大河の一滴

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(3854)アイル 日記(分)

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投資関連で日々比較や分析したり、思ったこと感じたことを書いていく日記です。 あくまでもいろんな企業の数字を見てみようという習慣でやってますので、ここに書いてあることを真に受けて損しても知りません。
記事は書き溜めておくためアップ時に最新データとずれてる可能性があります。厳密にやるわけでもなくアバウト判断の練習なのです。

注目銘柄(市場/業種)

アイル

(東証一部/情報通信)

株価

2852円(人々は、過去にまぐれで一発あてたあとも努力を怠らず実力をつけ実力で当ててきた。)

業績財務と指標とそれに対する分析

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 今日は分析。ROIC変則三年平均(http://kamomenotoushi.hatenablog.com/entry/2015/10/18/000000)で上位336位を抽出し直近年初来高値から5%圏内にある銘柄からチョイスして比較します。質がよく業績も好調で株価も上昇しているものを拾う意図。アイル。中堅・中小企業向け販売在庫管理システムを開発。数字は上記の通り。 業績データは主に四季報CD。最新株価・指標は2019年10月9日に取得。

業績

 さまざまな業種向けに販売在庫管理・・というか総合的な店舗や事業の管理システムを開発してる感じですね。

売上前年割れはないわけじゃないけど、長期には右肩感のある成長です。利益も2011年くらいまでは安定しなかったけど安定して伸びるようになってきてる中で、ここに来てさらに1段上の状態になってきてる感じです。

気になるのはいきなり増益してるまた戻ってる2014年、株価もここで急騰ですね「当社グループは、ITの有効活用が必要な中堅・中小企業顧客の経営課題を解決するための商材を「リアル」と「Web」の両面から開発・提案し、顧客の企業力強化を図ることを「CROSS-OVER シナジー」戦略とし取り組んでまいりました。この戦略効果により、当社グループが重要視するストック型ビジネス商材の販売実績が大きく伸長し、利益体質の強化が図られ」とか言ってますが、なんか曖昧でよくわかりませんね。端的には売上が思った以上に伸びたからとかになりそうな。

それに続いて大きな減益となった2015年「前年度から継続して製品の開発に注力しており、その為の積極的な人員強化を行いました。その結果、開発費用、人件費等が増加しましたが、先行投資として、今後も開発力の強化に取り組んでまいります。また、事業拡大に伴う人員の増加及び各事業部間における連携強化による効率化を目的として、今年の8月17日に名古屋支店の移転、来年の3月(予定)に大阪本社の移転を行うことを決定し、移転に伴う特別損失を計上」という感じで、人員増加させて思った程売れなかったので大きな減益となった感じですかね。

計画は伸びた年は強気になりうまく行かなかった年は弱気になるような傾向がありそうです。そんなこともしながら地道に伸びてきた中で2019年ですが、短信からはらしい理由は見え難く、原価率と販管費率計算したら2014、2019年は販管費率が低い感じなので販管費を抑えながら売上伸びた年が利益大きく伸びる感じですね。当たり前ですが。

細かい変動ですが2019年は2014年ほど販管費率上ってないので売上堅調なら利益は伸ばしてくるのではないかとは感じます。

財務

 借り入れなどはあまりないですね。というより減らしてきてもう完済しそうです。でも自己資本比率などは低い水準ですね。

買掛未払い預り金その他まんべんなくある感じですが総負債<流動資産くらいなのでいうほど問題ないかな。

CF

 営業CFはだいたい安定。わりと投資が多いですね。ソフトだと思いますが無形固定資産をわりと買ってるようです。FCFは長期ででる感じなので悪くはないですが。

還元などは利益並みでいろいろこんなもんですね。いちおう減配などなさそうです。

 

日足週足月足の値動き判断

日足であげ
週足であげ
月足で吹いて調整してあげ
確認。

評価・売買判断

テクニカル的には、2013年に大噴火。その後の調整をこなし2016年から上昇に向かい今年に花開いた感じ。とはいえ2013年の高値は破ってないけど。底定めが大変だね。週足で見ると880とかになるし日足でも1672。勢いがよりあるがゆえに資金管理が難しいみたいな。


ファンダ的には、目下は勢いある感じ。なんですがそこまでかなあ。業績面でも利益率などに優れるわけでもなくROEは高いけど過去はそう安定してもなく、財務CF面でも悪い状態まではいかないけどPER40超とかであるなら勢いだけでなく傑出した優秀さがほしいかなあと思いますがそこまでのものはないような。実際2012年とかはPER6とかに置かれてしまうくらいで。傑出したものをもつ企業はここまではなりにくいと思うところでつまりない。

でも何かあったら逃げるという前提で今の勢いに乗っていくみたいな捉え方はしてもいいかもですね。株価と業績が両立する限りは持つとか。

 

リンク

ヤフー:http://stocks.finance.yahoo.co.jp/stocks/detail/?code=3854

株探:http://kabutan.jp/stock/?code=3854

IRBANK:https://irbank.net/3854

その時の感情気持ち(個人的な独断で考えたことも加えてみる)

みなさま厳しいのですかね。タイムライン見てると損してる人はあまりいないように見えて世の中との差異を見るようですが生存バイアスですね。たぶん。

自分は大儲けには程遠いですが損してないくらい。

 

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記事補足してます。

用語解説(日記分析四季報CD導入後)