大河の一滴

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(7987)ナカバヤシ/日記(比)

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投資関連で日々比較や分析したり、思ったこと感じたことを書いていく日記です。 あくまでもあとから見なおして俺って馬鹿じゃんと問題認知確認するためにやりましょうという課題ですので、ここに書いてあることを真に受けて損しても知りません。 今日は比較。業績データはだいたい銘柄スカウターさん。株価・指標データは株プラスさんで財務は最新通期実績。またIRBankさんも見ながら記事を作ってます。各データは2019年10月10日取得。

比較銘柄

ナカバヤシとその他

株価

519円(人々は、凪から荒れ狂う時化に巻き込まれつつも船を進めてる。)

各企業の数字と比較しての感想

コード 7987 7984 7846 1802
企業名 ナカバヤシ コクヨ

パイロット

コーポレーション

大林組
市場 東証一部 東証一部 東証一部 東証一部
業種 その他製品 その他製品 その他製品 建設
時価総額(億) 149.4 1944.0 1863.2 7453.2
株価 519 1510 3980 1033
決算期 2020/03予 2019/12予 2019/12予 2020/03予
予想売上(億) 650.0 3,220.0 1,065.0 20,300.0
予想営業利益(億) 32.0 168.0 200.0 1,500.0
営業利益率 4.92% 5.22% 18.78% 7.39%
予想純利益(億) 20.0 144.0 140.0 1,100.0
EPS成長率(年複利/期間) 18.4%/13年 7.5%/13年 11.2%/12年 8%/13年
BPS成長率(年複利/期間) 1.3%/12年 0.7%/12年 6.6%/11年 2.6%/12年
PER 6.68 12.40 11.21 6.74
PBR 0.58 0.84 2.13 0.97
ROE 8.7% 6.8% 19.0% 14.4%
ROA 3.6% 4.7% 12.1% 5.0%
配当利回り 4.24 2.45 1.13 3.1
配当性向 28.3% 30.4% 12.7% 20.9%
総資産(億) 552.4 3047.9 1156.2 22145.1
自己資本(億) 234.0 2071.6 683.3 7689.5
自己資本比率(%) 42.40 68.00 59.10 34.70
一言感想 あげ いちおあげ 増収あしぶみ 増収足踏み

 今週は比較。だいたい成長企業(http://kamomenotoushi.hatenablog.com/entry/2016/01/17/000000)を市場統計推移記録表にかけ2016/2/12と2019/10/9比較でPERPBRを下げているものからチョイスして比較します。利益伸びてるのに2016年2月より評価を下げているものを拾う意図。比較の会社と数字は上記の通り。ナカバヤシ。文房具。比較に同業。ゲストに中より強そうな大の大林。

ナカバヤシ

業績

 過去まで見れば2002~2004あたりに純赤字もあるけど営業赤字はないしわりと安定的な業績。も、成長はないかなあって感じでしたが2016年あたりから何かを掴んだのか利益がはねてまた売上も伸ばしてきてます。

2016年「2016年3月期から2018年3月期までの3か年の中期経営計画(「つぎつぎと、次のこと。」)を策定し~「収益力の強化」「成長力の推進」「株主価値の向上」を基本方針とし、中期数値目標達成に向けた取り組みを開始」な中で「データプリントサービスの事業が好調に推移~家庭用ホームセキュリティグッズのトップメーカーであるリーベックス株式会社の株式を100%取得し、さらに平成28年2月には連結子会社のカグクロ株式会社が有限会社マルヨシ民芸家具の株式を100%取得し、それぞれ連結子会社とするなど、事業領域の拡大~兵庫ナカバヤシ株式会社は平成27年度より野菜の水耕栽培を本格稼働しておりますが、加えてヤンマーアグリイノベーション株式会社と連携し、にんにくの栽培を開始」といろいろ。

中期計画からの方針をもとにいろいろ多角化も含めてやってそれが形になってるようです。

で、減益となった2019も見てみるとここでも買収したり事業編成を変えたりとアクティブに動いてそうですが、コンシューマ向けの店頭販売が不調でここの減益が大きそうです。反面公官庁向けは好調感ありますね。ただ利益率はコンシューマ向けの方が高いですね。にんにくは赤字のようです。

で、利益未達ですがその要因に原材料費高騰、人件費増、物流費高騰、大口受託案件の遅れを上げてますね。すぐに改善しそうにもないようにも思えますので利益は割引いて見てたほうがいいかもです。

そんな感じで1Qですが増収も減益です。苦戦感あります。

 

財務

 財務は良くはないですね。借り入れなども割と重いです。とはいえ流動資産>流動負債くらいでもあるし現金自体も結構もってますし危ないとかはないですね。

あとはやはりメーカーで固定資産よりです。展開によっては大きな減損などもありえるとなりそうですが、まあ今の所はあまり心配なさそうです。

CF

 営業CFは安定で基本FCF出てますし、マイナスになった2014、2015は借り入れして投資してますね。設備投資で固定資産の購入。2016年以降業績上がってますのでこの影響はありそうです。

