投資関連で日々比較や分析したり、思ったこと感じたことを書いていく日記です。 あくまでもいろんな企業の数字を見てみようという習慣でやってますので、ここに書いてあることを真に受けて損しても知りません。
記事は書き溜めておくためアップ時に最新データとずれてる可能性があります。厳密にやるわけでもなくアバウト判断の練習なのです。
注目銘柄(市場/業種)
ハウスコム
(東証二部/不動産)
株価
1328円(人々は、一気に勢いをつけ戦線突破するも押し戻され膠着状態になってきてる。)
業績財務と指標とそれに対する分析
今日は分析。ROIC変則3年平均(http://kamomenotoushi.hatenablog.com/entry/2015/10/18/000000)で10%以上かつ(http://kamomenotoushi.hatenablog.com/entry/2019/01/27/2100003期現金抜きCF倍率)で5倍以下のものからチョイスして分析します。お金稼いでいる割には事業が評価されてなくかつ実のところ効率性でも劣ってないものを拾う意図。ハウスコム。大東建託の賃貸仲介子会社。数字は上記の通り。 業績データは主に四季報CD。最新株価・指標は2019年7月18日に取得。
業績
不動産ですが、販売とかではなく仲介というのがポイントか。あといろいろブラックな話題も出てくる大東建託系というのも少し。
仲介ということで販売などよりレバレッジもあまり必要なく不動産価格にも業績が左右されにくいということで実際リーマンから赤字もなく売上もかなり安定。その中で2013年以外は増収が続いています。利益もだいたい増益ですね。好調と言えそうです。BPSなら右肩です。
その中で減収で減益が大きい2013年「賃貸仲介市況が低迷し競合他社との競争が一層激化する中、業界全般的な傾向としてポータルサイト を中心としたWEBへの物件掲載数を各社が増加させる動きをみせました。当社も競争優位性確保の為物件掲載 数の増加を加速させましたが市況の低迷と競争の激化によりお客様からのお問合せの減少となりました。またコ ンブライアンスおよび営業効率の観点から設置を行ったコールセンターの運営にかかる販管費の増加等も計画値を押し下げる一因となり」みたいな感じ。
競争激化も減収はわずかにとどめ、利益も2年で過去の利益を突破していると環境はいいかあるいは優秀ですね。一方センチュリー21などは利益率高いのに対してここはそんなでもないので事業自体はそこまで収益性を高められてないとかは読み取れるかもしれない。
計画で増収増益、過去は計画は保守的で上振れが多いですね。
財務
財務は借り入れもなく健全となりそうです。というか資産大半現金ですね。負債まとめて手持ち現金の半分程度で一掃できるくらい。なんの問題もなく。
CF
営業CFで盤石感。投資もあまり必要なく2016年に投資してる?と思ったら定期預金触ってるとかで普通にしてればFCF出ますね。増配こなしながら現金増えてますね。今の配当水準は余裕です。
なんの問題もないというか余裕しか感じられません。
評価
不動産関連ですが仲介で全然シクリカルでもなく実際リーマンも穏当に通過。減収減益くらいはありえるしあり得たが本質的に事業にあまり大きなリスクもなく業績財務もそれに準じる推移。大東建託系ということでコンプラ系のリスクはあるかも。
その中で長期に成長を見せている感じで現在の評価は高くも見えません。特に優待も絡めてはわりといい選択なんじゃないかな?と思います。
日足週足月足の値動き判断
日足でもみあい。
週足であげてさげ
月足であげ
確認。
売買判断
テクニカル的には、 長期に上げてきて2140からの下落が激しい感じ。これを調整となるか長期下落トレンドに転じたとするか。現状調整と見るなら1098を底にしていくしかないと思うところ。短ければ1289とか。目先は1475目標ですね。
ファンダ的には、状態はなんも問題なく順調ですね。成長も見せており高くも見えなく特に優待狙いとかのインカム狙いで結構機能しそうです。
ただ過去にはもっと低い評価にも置かれてますし親の大東建託はなかなか悪評もありますのでそれ系のリスクはありそうです。
リンク
ヤフー:http://stocks.finance.yahoo.co.jp/stocks/detail/?code=3275
株探:http://kabutan.jp/stock/?code=3275
IRBANK:https://irbank.net/3275
その時の感情気持ち(個人的な独断で考えたことも加えてみる)
特にないですね。
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記事補足してます。