大河の一滴

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まったり一滴を注ぎ続け大河になる大河をつくることを目指す投資ブログ

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(3469)デュアルタップ/日記(比)

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投資関連で日々比較や分析したり、思ったこと感じたことを書いていく日記です。 あくまでもあとから見なおして俺って馬鹿じゃんと問題認知確認するためにやりましょうという課題ですので、ここに書いてあることを真に受けて損しても知りません。 今日は比較。業績データはだいたい銘柄スカウターさん。株価・指標データは株プラスさんで財務は最新通期実績。またIRBankさんも見ながら記事を作ってます。各データは2019年8月5日取得。

比較銘柄

デュアルタップとその他

株価

497円(人々は、波乱の運命に錯乱している。)

各企業の数字と比較しての感想

コード 3469 3254 8935 8706
企業名 デュアルタップ

プレサンス

コーポレーション

エフ・ジェー

ネクス

極東証券
市場 東証二部 東証一部 東証一部 東証一部
業種 不動産 不動産 不動産 証券・先物
時価総額(億) 17.1 914.4 356.5 280.3
株価 497 1452 1029 855
決算期 2019/06予 2020/03予 2020/03予 2019/03
予想売上(億) 111.9 2,092.2 900.0 64.9
予想営業利益(億) 3.3 325.3 110.0 14.5
営業利益率 2.91% 15.55% 12.22% 22.31%
予想純利益(億) 1.9 215.2 70.0 16.8
EPS成長率(年複利/期間) 1.2%/5年 18.3%/13年 7.4%/13年 -5.4%/12年
BPS成長率(年複利/期間) 42.1%/4年 19.5%/12年 8.7%/12年 3.6%/11年
PER 9.21 4.19 4.80 16.22
PBR 0.99 0.97 0.73 0.6
ROE 10.7% 23.2% 15.2% 3.7%
ROA 3.0% 7.1% 9.6% 2.5%
配当利回り 2.62 3.58 4.28 -
配当性向 24.1% 15.0% 20.5% #VALUE!
総資産(億) 61.7 3019.4 726.9 679.0
自己資本(億) 16.9 927.2 449.4 458.0
自己資本比率(%) 27.40 30.70 61.80 67.40
一言感想 増収足踏み あげあげ あげあ 衰退

 今週は比較。湘南投資勉強会で四季報の通読をしました。(主催者さんブログ:http://www.shonan-toushi.com/)そこで拾った銘柄をチョイスして比較します。だいたい株価落ちてるのに業績は好調だよねっていうもの。比較の会社と数字は上記の通り。デュアルタップ。投資用マンション販売とサブリースなど管理。比較に投資不動産っぽいの。ゲストにブルジョワ向け証券会社っぽい極東証券

デュアルタップ

業績

不動産投資関連だけど、直近決算出て勢いを見せてたけど減収減益だね。 計画もさらに減収減益とブレーキをかけてきてます。「たな卸資産の保有量を見直し、有利子負債の圧縮と自己資本比率の改善を図り、今後の不動産市況の変化に柔軟に対応すべく財務体質の改善」とか言ってますが、他にもカテゴリ変えたと称して不動産販売事業が売上減ってるのに伸びてるように記載とかちょっと、あまり信用しないほうがいいかな?って感じなってるので投資不動産とかもありおそらく修羅の世界に生きる会社なのかなと。

またそもそもこの手の不動産は何かあったらリスキーだけどそうならなければ成長してるのが妙味となりそうで成長に急ブレーキがかかってる今妙味があるのか?みたいなところも。

財務

財務は改善してますね。財務体質の改善には偽りはなさそうで 仕掛販売用不動産を大きく減らしてます。販売用不動産は増やしてるので販売用不動産とは建設中の勘定みたいなので新規建築にはブレーキをかけてきてるという感じでしょうか。あと固定資産の不動産が減ってるね。売ったということになるのかな。

とまあいろいろリストラ風味。で自己資本比率は改善で借り入れも圧縮と。

CF

 営業CFはマイナスからプラスに。そして財務CFの大きなマイナス。と、撤退戦の様相。

プレサンスコーポレーション

業績

長期売上利益右肩。不動産販売でありながらリーマンあたりをわりと無事に過ごしているのは傑出した結果と言えるかもしれない。元々順調で赤字もなく長期に成長してきたけどそれが近年加速してきています。2014年程度から10%程度かなあだった成長率が20%くらいに。順調ですが、1Qで減収減益。会社としても引っかかったようで「主力事業であります不動産販売事業においては、引渡基準を採用しており、マンションの売買契約成立時ではなく、マンションの顧客への引渡しをもって売上が計上されます。当第1四半期連結累計期間は、前年同期と比べファミリーマンションの竣工が少なかったため減収減益となっておりますが、業績は通期予想に対して順調に進捗」と念押ししてますね。これをどう考えるか。

