大河の一滴

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(2874)横浜冷凍/日記(比)

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投資関連で日々比較や分析したり、思ったこと感じたことを書いていく日記です。 あくまでもあとから見なおして俺って馬鹿じゃんと問題認知確認するためにやりましょうという課題ですので、ここに書いてあることを真に受けて損しても知りません。 今日は比較。業績データはだいたい銘柄スカウターさん。株価・指標データは株プラスさんで財務は最新通期実績。またIRBankさんも見ながら記事を作ってます。各データは2019年8月5日取得。

比較銘柄

横浜冷凍とその他

株価

997円(人々は、丘を登って順調だったが泥濘にハマって、抜け出すのに苦慮している。)

各企業の数字と比較しての感想

コード 2874 9302 9312 7443
企業名 横浜冷凍

三井倉庫

ホールディングス

ケイヒン 横浜魚類
市場 東証一部 東証一部 東証一部 JQS
業種 卸売 倉庫・運輸 倉庫・運輸 卸売
時価総額(億) 590.9 352.1 78.8 34.0
株価 997 1415 1206 540
決算期 2019/09予 2020/03予 2020/03予 2020/03予
予想売上(億) 1,500.0 2,380.0 480.0 354.0
予想営業利益(億) 58.0 100.0 15.0  
営業利益率 3.87% 4.20% 3.13% #VALUE!
予想純利益(億) 37.0 57.0 10.5 0.5
EPS成長率(年複利/期間) 5.6%/12年 4.3%/13年 3.9%/13年 -1.6%/13年
BPS成長率(年複利/期間) 3.1%/11年 -1.9%/12年 1.7%/12年 -2.7%/12年
PER 15.79 6.17 7.50 67.58
PBR 0.76 0.74 0.45 1.66
ROE 4.8% 12.0% 6.0% 2.5%
ROA 2.0% 2.3% 2.6% 1.0%
配当利回り 2.31 1.77 4.15 0.56
配当性向 36.4% 10.9% 31.1% 37.5%
総資産(億) 1867.9 2520.8 411.6 51.2
自己資本(億) 774.8 474.1 172.2 20.4
自己資本比率(%) 41.50 18.80 41.90 39.70
一言感想 あげ まああげ 停滞 低空飛行

 今週は比較。湘南投資勉強会で四季報の通読をしました。(主催者さんブログ:http://www.shonan-toushi.com/)そこで拾った銘柄をチョイスして比較します。だいたい株価落ちてるのに業績は好調だよねっていうもの。比較の会社と数字は上記の通り。横浜冷凍。冷凍倉庫と食品販売。比較に倉庫。ゲストに横浜の魚屋。

横浜冷凍

業績

冷蔵倉庫というか食品というか。売上規模ではだいたい食品というか食品卸だけど利益は冷蔵倉庫が主に稼ぐという収益構造です。冷蔵倉庫事業はかなり堅い事業で大きな減益を見せた2012年なども倉庫は稼いでいるけど食品販売が赤字で全体として減益みたいな感じです。この傾向は近年でもそうで規模を食品が稼ぎ利益は倉庫で得るみたいな。

倉庫の利益が伸びる形で増益してますね。おそらくは食品卸で薄利も多売してそこから倉庫の利用につなげるみたいな形になろうと思います。

 2Q終えて減収増益くらいですね。利益は強気な計画なことが多いのであまり期待しないほうがいいかもしれない。

 

財務

自己資本の伸びのわりに総資産が伸びる形で自己資本比率が悪化してます。借り入れも増やしてきてるかな? 建物、土地、商品、短期貸付金など。端的には事業拡張してるね。

原資は主に借り入れとなりそうだね。借金して規模を大きくしたという話だね。

 

CF

 卸な面も強いからか営業CFはわりと乱れます。棚卸資産の増減などが影響。で、近年投資を加速させて盛大にFCFをマイナスにしてますね。で、財務CFで大きくマイナス。借り入れに頼ったは上での通り。

で、営業CFが直近増えてますね。事業拡張して収入も増えたはそうかもしれない。ただまだ投資でFCFマイナスなのでこのままだと辛くなるだろうね。

具体的に何に大型投資してるのかは調べてもいいかもね。ここではやりません。

三井倉庫ホールディングス

業績

長期には成長・・・というか、2012年くらいまで、売上は横ばいながら地味に改善的に増益してきましたが一転2013年以降は売上を伸ばしてきてます。その代わり2016年に減益、2017年に特損っぽい純赤字。

