大河の一滴

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まったり一滴を注ぎ続け大河になる大河をつくることを目指す投資ブログ

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(3559)ピーバンドットコム/日記(比)

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投資関連で日々比較や分析したり、思ったこと感じたことを書いていく日記です。 あくまでもあとから見なおして俺って馬鹿じゃんと問題認知確認するためにやりましょうという課題ですので、ここに書いてあることを真に受けて損しても知りません。 今日は比較。業績データはだいたい銘柄スカウターさん。株価・指標データは株プラスさんで財務は最新通期実績。またIRBankさんも見ながら記事を作ってます。各データは2019年7月19日取得。

比較銘柄

ピーバンドットコムとその他

株価

1394円(人々は、デビューするもいいところなしで世間に厳しさを味わっている。)

各企業の数字と比較しての感想

コード 3559 6787 4971 6577
企業名

ピーバン

ドットコム

メイコー メック

ベストワン

ドットコム

市場 東証マザ JQS 東証一部 東証マザ
業種 卸売 電気機器 化学 サービス
時価総額(億) 31.2 472.8 209.1 41.7
株価 1394 1764 1042 3360
決算期 2020/03予 2020/03予 2019/12予 2019/07予
予想売上(億) 22.0 1,200.0 118.0 21.7
予想営業利益(億) 2.7 75.0 20.5 1.5
営業利益率 12.23% 6.25% 17.37% 7.10%
予想純利益(億) 2.1 53.0 15.0 1.0
EPS成長率(年複利/期間) 34.7%/5年 3.9%/13年 1.8%/13年 191.3%/3年
BPS成長率(年複利/期間) 68.7%/4年 0.2%/12年 5.7%/12年 112.2%/2年
PER 14.65 8.71 13.18 41.20
PBR 3.04 1.37 1.31 5.92
ROE 20.8% 15.7% 9.9% 14.4%
ROA 15.5% 4.4% 7.9% 4.7%
配当利回り - - 2.5 0
配当性向 #VALUE! #VALUE! 32.9% 0.0%
総資産(億) 13.8 1206.6 189.0 21.5
自己資本(億) 10.3 335.9 151.7 6.5
自己資本比率(%) 74.50 27.80 80.30 30.40
一言感想 あげ 立ち直り 増収 あげあげあげ

 今週は比較。監視リスト見て安いかな?というものを拾ってROIC変則3年平均(http://kamomenotoushi.hatenablog.com/entry/2015/10/18/000000)にかけ15%以上のものからチョイスして分析します。効率的でありながら安くなっているものを拾う意図。比較の会社と数字は上記の通り。ピーバンドットコム。基盤の通信販売。比較に基盤っぽい。ゲストにドットコム仲間のベストワン。

ピーバンドットコム

業績

 ネットで基盤の仕様を指定するとその基盤が送られてくるというなかなか楽しそうなことをして目を引きますが・・成長は成長ですが急成長というよりは地道に成長という感じですね。

成長率30%超とか叩く企業と比較するとたしかに地味ですが利益率ROEROAなどなかなかの数字を見せてて間違いなく優良企業です。

とりあえずまだまだ若い企業でそれくらいですし環境悪化耐性など不明点も多いですが注目しててもいいかもね?とか思えるくらいの事業と数字は持ってますね。

計画で利益前年割れ。計画はどちらかといえば保守よりですが、事業的にまた利益率などから売上伸びてるならあまり心配もしなくていいかな?とかは思います。

 

財務

 財務盤石。資産の大半が現金。また負債も大きいの買掛金くらいかなあくらいというか固定資産まるで持ってなく工場とかもってないということになりそうで根本的に生産リスクとかまるで負ってないですね。

 

CF

 営業CF基本出てますかね。2019年はちょっといろいろ出費がかさみギリギリですが。また投資も必要ないですよね?ってみるとやっぱり必要じゃなく営業CFはそのままFCFになるような会社。還元はいまのところはじめましたくらいで積み上がるお金どうするんだろうね?ということにはなってきそうです。

メイコー

業績

プリント配線板製造で国内上位。も、自分で基盤作ると利益率も低く時々赤字も出たりするということになりそうですね。もちろんその分売上利益の規模もあがるし、増益するときは一気に利益規模が上がったりもするから痛し痒しなんですが。

その中で長期には成長と言える推移。売上利益ともに近年が最高水準です。計画で減益ですね。近年はずっと上振れが続いてきましたがさてはて。

総じて特に近年は好調。シクリカル注意。

 

財務

 財務はあまり良くないですね。というか余剰金マイナスに突っ込んだようですね。すぐ復帰はしてますが。とはいえ無配までいってるしその理由はみないとですね。2015年「製品の歩留り悪化と、それに起因する廃棄損・固定費の増加、一部海外顧客の受注の減少、さらに為替の影響による輸入コストの増加等が大きく圧迫~いろいろ対策~それらの施策は当連結会計年度の終盤になって効果をあげはじめたものの、それまでの収益悪化を取り戻すにいたらず、当初の計画を大きく下回ることとなり」だそうでこれに関連してか「関係会社株式評価損」まであり2015年は大きく赤字。2016年も減損で大きく純赤字ですね。シクリカルな製造業はこんな感じになることも多いのでやはりシクリカル注意。

