大河の一滴

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まったり一滴を注ぎ続け大河になる大河をつくることを目指す投資ブログ

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(6539)MS-Japan/日記(比)

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投資関連で日々比較や分析したり、思ったこと感じたことを書いていく日記です。 あくまでもあとから見なおして俺って馬鹿じゃんと問題認知確認するためにやりましょうという課題ですので、ここに書いてあることを真に受けて損しても知りません。 今日は比較。業績データはだいたい銘柄スカウターさん。株価・指標データは株プラスさんで財務は最新通期実績。またIRBankさんも見ながら記事を作ってます。各データは2019年9月20日取得。

比較銘柄

MS-Japanとその他

株価

1470円(人々は、嵐の中荒波を耐えながらなんとか前に進んでいる。)

各企業の数字と比較しての感想

コード 6539 2124 3991 6555
企業名 MS-Japan

ジェイエイシー

リクルートメント

ウォンテッドリー MS&Consulting
市場 東証一部 東証一部 東証マザ 東証一部
業種 サービス サービス 情報通信 サービス
時価総額(億) 366.2 856.8 306.8 39.5
株価 1470 2075 3335 916
決算期 2020/03予 2019/12予 2019/08予 2020/02予 I変
予想売上(億) 46.4 263.9 28.0 26.7
予想営業利益(億) 19.9 63.6 3.3 3.3
営業利益率 42.95% 24.09% 11.79% 12.38%
予想純利益(億) 14.0 46.6 1.8 2.2
EPS成長率(年複利/期間) 27.7%/5年 21.4%/12年 #NUM! -8.6%/4年
BPS成長率(年複利/期間) 30.1%/4年 14.7%/11年 14.2%/3年 8.2%/3年
PER 26.25 18.16 175.07 19.04
PBR 5.28 6.17 37.32 1.37
ROE 20.1% 34.0% 21.3% 7.2%
ROA 17.9% 24.9% 14.5% 5.4%
配当利回り 1.02 3.86 0 2.02
配当性向 26.8% 70.0% 0.0% #VALUE!
総資産(億) 78.1 187.3 12.0 41.0
自己資本(億) 70.0 138.6 6.3 33.4
自己資本比率(%) 89.60 74.00 52.60 81.40
一言感想 あげあげ あげあげあ あげあげあげ びあげ

 今週は比較。市場統計推移記録表で18/12/28から19/9/19比較でEPS及びROEをあげてるのにPERを下げているものからチョイスして比較します。去年末より価値をあげたのに評価を下げてる出遅れ銘柄を拾う意図。比較の会社と数字は上記の通り。MS-Japan。人材紹介。比較に同業っぽい。ゲストにMS仲間のリサーチ会社。

MS-Japan

業績

人材紹介だけど、管理部門と士業に特化と高付加価値専門ってスタイル。上場してさほど時間は経ってないけど、ぱっと見傑出した業績推移。

成長率が売上で毎年20%超営業利益率40%超のEPSBPS成長率30%前後と化け物の類。利益率が特に目を引きますね。ここまで優秀な推移を見せるのは珍しいように思えるしまずはこれがどこまで続くか?がポイントになりそうです。

そんな中で気になるニュースが。

インターワークス【6032】、今期経常を一転80%減益に下方修正 | 株探ニュース

製造業の先行き景況感の不透明さから顧客の採用抑制とのことで大幅下方修正。

転職や派遣系の労働系は絶好調と言えそうなものが多かったですが、ここにきてこの動き。これが業界全体に対する動きとなると・・厳しいかもしれないですね。

その中で1Qが出て増収増益でスムーズですが伸び率が物足りなく上方修正ペースかといえば多分違いますね。そういう意味では成長鈍化のイメージもちらつきます。とはいえまだ1Qですが。売上高と今の所リンクする人材紹介業登録者数は順調に続いているようですが。

わりと思案所です。

 

財務

まるで問題がない財務。 自己資本比率90%程度とカチンコチンなんですけど、もっとすごいのは中身。流動資産43億に対し有形固定資産7千万ってなんですか。無形固定は結構持ってますが。それもだいたい投資有価証券で半分くらいであと半分はその他ですね。そして流動の中身も現金有価証券でだいたいで売掛前払い費用の事業に必要そうなの43億のうち2億程度で資産はほぼ金融資産だけですね。

これはようするに事業のためにめぼしい資産要らない上に儲かって仕方ないのでお金が入ってきまくりで有価証券でも買うしかないみたいな結果に見えます。あと地味に固定負債ゼロのようです。

 

CF

 右肩あがりの営業CF。当たり前のように設備投資などほぼ要らないスタイルで投資したかと思えば有価証券買ってて上場で発行した株式も減ってないと言うか有価証券買うために上場したのかな?みたいな感じ。

今の所儲けて配当しても相当余るので有価証券買ってますって感じ。増配余地というならくそありますね。

ジェイエイシーリクルートメント

業績

 わりと高級人材向けの人材紹介サービス。スキル高い人を熱心にサポートするスタイルみたいで高付加価値戦略ですね。高付加価値ということもあるのでしょう。高営業利益率です。ROEなども高くEPS成長率なども高くこれもMSジャパンほどじゃないけど傑出した企業と言えます。

・・・なんですが、リーマンあたりで売上半分、BPSで半分くらいまでの赤字もやらかすというか、ここまで優秀であっても人材系は環境悪化に弱いとみるべきか。

なので今の隆盛は案外脆弱かもしれません。とはいえ今まで10年以上傑出して絶好調ですが。

そんな中で2Qまで来て増収増益で売上15.1%営業利益26.8%増と傑出した順調さに陰りはないように見えますね。今の所。

 