財務

資産の伸びが加速してますが自己資本比率も一貫して減ってますね。

成長率の加速はつまりはリスクをより取るようになったという面が大きそうです。 自己資本比率は2008年で50%ほど。現在は30%ほどまでに落ちてあまりなかった借入金は特に2015年位から大きく増加しています。マイナスは財務CFで補う感じ。

ちなみにリーマン前後に不動産販売は壊滅みたいなところがありますが、それは営業CFマイナスにしてリスクを取るタイプに多く、あまりリスクを取らなかったここは大丈夫だったのですが、近年はリスクを取る方に回ってます。それが成長加速につながってるのですがそれをどう考えるか。どう考えるかです。

 

CF

リーマン前後は営業CFはプラスだったりマイナスだったりしてますが、2015年からはマイナスでそれも大きくなってる傾向があります。 

 

エフ・ジェー・ネクスト

業績

これはリーマン時にそこそこつまずいたタイプ。リーマン時に赤字まで。とはいえBPSの低下はあまりしてなくうまく切り抜けた方となるかな。

それが近年好調です。過去のピークを破って成長みたいな。 1Qも絶好調で通過してるね。

 

財務

プレザンスもそうだけどリーマン時にわりと破滅でもなく通過できたのが自己資本比率あたりにヒントがありそうです。リーマン時でわりと高めの50%ほど、ここはその後も自己資本比率を下げず、むしろあげつつ近年の好調を見せてます。 

というか財務はかなり規律的、保有現金>有利子負債を守ってそうです。

CF

 不動産なので営業CFはプラスだったりマイナスだったり。好調な近年もプラスあったりリスクをより取る一辺倒ではないですね。

評価

デュアルタップ

イケイケだったのが事業にブレーキを掛けてきている感。あるいは不動産市況に不安を感じ逃げているのかもしれない。この会社というよりは他の会社への投資を考える際に参考にしたいところですね。 逃げているのでもし不動産市場に異変があったとき他より軽微なダメージで済みそうです。それがこの会社に投資する理由になるかはかなり微妙ですが。もしそんなことが置きて大惨事になるなら生き残った会社・・例えばこれが生き残るなら考えてもいいかもね。

 

プレサンスコーポレーション

長期に順調で近年特に好調だけど、企業姿勢は過去とは変わりリスクを取って成長に向かうような姿勢に。

評価はあるいはの警戒も織り込んでいるという水準に見れます。その不安も感じながら成長に賭けるのは悪くないかもです。あるいは本当に破綻もあり得るのであまりたくさんは感心しないけど。

 

エフ・ジェー・ネクスト

近年好調だけどこちらは特に取るリスクを大きくしてるという感じでもなくいろいろ規律的。評価的には警戒含みで成長も織り込んでないように思えます。成長するなら成長したぶん報われそうな。成長するとは言ってません。 

 

極東証券

わりと好調な印象がある不動産各社に対して証券会社は落ち目なところが多い印象ですがここもそう。2015年位から収益利益を減らし続けています。もっとも赤字はない程度ですが。赤字はリーマンくらいに遡れば。 

証券会社の業績なんてそれこそ読むのが大変で当たらないと思うので、もうそうですね。安ければ買っていいんじゃないかな。

近年としては結構安いようです。

日足週足月足の値動き判断

日足でさげ
週足であげてさげかなあ
月足でよくわからないなにか
確認。

売買判断

テクニカル的には、 長期の値動きの傾向性をみるのは難しそうね。非常に激しい値動き。スルーでいいのではないか。まあボラティリティはチャンスでもあるので乗りこなしが難しいと知った上で挑むのは別に止めないけど。
ファンダ的には、イケイケからスピードをセーブしてきて財務を立て直している感じ。成長とかは期待しづらい局面でバリエーションからも妙味は感じないかなあ。

参考データリンク

 銘柄スカウター:https://info.monex.co.jp/news/2017/20171026_01.html

 株プラス:https://kabu.plus

 IRBANK:https://irbank.net/

その時の感情気持ち(個人的な独断で考えたことも加えてみる)

特に取り立てて特になし。

 

 

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記事補足してます。

用語解説(日記比較編)

この記事の表とデータは以下のツールで作成しました。

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