大河の一滴

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まったり一滴を注ぎ続け大河になる大河をつくることを目指す投資ブログ

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(3173)Cominix/日記(比)

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投資関連で日々比較や分析したり、思ったこと感じたことを書いていく日記です。 あくまでもあとから見なおして俺って馬鹿じゃんと問題認知確認するためにやりましょうという課題ですので、ここに書いてあることを真に受けて損しても知りません。 今日は比較。業績データはだいたい銘柄スカウターさん。株価・指標データは株プラスさんで財務は最新通期実績。またIRBankさんも見ながら記事を作ってます。各データは2019年8月5日取得。

比較銘柄

Cominixとその他

株価

795円(人々は、スタンダードに上り詰め一際大きな仕事を終わらせたところ。)

各企業の数字と比較しての感想

コード 3173 7525 8052 1719
企業名 Cominix リックス 椿本興業 安藤・間
市場 東証一部 東証一部 東証一部 東証一部
業種 卸売 卸売 卸売 建設
時価総額(億) 54.6 128.0 198.8 1432.5
株価 795 1481 3060 715
決算期 2020/03予 2020/03予 2020/03予 2020/03予
予想売上(億) 276.0 418.0 1,000.0 4,188.0
予想営業利益(億) 12.0 27.0 47.3 301.0
営業利益率 4.35% 6.46% 4.73% 7.19%
予想純利益(億) 7.2 19.5 34.5 202.0
EPS成長率(年複利/期間) 55.1%/10年 6.6%/13年 10.7%/13年 26.6%/13年
BPS成長率(年複利/期間) 9.7%/9年 7%/12年 5.4%/12年 12.4%/12年
PER 7.60 6.21 5.55 7.07
PBR 1.01 0.8 0.82 1.08
ROE 13.3% 12.9% 14.8% 15.3%
ROA 4.8% 6.4% 4.6% 5.8%
配当利回り 3.9 4.05 3.92 4.2
配当性向 29.7% 25.1% 21.8% 29.7%
総資産(億) 149.8 302.9 757.4 3496.6
自己資本(億) 54.0 151.7 238.8 1328.1
自己資本比率(%) 36.10 50.10 31.50 38.00
一言感想 あげあ あげ あげ 好調

 今週は比較。湘南投資勉強会で四季報の通読をしました。(主催者さんブログ:http://www.shonan-toushi.com/)そこで拾った銘柄をチョイスして比較します。だいたい株価落ちてるのに業績は好調だよねっていうもの。比較の会社と数字は上記の通り。Cominix。切削工具などの専門商社。比較に機械系の専門商社。ゲストに穴をあけるという意味でトンネル工事が得意な安藤ハザマ。

Cominix

業績

リーマンあたりでは押されるも長期には赤字もなく成長となりそう。薄利だし毎年増収増益とかではないけどいつの間に利益増えてるしBPSなら右肩とかで専門商社にはわりとよく見るタイプです。

順調できてましたが1Qで減収減益。これをどう考えるか。ちなみに下方は来てませんし過去の計画はあまり当てにならない感じです。

 

財務

自己資本比率などは低いですが、自己資本比率は維持しながら規模が伸びてるような。 

財務内容も資産の大半が流動資産でだいたい商品と手形です。よくあるやつでそんなに問題もないかな。ただ借入金自体は重そうで業績に何かあればきつくなってくるかも。

今のところは大丈夫そう。

CF

 だいたい営業CFプラス。マイナスも売上債権とか棚卸資産の増減のせい。投資はあまり要らないのでFCFは出ることも多いし長期には増配しながら現金も増やしてるかな。

リックス

業績

 Cominixと近い傾向の業績推移。シクリカル味はあるしリーマンではそれなり以上に追い詰められるも、赤字なんてなくBPSなら右肩だし長期にはいつの間に成長してるみたいな推移。まあ計画で減収減益だけど。1Qで増収増益で通過してみたいだね。

でも毎年成長みたいなのを期待するようなものでもないと思うけど。

 