財務

 財務は相当に良いですね。借り入れなさそうだよ。資産はのれんと金しか持ってねえなくらいの勢いで、負債はだいたい未払い費用とかだね。相当に良いじゃないね。傑出して良いだね。

 

CF

 右肩あがりの営業CFで、投資など要らなくて投資したかと思えば、投資有価証券買ってるとか、子会社化・・これはJAC Recruitment Asiaみたいだね。シンガポールに出て本格的に海外拡張目指すようだね。

その他配当性向はめっぽう高く還元やる気ある感じだね。高いけどキャッシュ入る上に買収くらいしかお金使う用途もなさそうなのでいいんじゃないでしょうか。

 

ウォンテッドリー

業績

 ビジネスSNSと言ってます。今の所ビジネス方面のSNSをやらせてその中で人材募集につなげる感じで収益取ってるようです。とりあえずそれが今。

売上成長が著しく利益が立ってきた段階。このまま売上が伸びると利益は突き抜けてくる可能性は確かに感じます。SNS運営ということだし利益が立ってくると高利益率になるというのもとてもありそうです。

3Qで大きく増収増益です。ただ売上の伸びが落ち着いてきてる傾向はありそうです。と言っても前年比40%増みたいな感じですが。

財務

資産伸びてますね。で、自己資本比率が急激に悪化してきてます。・・でも借り入れなどはなさそうですね。これは前受金の急増ですね。仕事が急激に増えてるので自己資本比率が悪化したみたいな感じでこれは良いことですね。で、固定負債はないし持ってる資産のほとんど現金という状態を言うならくっそ順調ですね。

 

CF

営業CFは出てますね。その中であまり投資は要らずにFCFも出てると。この手の伸び盛りのSNSとかネット系は広告などかけまくり売上伸びてるけど利益は出てないとか多い中しっかり利益出していて好感です。 

 

日足週足月足の値動き判断

日足でさげ
週足でもみ合ってるかなあ
月足であげかなあ
確認。

評価・売買判断

MS-Japan

テクニカル的には、 月足レベルではあげかな。上場初値の550から2480までいきそこからもみ合ってる感じ。長期上昇が続くとするならいずれ上。続くとはいってません。なので底も考えたほうが。1286あるいは1156じゃないかな。1156切ると下落転換感がぐっと出てくるし。


ファンダ的には、傑出した数字を持つ化け物企業。PER26ほどは全然ありと思える水準です。ただ近い業種の中で業績が崩れる企業も確認され自身の成長率も低下の懸念がかかるような局面には思えます。成長率が下がっていくなら人材系は低評価に置かれることも多そうでこの業績財務内容でももっと低いPERに置かれるのもありそうに思えます。減益まで来ると致命的な株安までありえそうです。それの嫌疑もかかる局面と言えてなかなか以上に難しいところかなあって思います。

 

ジェイエイシーリクルートメント

傑出した企業だという他ない感じ。目先も好調で高PERPBRにも関わらず高配当性向で配当利回り3.86%ほどで見れる配当利回り。かつCF周りは非常に余裕でこの配当性向でも問題あるようには。

PER18ほどは高いようには見えないけど、警戒されることも多い人材系はもっと低い評価に置かれることも多く、実際にリーマンあたりではその警戒が過剰な心配でないことも示されているような。環境悪化の悪化ぶり次第では壊滅も覚悟案件。資本蓄積がすごいので4~5年は今の配当水準も維持できそうだけどね。するとは言ってないよ。

 

ウォンテッドリー

活きの良い成長企業。イケイケとなりそう。売上急伸から利益が立ち始めてる段階でSNSとかもあり規模がついてくれば高収益になるというのもかなりありそうでPER170とかだからどうのこうのというのも難しい。借り入れでレバレッジなどかかってなさそうな中ROEなども傑出して高く傑出した企業になる匂いはありそう。なるとは言ってないです。ただこのまま規模が増してくるならその可能性は十分ありそう。

なのですが、PER180近くのPBR40程をどう考えるかですね。到底安いとはみなさないほうが。というからしい株価もなく非常な高ボラティリティが今後も続きそう。

事業の見通しもそうだし高バリュエーションもありボラティリティという意味でもハイリスクハイリターンだし、大きく損する大きく利益になる可能性という意味でもハイリスクハイリターンじゃないかなあと思います。夢を追いたければわりといい馬券かもしれない。

 

MS&Consulting

 上の3つを見たあとでは、”地味”ということしか思わないですねw

じゃなくて、なにげに売上利益前年割れもなく高成長じゃないけど堅実に伸びてきてます。財務にも問題なさそうで営業CF出しながらFCFもでるとどこから見ても普通に堅調でいい会社に見えます。利益率も高く何気以上にいい会社かもしれません。

ただ上場から株安が続いているようですね。PER16と結構見れる水準まで来てます。市場平均よりいい会社であるのは間違いなさそうでPER15程で行くなら妙味と考えることもできわりといい選択になるかもしれないと思います。ただ株価は下落トレンドなので安易に行くとトレンドにもってかれそうですが。

 

参考データリンク

 銘柄スカウター:https://info.monex.co.jp/news/2017/20171026_01.html

 株プラス:https://kabu.plus

 IRBANK:https://irbank.net/

その時の感情気持ち(個人的な独断で考えたことも加えてみる)

Switchオンラインのスーファミできるやつで神トラやって、ゼルダシリーズに興味。

やってないやつやりたいかなと。風のタクトとか最近夢を見る島がリメイクされたとか。

でも買うとアトリエがすぐ来るので積むのが目に見えてるので様子見。

くらいで何もないです。

 

 

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記事補足してます。

用語解説(日記比較編)

この記事の表とデータは以下のツールで作成しました。

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