投資関連で日々比較や分析したり、思ったこと感じたことを書いていく日記です。 あくまでもいろんな企業の数字を見てみようという習慣でやってますので、ここに書いてあることを真に受けて損しても知りません。
記事は書き溜めておくためアップ時に最新データとずれてる可能性があります。厳密にやるわけでもなくアバウト判断の練習なのです。
注目銘柄(市場/業種)
(東証二部/ガラス土石)
株価
10160円(人々は、ロケット発射は失敗するもそれでも随分前に進んでる。)
業績財務と指標とそれに対する分析
今日は分析。ROIC変則3年平均(http://kamomenotoushi.hatenablog.com/entry/2015/10/18/000000)を見ながら気になったものをチョイスして比較します。SECカーボン。独立系炭素製品の大手。数字は上記の通り。 業績データは主に四季報CD。最新株価・指標は2019年7月5日に取得。
業績
ピークはリーマン前にありそこで売上利益は結構ありましたが、リーマン後は鳴かず飛ばずで減収減益が続いていて、とうとうリーマンでも出さなかった赤字を2016、2017年に出していよいよ終わった感のしたところから奇跡の大復活とドラマティック。
これは買収統合の疑い。
2017年「国内外の炭素製品市場では需給不均衡の状態が継続したため、前連結会計年度に比べ販売数量は減少しました。また価格競争の激化や円高により販売単価も下落~売上高減少の影響が大きく、棚卸資産評価損を売上原価に計上」とか言ってますね。見通しもトーンは低く明るい未来はみなない感じ。
2018年「国内外の炭素製品市場において需給バランスの改善が進み、販売価格が上昇」となり・・・
2019年「国内外の炭素製品市場は全般的に需要が回復しており、販売数量は増加し、販売価格も上昇しました。特に人造黒鉛電極は世界的に需給が逼迫しており、原料であるニードルコークスの価格が高騰していることから製品価格の是正」となってて別に買収や統合じゃなかったですね。
そうなると奇跡の復活は会社が変わったというよりは環境が変わったというか特需で今後はどうか?というとなかなか難しいかもしれない。会社は成長するつもりのようですが・・過去の計画はあまり正確じゃないようです。
あとは結構な赤字もBPSはあまり飛んでないのでわりと厚い財務基盤はありそうですね。
財務
総資産増えてますがだいた流動資産の変動。手形とか現金とか。借り入れもなく財務は健全ですね。現金だけドカーって入ってきてます。どうするんでしょうねこれ。
CF
なにげに営業CFに赤字なし。設備投資も2013年以降はほとんどしておらず。直近のフィーバーでもだんまりで慎ましくしてますね。その中で直近大金が入ってきた感じです。真面目に慎ましくそして衰退気味に暮らしていた地味な人がいきなり宝くじ当てたようですね。だからどうするんだろうね。増配したけど程度としては慎ましいね。あまり未来の収入を信じられてないんじゃないかな。あとは自社株買いもしてる。これはもしかしてあるいは大きなものも飛んでくるかもしれない。今後。
評価
特需でいきなり栄えてる感も。
会社が特に仕掛けたというふうにもみえず端的には会社はあまり変わってなさそう。
業界環境がどうなるか?がポイントになりそう。
だからというか永続的な繁栄は信じられておらず低評価ですね。
このあたりをどう考えるかですね。
日足週足月足の値動き判断
日足でもみあい
週足で噴火して鎮火
月足で大噴火して鎮火もあげはあげ
確認。
売買判断
テクニカル的には、 2017年2018年に大噴火2016年の安値からは一気に10バガーですね。も、そこから大きく落ちて相場は終わった・・といいつつも噴火前から相当上がってますので全然上昇です。長期上昇を見るにしても鎮火後の底値7200みるしかないですかね。なので7200を軸に。
ファンダ的には、奇跡の復活も特需の恩恵が来ただけでこの会社自体は特に何もしてない感が。PER3の低評価もやむなしか。特需は続きこの利益水準が続くとできるなら妙味はありそう。会社よりは外部環境見てたほうが。自分にはそのへんわかりません。
リンク
ヤフー:http://stocks.finance.yahoo.co.jp/stocks/detail/?code=5304
株探:http://kabutan.jp/stock/?code=5304
IRBANK:https://irbank.net/5304
その時の感情気持ち(個人的な独断で考えたことも加えてみる)
特にない感じ?
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記事補足してます。