大河の一滴

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ドカンドカンドカン

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コツコツドカンという言葉があります。

 コツコツは小さな利益ですね。

コツコツと小さな利益を積み上げていくもあるとき大きく負けてそれまでの積み上げを飛ばすというかマイナスにまでしてしまう。

そういうよくあることをコツコツドカンと称し、ドカンと損してはいけないよ?と戒めるわけです。

 そんなコツコツドカンという言葉を聞いて思う話。

 

ある人はドカンドカンドカンだよねって話。

 

コツコツドカン

これ実はトレーダ向きの言葉だと思うんですよね。

例によってですが、自分の好きなこれから引用しますと・・

kamomenotoushi.hatenablog.com

 

・ トレーダーの目標は10ドルの利益を10回、投資家の目標は50ドルの利益を2回。

・ トレーダーには多数の小さな損があり、投資家には数回の大きな損がある。

なんです。

 

トレーダーは10ドルの小さな利益を積み重ねることで前に進みます。また小さな傷を重ねていきます。その中で損小利大を目指すのがトレーダーです。

だからひとつひとつの利益は小さいためドカンと減るのはまずいわけです。

トレーダーのあるべき姿は、コツコツと擦り傷も増やしながらトータルではふやしていくことで、その中で擦り傷にすべきものをドカンと大怪我などしてはいけないのです。そんなことすれば積み上げた利益なんか一気にもってかれてしまうでしょう。

 

だからもっとトレーダーのあるべき姿を詳しく言うならそうですね。擦り傷をドカンじゃなくてドくらいに表現するなら・・

 

コツコツドコツドドコツコツコツコツドコツドドコツコツコツドコツコツコツドドドコツコツ

 

くらいでプラスにする。増やすみたいな感じになると思うんです。

ここにドカンをいれるとたぶん一気に吹っ飛ぶでしょう。だからコツコツドカンは戒められるのです。

逆に言えば利益がコツコツの人は損切りしてドカンを拒絶しないといけない。

 だからコツコツの人は損切りしないと駄目なんだって。

 

それに対して投資家は・・

50ドルの大きな利益を狙うわけです。利益でもドカンです。

利益がドカンであるとき損もドカンでもいいんです。

 

単純な話、資産の半分ずつ2つの銘柄に投資をするとして、一つは10分の一になってもいんです。

もう一つが倍になるなら。

そうすると・・

0.5(半分)×0.1(10分の1)=0.05

0.5(半分)×2(倍)=1

1+0.05=1.05

ほら。片方が十分の一になっても最初から増えたでしょ?

増えるほうが3倍なら半分はゼロになっても50%も増えることになるね。

 

利益がドカンであるなら、損失はドカンでもいい。

もう一回言うよ?

利益が倍なら損失はドカンでもいい。

これは覚えておいてもいいでしょう。

極論するなら損切りもしなくていいのです。

 

だから・・

利益をドカンとする場合の話です。

利益はドカンにしないといけないんだって。

損失がドカンになってもいいのも損切をしなくてもいいのも利益がそれ以上にドカンとなるときだけです。

 

言ってる意味わかりますか?

そこの利確しようとしているものを利確するなと言ってるんです。

そんな端金で利確したらドカンにならないじゃないですか。

もっとそれを引っ張るんだと言ってるんです。

 

利確するときはドカンじゃないといけない。コツくらいで引いちゃいけないんです。

もちろんドカンとなることが見込めないとするならコツくらいで引くべきですけどね。もっとドカンが見込めそうなものが見つかるならコツくらいでも乗り換えることだって多いでしょう。

 

でもこの視点で言うなら・・・

 

コツくらいの小さな利益で引く投資なんてそれは失敗だ。

 

はい、そういうことです。

また最初からドカンと利益が伸びるかもしれないという選択をするべきです。

そういうものとできるものを選びつつ、少し結果が出たとしても、そんな端金要らねえ。そんなのは失敗だ。もっと引っ張りドカンとした利益を狙うという姿勢になって始めてドカンとした損も許容されます。

利益がコツコツならドカンとした損は失敗なの。

ドカンとした損がでても大丈夫にしたいと言うならコツコツとした利益は失敗なの。

 

だからもっと投資家のあるべき姿を言うならそうですね。

 

ドカン↑ドカン↑ドカン↓ドカン↓ドカン↑ドカン↑

 

くらいなんじゃないですかね?時々乗り換えのためにコツ(だからそれは失敗)もあるかもしれない。

その中でプラスにする。ときにはマイナスのドカンで右腕くらいふっ飛ばされるかもしれない。でも利益のときにもっと大きく伸ばす感じでプラスにする増やすということです。

死なない程度にドカン↓と喰らいながらもドカン↑と利益を出して積み上げていくのです。

 

これらの話は以下も関わってくるかもしれない。

短気に回数を繰り返し値幅を抑え回転率を重視しがちなトレーダーはドカンと大きく負けるのが不味いけれど、勝ちをドカンと値幅で狙ってくる投資家はドカンと負けることが致命傷にならない。だからドカンと勝つから。逆にドカンと勝たないといけないという話。

kamomenotoushi.hatenablog.com

 

 自分はこのドカンドカンドカンを志向する手法です。

なのでドカンとした損失も出てくるでしょう。

損切も遅れ傷も広げることだってよくあることとなるでしょう。

もちろん失敗したときの被害を抑える努力はしますよ?

高いと思ったらあまり買わないとか。

でもそれ以上に自分は利益を引っ張る努力をしてます。

引っ張れそうと思えるものを選ぶし、また実際にちょっとくらいの不安要素や後退も許容して引っ張ろうとする。

だってそれはコツくらいで終わるのなら失敗だし、ドカンになるまで引っ張らないといけないものだと思うからです。

 

ドカンの損失も許容する代わりにドカンとした利益を狙っていく。

そして今日も利益を引っ張り引っ張りもっと大きな・・損より大きなドカンとするべく今日もやっぱり引っ張ろうとしているわけです。

 

 

あなたはコツコツコツですか?

それともドカンドカンドカンですか?

ドカンを目指すとき何をしていくべきですか?

 

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