もっとも株価的にはこの間言うほど反応してないようでしたが。

CF

 CFにあまり問題がなかったという点もありそうです。

営業CFで安定感。マイナスなしですね。規模は結構動いてます。近年好調。ただ投資はかかりFCFは言うほど出てないと言うか長期マイナスかも。現金も近年減らしてるところも気になります。還元もブレる形で配当狙いなどは難しい気がします。

で、実は2019年に大型投資。有形固定資産買ってるね。これの内容によっては面白いかも?とかは思います。ここでは調べません。

メック

業績

 基盤関連だけどここは化学で薬品。リーマン前にピークがありそこから減収減益で2015年位からまた伸びてリーマン前のピークを破ってるというよく見るタイプ。

赤字が見当たらないのと利益率高いのが目を引きますね。反面規模はそれほど。化学ということもあり原価率低いようですね。商品力のある商材の一本打法みたいな感じですね。

近年の好調が継続するか?がポイントになりそう。1Q終えて随分減収減益ですね。PCスマホなどのエレクトロニクス関連の減速があるなかで「高密度電子基板向け製品の開発、販売に注力いたしましたが、厳しい市場環境の影響を受け、薬品の売上は軟調に推移」だそうでなかなか計画はどちらかといえば保守よりですがそれでも目先は厳しそうですね。

株価も特に2018年後半以降かなり落ち込んでますね。

財務

 とても健全。いかにも優秀な商材を持つ専門企業みたいな。流動資産の大半現金と手形。借り入れもなく財務はなんの問題も。

CF

 営業CFはかなり安定。大きな設備投資が時々入るようです。その時はさすがにFCFマイナスですが通常は普通にFCFプラスでまあ長期には普通にプラスですね。

増配しながら現金も高水準で今の還元は余裕ですが残念ながら利益と連動色強そうですね。

評価

ピーバンドットコム

会社はあんまり事業リスクを負ってなく財務もド健全でCFも投資もせずにFCFになって還元するか買収するかないみたいな会社。

成長率としてはそんなでもないけどPER14ほどならわりと妙味もあるのではないか。成長せず衰退などしたりしたら下もありそうですが。

 

メイコー

いろいろシクリカルの難しさを垣間見るような気がする銘柄。安ければ。

PBR的にはそんなに安く見えません。ただ近年は好調の部類だね。なにか根拠があるなら選択になるかもしれない。

 

メック

 普通に業績財務CFと優秀な企業ですが、業界の停滞も受けて目先は業績に陰り。

それでも普通に利益は出てそうですが業績陰るとなればするするはどうか。

評価はさすがに大きな株安で業績陰りは織り込んでいるともみなせますがPBR1.3は維持も織り込んでそうでもっと悪化はわりと困った展開になるかも。維持くらいできるよね?とみなすならわりと面白いかもしれない。するするは期待しづらい気がするけど。

 

ベストワンドットコム

 クルーズ特化の旅行予約サイト運営。

上場間もないですが業績としては増収甚だしく勢いあるという他。売上成長率で30%以上出てるよね?って感じ。また利益率も旅行系としては高い方になる。いろいろ優秀はそうだと思うし、このままなら化ける。このままならだけど。財務はわるめ。借入金なども多くそして増やしてるね。といっても資産はだいたい流動資産で投資などもしてないとなりそうなので、ほとんど財産ない中で大きく旅行を取り扱ってるため運営資金かな。これはお仕事多いからということになりそうで順調って事になりそう。

評価はお高めPER40越え。でも高くもない。うんだから高い成長率を維持できるかどうか。できるかどうかはわたしにはわかりません。

 

日足週足月足の値動き判断

日足でさげからあげ
週足でさげとまり感も
月足でさげ
確認。

売買判断

テクニカル的には、 上場以来奈落。正しく上場ゴールしてますね。その中で日足で上昇に転じ、週足では下げ止まり感も見せているというところ。底を1011をみてここが長期のトレンド転換になることを狙うのはありかもしれないね。ただ現状は長期に絶賛下げです。
ファンダ的には、総合でケチのつけがたい財務CFな事業で今のところ大枠で業績も順調の部類。PER14ほどは下はないとも言い切れないけど選択肢としては十分ありな気がします。

参考データリンク

 銘柄スカウター:https://info.monex.co.jp/news/2017/20171026_01.html

 株プラス:https://kabu.plus

 IRBANK:https://irbank.net/

その時の感情気持ち(個人的な独断で考えたことも加えてみる)

特にないですよ。

 

 

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記事補足してます。

用語解説(日記比較編)

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