大河の一滴

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まったり一滴を注ぎ続け大河になる大河をつくることを目指す投資ブログ

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(9616)共立メンテナンス/日記(比)

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投資関連で日々比較や分析したり、思ったこと感じたことを書いていく日記です。 あくまでもあとから見なおして俺って馬鹿じゃんと問題認知確認するためにやりましょうという課題ですので、ここに書いてあることを真に受けて損しても知りません。 今日は比較。業績データはだいたい銘柄スカウターさん。株価・指標データは株プラスさんで財務は最新通期実績。またIRBankさんも見ながら記事を作ってます。各データは2019年10月2日取得。

比較銘柄

共立メンテナンスとその他

株価

4710円(人々の山の征服事業は順調だ。)

各企業の数字と比較しての感想

コード 9616 8945 6547 8214
企業名 共立メンテナンス 日本社宅サービス グリーンズ

AOKI

ホールディングス

市場 東証一部 東証一部 東証一部 東証一部
業種 サービス 不動産 サービス 小売
時価総額(億) 1847.2 117.2 173.5 979.9
株価 4710 1090 1346 1081
決算期 2020/03予 2020/06予 2020/06予 2020/03予
予想売上(億) 1,830.0 94.8 327.2 1,940.5
予想営業利益(億) 157.0 10.6 20.8 123.0
営業利益率 8.58% 11.13% 6.36% 6.34%
予想純利益(億) 102.0 7.2 13.3 54.0
EPS成長率(年複利/期間) 11.7%/13年 13.7%/13年 -0.8%/5年 0.4%/13年
BPS成長率(年複利/期間) 9.4%/12年 14.5%/12年 52.8%/4年 3.9%/12年
PER 18.00 14.62 13.02 17.20
PBR 2.28 1.62 1.63 0.65
ROE 12.7% 11.1% 12.5% 3.8%
ROA 5.0% 7.5% 7.0% 2.3%
配当利回り 1 2.39 1.71 4.26
配当性向 18.0% 34.9% 22.2% 73.2%
総資産(億) 2025.3 95.3 189.1 2320.6
自己資本(億) 795.7 64.6 106.4 1456.0
自己資本比率(%) 39.30 67.80 56.30 62.70
一言感想 あげ あげ 増収足踏み 足踏み減益

 今週は比較。市場統計推移記録表で18/12/28から19/10/1比較でPER,PBRで下回り純資産純利益は増加かつROE10%以上のものから気になったものをチョイスして比較します。トピックス転換点より状態が良くなったと言えるのに評価を落としてる地力のある企業を拾う意図。比較の会社と数字は上記の通り。共立メンテナンス。寮とホテル。比較に寮代表社宅サービスとホテル代表コンフォート。ゲストにホテルの対義語はネカフェ泊りだと思うので何故かネカフェもやってるAOKIさん。

 

共立メンテナンス

業績

寮もしてますが主力はドーミーインのホテル事業。 ですがホテルはもとより寮も順調のようですね。というわけで長期に赤字もなく成長となります。

売上なら前年比マイナスもないのですが近年は利益も前期越えが続いてますが、過去には前年割れくらいはありました。2010、2007、2004年等ですね。その後の推移もみますとまずは売上が伸びれば良しとみるくらいがいいかもしれません。

その他いろいろ優秀ですが安定性が目に付きますね。ROEや利益率など際立って高いというわけじゃないけど(業界からすれば十分高水準ですが)安定感が長く続いています。圧勝というより完勝という感じです。

その中で1Q出て増収増益ですね。増益幅が結構エグく20%超えです。ホテルのオープンが重なったのとGWの連休が使いやすく宿泊が加速したとか言ってます。

 

財務

 ホテルで物件は自分で持つタイプということで資産は固定資産より。土地建物を増やし続けてますし建設仮勘定などもあるのでまだ増やすつもりなのでしょう。

これだけホテル開設に熱心なら財務は悪いだろうと見るとたしかに良くはないし借入金などもあるのですが、借り入れは返す方向ですね。2011年くらいからずっと返す方向でそろそろ完済も見えてる感じです。よって自己資本比率なども向上ですね。

他にはホテルなどは自分で持たずホテル運営だけしようという動きがあることをどっかのIRイベントで聞いた気がしてますが今の所、不動産増やしてるし貸借からはその動きは見れないのではありますが、方向としては借り入れ返して貸借リスクを遠ざけようとしているはそうですね。