還元は増配及び自社株買いで強化されてますが還元性向もあがってます。これ以上強化だと毎年の収入からは足が出そうで増益ないと厳しそうな。

コクヨ

業績

 今日も以下は流す程度で。2016年辺りから業績加速は同様ですね。売上は伸びてもないけど利益率が上がる語りで増益です。

計画で減益計画ですが過去は保守的なことが多く上振れが多いですね。ですが2Qで減益理由は物流費の増加とかいってますのでこのあたりは業界全体というかもっと広い分野の特徴かもしれません。

財務

財務は健全。借り入れなどはありますが手持ち現金で一掃できるというか現金増えててそろそろ総負債上回りそう。

CF

 FCF毎年出てるような会社。現金積み上がってきてるね。

さすがに増配してるけど増配ぶりが甘くお金増えてる。

パイロットコーポレーション

業績

 消えるボールペン。フリクションボールペンで躍進。2012~2015年位の躍進はこれが理由かなあと思うところだけど(違うかも)、2015年位は伸びは止まり足踏み感。

ただ上の会社より利益率などで突き抜けてる感じで普通に優秀な業績。これが維持されるかだよね。

2017年にBPS減ってるね。たぶん大型自社株買い。儲かってお金が唸ってそう。

ただ2Qで減収減益。このあたりの踊り場感をどう考えるかだね。成長はないものと見てたほうが無難でしょう。

 

財務

 借り入れ自体はあるけど、余裕で返せると言うやつ。流動資産>総負債くらいだから超余裕。

 

CF

元々営業CFでて毎年投資してFCだすくらいの盤石感だけど 2013年くらいから営業CF水準が上がりお金が余り出している感。

2017年はやはり自社株買い。溜まったお金を自社株買いに使ったという感じでお金自体はそんなに増え続けてる感じでもないですね。一方増配するもまったくまだ配当性向も低くまったく蓄財に追いついてなくほっとけばお金はまた積み上がってくるだろうね。

 

日足週足月足の値動き判断

日足でもみあい
週足でさげ
月足であげ
確認。

評価・売買判断

ナカバヤシ

テクニカル的には、長期には上げ方向。も、調整が深くなる傾向はみれるね。で、週足では765から調整?下落が深くなってきて下げ止まり感は見て取れます。ここから上昇トレンド継続を見込むのはわりとありかもしれない。底は473。このまま765以上まで行けば綺麗に高値安値の切り上げを続ける長期上昇トレンドとなります。だからなるとはいってないです。

 
ファンダ的には、いろいろアクティブに挑戦して増益などしてきてますが直近壁にあたってこれ以上増益はどうかというか減益もちらつく局面か。とはいえ財務は普通なもののCFは堅調で今くらいの水準なら維持は可能そう。増収もあり気長に待つのもありと思えるPBR0.6程度。PERは7ほどは状態踏まえれば安く見えますが下方などもあるかもで過信は禁物かと。減配は過去を見る限り数年くらいは配当性向100%超えもあるのでおそらく維持してくれるのではないか。貯蓄とCFからはまず維持自体は可能そう。

 

コクヨ

大枠の業績傾向はナカバヤシと近いように思えるけど財務CFにこちらのほうが盤石溶融感。ただ評価もその分高いね。減益して株価落ちてくるくらいのほうが配当狙いで買いやすいかも。減益しないで落ちてくるほうがまあいいけど。わりと今そうなってるようです。

 

パイロットコーポレーション

直近減益も見せてPBR2超えはあまり妙味を感じなさそうだけど、収益力は圧倒で財務CFには死角なしという感じで、成長は期待できないかもだけど意外と還元目当てはありかも。というのも現状配当性向13%前後ほどで配当利回り1.1%ほど。これを4倍程度は容易い収益力を見せてます。そんな増配はないと思いますが大型自社株買いで還元性向200%超えとかなってます。つまり還元実績ありでこのままならいずれ自社株買いでも飛んできて平均還元性向今の4倍程度以上は考えられます。

とか見れるなら狙うのもいいかもね。

 

大林組

2016年から好調なやつ。建設は目下好調なのおおいですがなかなかあからさま。成長感もみせてtじわじわ増収増益ですね。1Qでも増収増益です。

財務は悪いですが改善は続いてというか借り入れ返してきて手持ち資金で一掃できる感じです。過去は借り入れが大きくてなかなか返し難いところが返済が進み財務懸念は後退してますね。資金繰り厳しいがある意味建設の特徴だと思いますが、その懸念が事実上無くなってるのは近年の建設系には多い傾向かと。

FCFが乱れるので・・ここはそんなに乱れてないですね。設備投資しながらFCFは長期なら出てます。増配もこなして今の業績続くなら還元は余裕。PBR1のPER7程はこれが続くなら安く感じますね。続くなら。直近本決算で受注残は増えてますね。今の所続きそうです。

 

参考データリンク

 銘柄スカウター:https://info.monex.co.jp/news/2017/20171026_01.html

 株プラス:https://kabu.plus

 IRBANK:https://irbank.net/

その時の感情気持ち(個人的な独断で考えたことも加えてみる)

特にないよね。

 

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記事補足してます。

用語解説(日記比較編)

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