2016年「物流事業は、複数の物流企業を新たに連結対象会社としたことに伴い前期に比べ大きく増収となったものの、世界経済の低迷を背景とした海外事業の収益が悪化したこと、北米スローワーク特需の収束に伴い航空貨物輸送関連業務が前年を下回ったことに加え、港湾運送業務において顧客船社の取扱が減少したことなどから減益となりました。また、不動産事業は減収減益となりました。」まあ連結にいろいろ加え規模はましたけど環境悪化で減益という感じですかね。

2017年「買収により取得した子会社の事業計画を慎重に見直したことなどにより特別損失としてのれんや有形固定資産(土地、建物等)の減損損失を254億78百万円計上」となり、2016年の環境悪化も一息ついて減損の膿出しも良かったのか買収の効果が出てきたのかその後は利益は大きく伸びてきてます。

今期1Qも大きく増益して幸先の良いスタート切ってますね。

財務

倉庫業ということでインフラよりとなりそうで流動より固定資産寄りだし、大きな固定資産は自己資金じゃ調達も難しく自己資本比率も低めで借り入れ自体も大きいです。

ただそれらも長期に業績は安定してるしそんなに問題ないかと。というかそういう事業構造。

その中でこれは特損の影響かな。近年で自己資産及び自己資本比率を減らしてます。ただその後は回復傾向。

CF

営業CFは安定するタイプでかつ増えてるかなあ感。

設備投資は必要でFCFは出たり出なかったり。で、買収を散発してますね。一応特損もこなしながら業績向上と営業CF向上しているしうまくいってると見るのがいいかと。

還元は特損理由にうまく無配にされ高配当性向がリセットされた感じ。株主としてはけしからんとなりそうだけどこれでわりと会社は身動き取れる様になったんじゃないかな感もあり痛し痒し。

ケイヒン

業績

いかにも停滞という業績推移。長期に成長などない感じだね。でも営業赤字もない感じで安定といえば安定。以前は純利益は赤字混じりでしたが特に震災以降は純利益も安定でBPSも増え続けているようですね。

 

財務

 地味に自己資本比率を改善中。総資産横ばいの中自己資本が伸びる感じ。借り入れもずっと減らしてるね。借り入れなども減ってるようです。

 

CF

営業CF安定。FCFもずっと出ているようだね。地味に稼いで配当出して余ったら借金返済みたいな。

 

評価

横浜冷凍

 長年冷蔵倉庫を収益源に堅調に来たけど近年大きく投資を加速。リスクを負ってきていると言える段階。営業CFにそれが少し報われているようなところもあるも、今の所投資額に対して実入りは少ないかな。ROEももの足りないしFCFもマイナス。利益がもっと出てくる未来に根拠があるなら選択になるかも。PBR0.8程は成長すれば面白そうな水準かと。成長しなければあんまりおもしろくなさそうだけど。

 

三井倉庫ホールディングス

基本的は倉庫業は大きな固定資産で地味に稼ぎ成長というよりは改善という類いの 事業だけど、買収などもこなし拡張に意欲で特損なども越えて成長だし順調。

化けるみたいなのは期待薄だと思うけど好調さやPBRやROEなど見るにそんなに悪い選択じゃない気がします。

 

ケイヒン

成長とかはないけど、地味に稼ぎ続けて財務改善して配当を配るマシーン感。配当利回りやPBR見る限り意外にいいのではないか。

いやもちろん成長期待とかじゃなくて配当もらうマシーンとかでだけど。

 

横浜魚類

長期に売上を減らし極めて薄利で長期にBPSも増えてないかなあ感で普通にしんどい感。まあ自己資本比率は横ばいっぽいのでなんとか今を生きてるって感じですかね。長期のFCFも出てそうですし生きてはいけそうですね。

すごく安ければ。PBR1.7ほどは間違ってもすごく安くはないですね。

 

日足週足月足の値動き判断

日足であげ
週足でさげかもみ合い
月足であげ
確認。

売買判断

テクニカル的には、 長期にはあげ。その中で2017年以降下げてきてるがこれが調整かトレンド転換になるかってところ。底を827にみてここを基準に判断すればいいんじゃないかと思います。
ファンダ的には、ちょっと事業拡張に来てますね。

うまく行くなら妙味ありそうな。いまのところさほど。

評価もいまのところ安くもないかな。

 

参考データリンク

 銘柄スカウター:https://info.monex.co.jp/news/2017/20171026_01.html

 株プラス:https://kabu.plus

 IRBANK:https://irbank.net/

その時の感情気持ち(個人的な独断で考えたことも加えてみる)

特になんもないかな。

 

 

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記事補足してます。

用語解説(日記比較編)

この記事の表とデータは以下のツールで作成しました。

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