 

CF

 営業CFは安定的でかつ伸びてる傾向ですね。その中で設備投資熱心でFCFマイナスの財務CFプラス・・・はおかしいですね。借り入れ減らしてるしと見ると、借り入れを返しつつ社債を強化してます。

つまり相変わらず投資熱心で増加する営業CF以上に投資して攻めてますが、一方で銀行借入れから社債に乗り換えてると。貸借見ると社債が伸びてますね。

これは会社の自信の現れとも見れます。銀行に頼らずとも自分で借りられると。それができる信用が付いてきてると。実際そのとおり。

・・銀行が相手してくれないから社債に頼ってるでなければですが・・業績やドーミーインの人気などを踏まえるとたぶん違うでしょう。 

日本社宅サービス

業績

これも長期に成長の優良企業。利益率ROAなどでは共立メンテナンスも上回ります。が、過去には2009-2011年に減収、2011-2013年に減益と安定成長感では劣るかなという面も。ただこれは共立メンテナンスとの比較で赤字なら創立近くと思われる小さいときにあるくらいだしそれ以後ずっと利益もでてBPSEPSの伸びも長期複利10%以上を維持して相当に優秀と思われます。うんだから単年では前年割れもしてるけどね。

その中で本決算通過で増収増益ですね。結構な増益です。計画も増収増益。過去は保守よりに思えますが下方もあるので鵜呑みは禁物でしょう。

 

財務

財務は長期に随分と良くなってます。借り入れも返しきり無借金経営となりそうです。

 資産構成ですが、固定資産は総資産の半分くらいですが固定資産の大半が有価証券で固定資産をほぼ持ってないタイプですね。社宅管理ですが自分では物件は持たず管理業務だけしてるスタイルのようです。この点では共立メンテナンスと真逆のスタイルですね。

ですが2018年に土地を買ってますね。・・ですが投資CFで計上してないというか他のCFでも計上してなさそうで買ってもなさそうですね。ちょっと謎な土地ですが、気になる人は調べてもいいかも。ここではやりません。

でもTwitter聞きました株式交換による買収のおまけについてきた土地のようです。

 

CF

 基本的には安定の営業CF。投資もあまり必要なさそうでだいたいFCFでてるという安定感高いですね。還元は順調で増配しながら自社株買いも散発しながら現金も積みますという感じで何も悪いことなど。

グリーンズ

業績

 コンフォートホテルですが、上場してそれほど期間もなくデータもあまり見れませんが、売上自体は順調に伸びてますが、利益がそれに付いてきてない感じですね。

とはいえ絶対の利益率はドーミーに負けるとしてもホテルとては優秀な方に思えますし、ROEは遜色なくROAは上回り絶対的な地力は結構あるように見えます。

売り上げ伸びるならいずれは・・・という見方をしていてもいいのかなあって思います。その中で本決算は通過で増収増益ですね。計画では増収減益ですが2018年並で利益は足踏み継続とみるのが自然で花開くのはまだ先そうですね。花開くとは言ってないですね。

 

財務

2017年にかなり純資産を増してます。上場で株式発行してます。そこから少し資産を伸ばしてますね。資産構成は固定資産よりですが有形固定資産を多く持つと同時に差入保証金も大きめですね。差入保証金は用途がいくつかあるようですが敷金とか営業保証金とかもありおそらくこれらでしょう。おそらく敷金。よするにホテルは自前で持ったり借りたり使い分けている感があります。

あとは2018年に長期借り入れが一度消えて2019年にまた復活とかあります。エラーっぽいなと思いましたが実際そのようです。ちょっと不思議な動きですが通じて借り入れは減らす方向ですね。上場前はかなり財務悪い感じでしたが上場をきっかけにしたのかかなり財務は良くなりまた財務健全化を目指している感じではあります。

 

CF

 日銭は入る形で営業CFは安定です。その中で投資もしますがFCFは毎年出てますね。今の所借入返済に向かうところが大きそうです。設備投資自体は案外控えめでおそらく賃貸中心だったのでしょうね。その中で2019年は久しぶり?に大きな設備投資が来ています。建設仮勘定が増えてたのでたぶんホテルでも作るのでしょう。賃貸分はありますが自分で持ってる土地建物が30億の中で建設仮勘定が10億ほどなので意外に期待の物件かもです。調べてもいいかも。ここではやりませんと思いましたがちょっと調べました。複数の出店進めてる感じですね。どれが自社でどれが賃貸かはわかりません。

