大河の一滴

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(4530)久光製薬/日記(比)

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投資関連で日々比較や分析したり、思ったこと感じたことを書いていく日記です。 あくまでもあとから見なおして俺って馬鹿じゃんと問題認知確認するためにやりましょうという課題ですので、ここに書いてあることを真に受けて損しても知りません。 今日は比較。業績データはだいたい銘柄スカウターさん。株価・指標データは株プラスさんで財務は最新通期実績。またIRBankさんも見ながら記事を作ってます。各データは2019年8月30日取得。

比較銘柄

久光製薬とその他

株価

4300円(人々は、積み上げた実績もぶち壊すほどの大チョンボをやらかしている。)

各企業の数字と比較しての感想

コード 4530 4151 4521 3549
企業名 久光製薬 協和キリン 科研製薬

クスリのアオキ

ホールディングス

市場 東証一部 東証一部 東証一部 東証一部
業種 医薬品 医薬品 医薬品 小売
時価総額(億) 4092.1 10503.0 2338.3 2572.4
株価 4300 1945 5090 8160
決算期 2020/02予 2019/12予 I 2020/03予 2020/05予
予想売上(億) 1,435.0 3,050.0 929.0 3,000.0
予想営業利益(億) 229.0 530.0 223.0 150.0
営業利益率 15.96% 17.38% 24.00% 5.00%
予想純利益(億) 194.0 680.0 161.0 110.0
EPS成長率(年複利/期間) 0.3%/12年 13.8%/13年 10.1%/13年 23.1%/12年
BPS成長率(年複利/期間) 7.3%/11年 8.5%/12年 6%/12年 #VALUE!
PER 18.32 15.44 12.54 23.39
PBR 1.47 1.57 1.66 4.73
ROE 8.0% 10.2% 13.2% 20.2%
ROA 6.5% 9.2% 10.3% 8.1%
配当利回り 1.93 2.06 2.95 0.25
配当性向 35.4% 31.8% 37.0% 5.7%
総資産(億) 2975.1 7419.8 1559.9 1362.1
自己資本(億) 2464.7 6496.2 1211.3 544.0
自己資本比率(%) 82.80 87.60 77.70 39.90
一言感想 停滞 停滞 びさげ あげあげ

 今週は比較。Cfマージン(http://kamomenotoushi.hatenablog.com/entry/2018/05/20/210000)でスクリーニングをかけ(今回は10年)それを市場統計推移記録表にかけ2019/9/5と2016/2/12比較でPERがより低くなっているものからチョイスして比較します。ちゃんと長期にお金稼いでいるのに2016年2月12より評価が低くなっているものを拾う意図。比較の会社と数字は上記の通り。久光製薬サロンパス。比較にROEあたりで近い製薬。ゲストにサロンパス売ってるアオキ。

久光製薬

業績

一般向けにはサロンパスが有名ですが医療向けでも貼る鎮痛消炎剤首位で医療用シェア5割だそうで一般向けじゃなくてもだいたいサロンパスです。

長期に成長感はあまりないですね。長期に停滞という感じです。ただ安定感は半端ないかんじで赤字などは見当たらないというか営業利益12%割ったこともなさそうでBPSなら右肩です。ただROEが減る傾向ですね。お金とか余らせてそうです。

とかなんですが1Qで大きな減益ですね。「一般用医薬品事業は、依然として厳しい販売競争が続いて」とか言ってますね。赤字になるとかいう話ではないですがわりと株価的には厳しい局面かもというか厳しくなってますね。

 

財務

 借り入れもなく財務はカチンコチンの部類。すごくお金もってますね。それも増えてますね。

 

CF

営業CFは順調。設備投資も普段はそれほど必要なさそうですね。で、だいたいFCF出る感じです。その中で2019年に大型投資でFCFマイナス。・・・定期預金の増やしてますね。増配はしてますがまだまだ余裕というかもっと伸ばせますね。これ。それもあって自社株買いは散発してますね。

協和キリン

業績

 長期に売上は伸ばしてないけど利益は一応伸びてますね。もっとも伸び率大したことないし減益などもはさみ成長企業と見るのもどうかなあ感。停滞企業と見ておくべきかな。BPSくらいなら伸ばしてます。IFRS採用でコア営業力とかなっててこれがブレ気味。一様純利益経常利益では上げてるので一応状態はいいか。BPSあたりで状態見るのが無難かもね。一応右肩に近い推移です。

