大河の一滴

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投資優位性の在り処

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勝てる手法はなんぞ?みたいな話があります。

よくあるのがバリューがいいかグロースがいいか?

ファンダメンタルズ分析VSテクニカル分析もありますね。

優待昇格投資法なんてありまっせ?

いやゲームバイオセクタ買っとけばいいよ?とかインターネット関連銘柄買うのが正義!とか最近ならサブスクリプション銘柄買うのが勝利の方程式!とか言われたりしてるんですかね?

 

そんな様子をみて考えることだし考えていくと手法としてはインデックスドルコストあたりを総合的に凌駕する手法などないというか・・

普遍的な投資優位性(勝てる根拠)の在り処(ありか)はたぶん手法ではなく・・

個人にしか存在しないよね?

みたいな話。

 

あっという間に反論が飛んでくるわけです。

これで(大きく)勝てるよね?なんて類いの主張をすると。

この手法が有利なんて言うならあっというまにそうでもなくね?なんて反対意見が飛んできて中には統計データとか兼ね備えたぐうの音も出ない反論も来たりもします。

こういうメリットがあるといえばこういうデメリットがあるとすぐ言われてしまうんです。そしてそれは間違いでもないというのも珍しくありません。

自分は結局は万能のやり方なんてないのかな?とか思います。

 

そう、自分はないではないかと思います。

インデックスをトータルで凌駕する手法など。

そう思うロジックもあります。

 

例えばインデックスのドルコストはあらゆるゼロサムゲームの参加を放棄しそのプラスサム部分のみを獲得にかかる手法と言えます。

その中で勝てる手法というかインデックスに対して超過リターンを得るという意味なら以下の意味になります。

 

 プラスサムゲームのプラスサム以上の成果を得ること。

 

言い換えるとゼロサムゲームで平均を凌駕するだしゼロサムゲームで勝つ手法です。

いいですか?ゼロサムゲーム(奪い合い)で誰がやっても勝てる手法です。

そう考えたときわたしは思いました。

 

あれ?これってなくね?

 

株式投資なら生まれてくる企業利益というプラスサムを凌駕する。

不動産投資なら買った不動産から得られる家賃以上の利益を得る。

その利益はどこから持ってくるんだい?

とするなら答えは一つしか無さそうです。

 

他の参加者から奪い取る。

 

その参加者や競合者の水準を問わず競合者から奪い取り続ける事ができる手法ということです。

インデックスより優れた手法と言うならそのような意味になるんです。勝てる手法というかインデックス(平均)に勝つということは。

どれほど鈍くさくても騙されやすくてもお馬鹿さんでも考えることをしない人でもそれさえしてれば他の参加者からも成果を奪い取り続けられる手法。

 

さて、そんなものなど存在するのでしょうか?

 そんなものは存在しないと断じていいと思います。

 

でもこれはある手法が常にインデックスより劣後するとは言ってません。

ある環境下条件下なら余裕でインデックス買うよりマシとか、ときには大きな成果がでるはあるでしょう。

例えばITバブル時にインターネット関連銘柄を買って、バブル崩壊前に売るならインデックスに大勝利でしょう。

2017年なら草コインでも買ってれば大勝利。

そういう局地戦なら非常に猛威を振るう手法はそりゃありそうですというかあります。

 

でもそれは全部局地戦の結果なんだ。

 

インターネット関連銘柄を買うでも草コインでもいつでも・・もっと言えば長期的にインデックスに勝てるかと言うなら非常に怪しい。これはバリューだろうがグロースだろうがモメンタムだろうが同じことが言えると思います。 

局地戦でしか勝てない。ある局地戦で勝ててもある局地戦では負ける。ときには惨敗する。

手法というくくりならそこにはインデックスに対する総合的な優位性などないように思えます。(だから局地戦なら圧倒的に秀でる手法もあると思いますよ?)

 

でも・・しかしながら・・・

インデックスをも上回る傑出した結果を継続して出すとか長期にインデックスに圧勝するような事例もままあるように思えます。

そこには投資優位性(勝てる根拠)は確かに存在するように思えるです。

 

その在り処(ありか)はどこか?

それが手法にないとするならどこにあるか?

 

それは野球(手法)ではなくイチロー(個人)にあると思うんです。

 

勝てる根拠は個人に在り

時には一時に大勝したり。稀には一攫千金と言える結果も出てくる。あるいは継続に近い形でインデックスを上回る。そして長期にはインデックスより遥かにいい結果となる。

そんなことはあります。

そこに投資優位性はあるはずです。

手法にないなら個人にあるのでしょう。

おそらくは何かの手法で投資成績を比べると長期に秀でるものはそうそうでないですが、個人にフォーカスした統計をとるときっとあからさまだろうと考えています。

例えば週に2時間以上投資に関する調査をする習慣のある人はどうかとか?信頼するに足る統計を作るのが困難に思えますが。

 

つまりは周りより優秀に振る舞えるので、プラスサムゲームで勝った上にゼロサムゲームに勝つ超過リターンを得られてる。

 

そういうことではないかと思うんです。

 

いい手法はなにか?という視点は長期にはあなたを勝たせたりはしないと言えそうです。

もちろんある環境下の局地戦においては勝てるかもしれないですけどね。でもそういうのはいずれ局地的に負けるあるいは惨敗してインデックスにも劣後するかもしれません。(局地的に滅茶苦茶勝てばかなり惨敗しても貯金が残るかもね)

 

だからです。

もし・・

あなたが長期にインデックス・・投資のプラスサムだけではなくゼロサムゲームで勝利してその果実も得たいとするなら・・・

 

投資優位性はあなたが身につけなければなりません。

 手法があなたを勝たすわけではないのです。

 

あなたが投資優位性を身につけあなたがあなたを勝たすのです。

 

野球をしたから勝ったではなく、イチローになったから勝ったしかありません。

だからあなたはイチローになる必要があるんです。

でなければ・・・あなたは他のイチローに負けて奪われることになるでしょう。

イチローとは例えばかぶ1000さん。勝てる気がしねえ

もそうであるし・・

 

私もお相手致します。

 

ということですね。

 雑魚とかいじめないで

ビビらせてますが

実際のイチローほどすごいイチローになる必要もないと思いますし、あくまでもここでのイチローにならないとね?という話は、ゼロサムゲームでも勝ち抜けてインデックス以上の成果を得るにはそれしかないよねという話でありまして。

株式投資ならいくらか以上はプラスサムで少しぐらいならゼロサムゲームで負けてもそのプラスが取り返してくれます。凄く負けるのは不味いですが。

 

そうですね。だからこの記事の趣旨は・・

・真の意味でインデックスより勝るゼロサムゲームで誰でもいつでも勝ち続ける優位性を持つ手法は存在しないだろう

・勝ち続けられる長期に優位性を持つものは手法ではなく個人にある。

株式投資ならプラスサムだしそんなにビビんなくてもいんじゃないかな。

くらいです。

 

インデックスではなくそれ以外・・

ゼロサムゲームへの参加を拒絶するのでなく参加もしていくとするのなら・・

自らの投資優位性を育てていくしかないんだろうと思うわけです。

 

自分はそれを志向するスタンスです。

どうやって投資優位性を育てるか?

これも投資を続けるための一つのテーマなのです。

 

 

 結局はここらで考えたこととつながってくるね。という話でした。

kamomenotoushi.hatenablog.com

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きっと普遍的に平均に勝てる投資優位性は手法にはありません。

その優位性は手法ではなく個人にあります。

あなたはどうやってあなたの持つ投資優位性を育てていきますか?

 

 

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