 

日足週足月足の値動き判断

日足でさげ
週足でさげかな
月足であげ
確認。

評価・売買判断

共立メンテナンス

テクニカル的には、週足以下は下げとなりそう。直近 4040を割ると2830まで遡る必要があり底なしと見てたほうが。とはいえ長期には上昇。よくある長期の順調な株価推移だと思いますよ。高値半分弱程度はありますがこれくらいはよくある。その中で6370から上値は取れてなく調整となりそうです。その視点では2830をやはり底にみているべきかと。4040と2830を見ながらですね。


ファンダ的には、総合的にはやはり優秀で目下絶好調という他。その中で会社もノリノリで投資に向かっている感。あとは買える値段かどうか・・・といつつ財務にはリスクをとってるので業績が事故ると痛い展開にはなりそうでやはり好み。

評価は2015年以降くらいから人気化したようなところがありそうでそれ以前も踏まえると高い水準となり下落余地は十分と考えられるし、2015年以降としては会社が伸びてることもあり低い方の水準となってそうでこれ以上は考え方次第ですね。

 

日本社宅サービス

長期に安定して収益をあげまた成長風味。自分で物件を持たず管理だけしてて事業に大きなリスクを抱えてない。故に財務は綺麗でだいたい金融資産でFCFも潤沢で還元にも順調。基本的にいい会社。あとは値段次第。

絶対的には高いことないと思いますがこの会社自体は過去にはもっと低い評価帯に置かれてます。PER5とかPBR07あたりもあったりします。このあたりをどう考えるかですね。PERで再現したらおよそ三分の一、減益も重なればもっとです。多分ないとはおもいますけどね。でもそのあたりにも留意して。

 

グリーンズ

 上場してそう期間もなく判断も難し目ですが、売上上げる中利益は足踏み。一方利益自体はしっかり出てて財務は健全化が進んでます。その中で自社物件っぽい大型投資が進んでそうです。これ次第では利益に反映してくるは考えられます。詳しくはここではやりません。評価はあまり実績がなくこれも判断難しいですが上場以後としては低PBRな方ですね。というか株価が低水準ですね。ROEが落ちてるのでPERはほどほどです。増益してくるなら面白そうな水準には思えます。

 

AOKIホールディングス

 長期に売上は伸ばしてますがm利益はピークが2014年たりにありそこから減益が続きまた2019年には売上も前年割れとちょっと衰退の匂い。とはいえ赤字もなくかなりの安定業績でBPSとかなら右肩感あります。

あっとアオキは紳士服のイメージが強いですが、紳士服中心のファッションとブライダルとカラオケと漫画喫茶的なものとなんというかシナジーが感じられない事業群をやってますね。わりとわけわからないですが長期に儲かってるのでこれでいいのでしょう。

一応決算資料見るにファッションで稼ぎつつそれを伸びてるカフェやカラオケに投資しようみたいに考えているようです。というわけで伸びてるのは漫画喫茶ね。

各部門稼いでいるようですね。ただファッションとブライダルは黒字も減収減益でその中でカフェ部門が増収増益という感じです。

その他あまり冴えないですが、営業CF出てますしFCFもなかなか安定的にでてますしお金も結構持ってますので業績は冴えなくても財務CFにはあまりスキもない感じです。

ただ比率高いファッションが目先落ち目でやはり冴えないですね。カフェが伸びてくるなら面白いですがまだまだ時間も掛かりそうです。PBR0.6と考えるとこんなもん感は。あと還元がわりと容赦なく入ってます。残ったもの全部くらいな勢い。財務自体は余裕ありますが収入からは目いっぱいで還元性向はわりといっぱいです。もっと減益してくると還元にケチがつきそうです。

参考データリンク

 銘柄スカウター:https://info.monex.co.jp/news/2017/20171026_01.html

 株プラス:https://kabu.plus

 IRBANK:https://irbank.net/

その時の感情気持ち(個人的な独断で考えたことも加えてみる)

とくにないですねぇ。

 

 

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記事補足してます。

用語解説(日記比較編)

この記事の表とデータは以下のツールで作成しました。

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