財務

 資産規模を増しながら、自己資本比率も改善。借り入れももう重くもないかな。手持ち現金で一掃できる水準。

あとは商社っぽい特徴の通り。

CF

 営業CFは乱高下あるもプラスで安定。投資は結構してますね。工具とか建物とか増えてます。売上利益は伸びてるのでまあ正常となりそう。で、それら投資して増配しながら手持ち現金も増やしてるので普通に順調です。

椿本興業

業績

これも業績は近い傾向。ただよりシクリカルでリーマンあたりはなど赤字まで出してるしBPSあたりも右肩ではないのでそこは注意。上の二社より一段ずっと低利益率というか低収益でした。が、近年利益率が上がってきてますね。2018、2019年などに利益がジャンプアップ。 2018年の短信を見ると外部環境に恵まれたっぽいですね。国内外において積極的な受注・販売活動に注力としか書いてないです。2019年も「比較的好調な業種を中心に国内外での設備投資需要に積極的に対応」とか「売上高はついに念願であった1,000億円を超え」とか言ってますがこれらも外部環境に因を見てたほうが無難かも。リーマンあたりは3割以上減ってますしシクリカルはやっぱり注意かな。

まあでも現在はとても好調。1Qもかなりの増収増益で通過ですね。うんだから今は好調。

 

財務

 借り入れなどもなく財務は健全と言えそう。自己資本比率は低いですがこれは固定資産など少なめ(流動630億に対し有形固定14億)と財産の多くは商材と手形で負債もだいたい手形になるという卸の特徴によるもの。いやまあ取引先の倒産から貸し倒れとかはありえますけどね。

CF

 営業CF加速してきてます。投資も要らずだいたい現金として蓄積されてますね。増配も大きく進めてますがまるで業績に追いついてませんね。まだ全然還元余地あります。

 

評価

Cominix

シクリカルっちゃあシクリカルだけど赤字などはあまり出さない堅実な専門商社。近年は好調となりそう。直近の1Qのつまづきもまだ些細な事となりそう。

集中はどうかと思うけど配当とか優待の利回りも高いように思えるし PBRPERもそんな無理のない水準にも思えるしそんなに悪くないと思います。

 

リックス

普通に順調な専門商社。シクリカルは留意だけど近年の好調さとか状態とか評価踏まえて特に優待狙いとかで持つのありじゃないかなあって思います。 

 

椿本興業

好調です。それも好調っぷりがわりとえげつなく財務に相当な余裕もできて還元も超余裕なくらいです。

ただシクリカル。過去は結構やられてます。評価的には現在の利益水準を維持できるか怪しいくらいになりそうです。維持できるなら結構妙味になるような。維持できるなら。 

 

安藤・間

近年好調な建設屋さん。毎年増収増益とかではないけど近年くらいの好調だとBPS増加はエグいです。 

借り入れもあるし自己資本比率自体は低いけど、自己資本比率の低さはなんか事業に資産がいるというわけでもなく大きな仕事を受けてそれが支払手形・工事未払金等で大きくなってる感じですし、現金が積み上がって借り入れは一掃できるくらいですね。

今の還元水準は貯蓄からなら余裕。でも減益などしたときだよね。今の所減益しないで猛烈に蓄財が進んでる感じだけど。

日足週足月足の値動き判断

日足でさげ
週足であげてさげ 
月足でまだあげ
確認。

売買判断

テクニカル的には、長期に上げで2017年に1369まで。そこから645まで下がってるけどこれは2016年の598を抜けることもなく今の所上昇継続。645、598と底を抜けていくかみたいなところ。とりあえず645を底に見ておけばいいのではないか。中期的にはもろ下方トレンドだけど。 
ファンダ的には、

参考データリンク

 銘柄スカウター:https://info.monex.co.jp/news/2017/20171026_01.html

 株プラス:https://kabu.plus

 IRBANK:https://irbank.net/

その時の感情気持ち(個人的な独断で考えたことも加えてみる)

特にない。

なんというか俗に言う夏枯れでしょ?市場は。

 

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記事補足してます。

用語解説(日記比較編)

この記事の表とデータは以下のツールで作成しました。

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