価率はあまり変わらないけど販管費は下がる傾向ですね。爪に火をともすようなコスト管理で慎ましくしてそうです。

財務

財務はかなり改善が進みました。地道なリストラが効果あったということになりそうです。そして利益剰余金はマイナスからプラスに。ここで配当も再開したようですね。

 中身も流動よりで流動資産>総負債くらいですので財務はかなり綺麗と言えそうですし、現金も増やしてて借り入れも一括返済できるくらいの水準となりそうです。

直近1Q連結で現金18億くらいあって、時価総額は10億なのでここで事業と8億となりますし、借り入れは5億ちょいとなりますので借り入れ返した上でも持ってるお金で事業買うと事業もらった上にお金もプラスですね。

あ、今年連結になったようです。

CF

 震災以後は営業CFプラスで通してますね。

同時に投資CFプラス。見ると固定資産売ってますね。同時に貸借の固定資産推移もマイナス気味です。資産処理を進めてそうです。ただ減価償却も踏まえると言うほど売ってないかもです。

実際2015、2016年には大きめの設備投資も。ここでFCFマイナスですね。も、その他はFCFプラスに来てますね。

 

日足週足月足の値動き判断

日足でさげ
週足でさげ
月足で もみ合いかなあ
確認。

評価・売買判断

テクニカル的には、一応2014年までは高値を撮ってきてるけどそれ以後は高値は破れずまた底値は720も切り下げて下落気味に調整をしている感じです。2014年の底値も近いのでここを底と見てるのがいいのではないか。というわけで660円を底に。

ここを切るなら下落トレンドですねということで逃げて切らなければ調整こなして再上昇待ちみたいなスタイルで。


ファンダ的には、薄利で成長もしてないし冴えない会社・・ではあるけど、財務を見るに改善も続いて悪くなくなっているしまたCFも意外に問題がない中で、手持ち現金やCFから踏まえると過小としか思えない10億円の評価。これは資産ならそれ以上持ってて債務返しても会社のお金で会社自身が買える水準だし、収益性は弱いもお金は稼げてるというもので、これは安いと言わざるを得ませんね。

しかし評価が上場廃止ギリギリです。何かトラブルでもあれば速攻に時価総額を落とし上場廃止が普通にありえる水準で株式買うも売ることができないとなる可能性は考えておくべきかと。

逆にそうならないと割安さも見られ一気に株高も考えられそうで、会社の状態は良くもないけどそんなに悪くもないくらいだけど、投資的にはとてもハイリスクハイリターンな案件なようにも思えます。面白いので1単元とか買って経過を見るのは良い経験になるかも。

 

リンク

ヤフー:http://stocks.finance.yahoo.co.jp/stocks/detail/?code=7946

株探:http://kabutan.jp/stock/?code=7946

IRBANK:https://irbank.net/7946

その時の感情気持ち(個人的な独断で考えたことも加えてみる)

XH芸というのに憧れててTwitterでやると嫌味なのであまり注目も集めてなさそうな週末時価総額低めの企業の特に誰も見てなさそうな日記スペースで。

「今日も下方修正だ。期待した企業の決算で期待を裏切られ投資の難しさが染み自らの無力感が身体を貫く。主力の値動きも想定外でこんなことで投資で戦えていけるのだろうかと暗澹たる気持ちとなる。YHそしてLH

とか数日前なら言えました。今はちょっと後退してHじゃないですかね?ないんじゃないかな?

みたいな感じのことを言いたかった。言ってみてすっきり。

どうもでした。

 

 

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記事補足してます。

用語解説(日記分析四季報CD導入後)