ということで一応堅調。

 

財務

 IFRSなんで詳しく書いてないけどその他金融負債が借り入れなのかな?少しあるね。でも少しで財務としては盤石味。問題ないかと。

CF

 CFも順調だね。だいたい投資してFCF出てるよ。増配してもいるね。ただ配当配ってお金増えてない感あるのでこれ以上は増益CFの増加が必要そうだよ。

科研製薬

業績

長年増収増益を続けてきた優良企業というイメージはありましたが2016年をピークに減収減益が続いてます。

もっとも全然黒字で利益率20%超えは2015年以前よりは成長となるので長期大枠では成長だし極めて優良企業はそうですね。

優良企業の数年の後退をどう見るかという話。ちなみにBPSなら右肩。

計画は減収減益ですが 1Qで増益のものがでてきてますね。でも減収ですが。計画は保守より感はあります。

 

財務

 借り入れもほぼなく盤石感ありますね。負債全部返してお金余るくらいはお金持ち。

CF

 営業CFは盤石感。投資してFCFは常に出て配当配ってお金積み上げる感じで余裕ですね。また自社株買い毎年してますね。だいたい配当の半分くらい。

日足週足月足の値動き判断

日足でさげ
週足であげてさげ
月足でこれはさげかなあ
確認。

評価・売買判断

久光製薬

テクニカル的には、 2014年3335から高値安値を切り上げ9950まで行くもそこから崩れに崩れ3820まで。3335は割ってないもだいたいそれ以後の上昇はリセットだね。3335あるいは3820を底に見るのはありかもしれない。できれば3335がよろしいかと。


ファンダ的には、伸びるという感じじゃないし直近は後退してますが基本的には安定的に儲かり財務CFなどは盤石の部類。その中で還元にも目が向いてるかなあ感は少し。で、それが一応低い方の評価水準ですね。ただもうちょっと下もあるし直近は業績後退してるんでやはり難し目な局面ですね。

 

協和キリン

 安定的に稼ぐ優良企業であるのは間違いない。

ただ成長感もなくIFRSもあって状態良化してるのか劣化してるのかちょっと見え難く判断難しい。その中でPER15くらいはたぶんちょっと安いかなくらうには感じます。

下もありそうだけどね。でもPERではわりと歴史的底辺の方みたいです。

科研製薬

業績の後退感はあり後退は後退ですけど、配当自社株買いの還元もしながら 自己資本比率も現金も増やす程度には普通に儲かり財務CFにもスキもなく。

配当の半分が自社株買いと見るなら配当3%の自社株買い1.5%で事実上の4.5%程度の還元利回りと見ると財務CFの盤石性からインカムももらいつつのんびり持つにはなかなか以上の適任感があります。

PERも無理ない12ほどまで(これは減益で落ちるかも)選択としてはありなんじゃないかと思います。

 

クスリのアオキホールディングス

 ホールディングス化もあり実績はあまり見れませんがホールディングス化前も合わせてみると化け物の部類。

手元データの複利EPSは18年で20%成長と出てます。複利です。上の表で12年23%だね。計画は控えめですが直近決算もEPS20%増ほどで通過で最新月次も売上単月19%増とか化け物は継続中なように思えます。

同時に自己資本比率は悪く、FCFは設備投資してマイナスで借り入れに頼る感じでレバレッジをかけての成長ですね。いつまで続くのか?という視点はあったほうがよさそうです。目下は続いてます。PER23程ですが20%程度の成長が続くなら全然妙味がありそうな水準です。続くかどうかはわかりません。だから目下は続いてるって。

 

 

参考データリンク

 銘柄スカウター:https://info.monex.co.jp/news/2017/20171026_01.html

 株プラス:https://kabu.plus

 IRBANK:https://irbank.net/

その時の感情気持ち(個人的な独断で考えたことも加えてみる)

とくにない日が続きます。

 

 

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記事補足してます。

用語解説(日記比較編)

この記事の表とデータは以下のツールで作成しました。

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