大河の一滴

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(7611)ハイデイ日高/日記(比)

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投資関連で日々比較や分析したり、思ったこと感じたことを書いていく日記です。 あくまでもあとから見なおして俺って馬鹿じゃんと問題認知確認するためにやりましょうという課題ですので、ここに書いてあることを真に受けて損しても知りません。 今日は比較。業績データはだいたい銘柄スカウターさん。株価・指標データは株プラスさんで財務は最新通期実績。またIRBankさんも見ながら記事を作ってます。各データは2019年6月28日取得。

比較銘柄

ハイデイ日高とその他

株価

2063円(人々は、長い丘を登り続けている。)

各企業の数字と比較しての感想

コード 7611 3561 7554 2882
企業名 ハイデイ日高

力の源

ホールディングス

幸楽苑

ホールディングス

イートアンド
市場 東証一部 東証一部 東証一部 東証一部
業種 小売 小売 小売 食料品
時価総額(億) 787.0 170.5 464.7 165.1
株価 2063 718 2770 1625
決算期 2020/02予 2020/03予 2020/03予 2020/03予
予想売上(億) 435.0 300.1 420.0 304.0
予想営業利益(億) 48.0 11.5 21.0 9.2
営業利益率 11.03% 3.83% 5.00% 3.01%
予想純利益(億) 31.2 7.0 11.0 3.6
EPS成長率(年複利/期間) 10.7%/12年 #NUM! 19.6%/13年 5.8%/10年
BPS成長率(年複利/期間) 11.5%/11年 13.7%/4年 -4.1%/12年 21.4%/9年
PER 25.16 24.21 37.72 46.49
PBR 3.11 3.92 8.39 2.3
ROE 12.4% 16.2% 22.2% 4.9%
ROA 10.1% 4.3% 6.0% 2.0%
配当利回り 1.75 1.11 0.72 0.46
配当性向 43.9% 27.0% 27.2% 21.5%
総資産(億) 307.8 163.9 182.6 181.4
自己資本(億) 249.7 43.2 49.5 71.7
自己資本比率(%) 81.10 26.40 27.10 39.50
一言感想 あげ あげあ 復活? あげ

 今週は比較。湘南投資勉強会で四季報の通読をしました。(主催者さんブログ:http://www.shonan-toushi.com/)そこで拾った銘柄をチョイスして比較します。だいたい株価落ちてるのに業績は好調だよねっていうもの。比較の会社と数字は上記の通り。ハイデイ日高日高屋。比較にラーメン。ゲストにレトルト餃子。

ハイデイ日高

業績

 安定成長の鏡のような。長期に売上前年割れなしの利益でも2003年くらいまで遡らないと減益も無さそうです。とはいえ成長率は落ち着いてきたように見えるところでそのあたりをどう考えるか。1Qで利益前年割れしてますね。成長鈍化懸念はありますが過去のQレベルでも前年割れもないわけでもないので見捨てるのは早すぎるように思えます。その他利益率なども高く最近落ち気味ではありますがROEも高水準と普通に優秀ですね。

 

財務

 借入金無しで自己資本比率も高く盤石と言える財務体質。言うことなんて・・まあROE落ちてるのでレバレッジかけるかもっと還元してもいいとは思います。

CF

 営業CF安定的。設備投資もするけどFCFは毎年出て現金も積み上がるとあからさまに優良企業です。増配もしてきてますね。増配ペースのほうが早く配当性向が上がってますがまだまだあらゆる面で余裕ですね。減益したときに配当維持するかはわかりませんが。

力の源ホールディングス

業績

 一風堂。上場している他のラーメンチェーンは格安方面が多いけどここはもうちょっと上の値段帯。それはさておき上場は近年ですが上場来業績は好調で普通に成長ですね。ただ利益率などは高くもなく飲食業として凡庸と言うかいまひとつ際立った強みなどは業績からは見えながたいかな。ROEは高いのですがこれは財務レバレッジによるところが大きそうです。その意味でいま勢いのある業績が衰えてくると・・怖い展開になるんじゃないかな?とか思います。

財務

 財務レバレッジをかけながら資産増。借入金もなかなの水準で危ういといえばそうですが飲食が成長する過程においてはよくあることです。財務的に危ういというかよくあることで飲食では王道パターンでもあり現状はそんな心配することもないと思います。

好調が途切れたら心配してください。もっとも日銭商売なので案外持ちこたえると思います。株価以外は。

CF

 営業CFは堅調に入ってきてます。それを大きめの設備投資でFCFマイナスのときも多く。直近は投資に比べ営業CFが入って現金が増えました。借り入れ返す感じでもないのでお店作ってきそうです。

幸楽苑ホールディングス

業績

 高くもないラーメンでわりと成長してきましたが2013年から大きく減益で低迷入ってきて2018年は赤字まで。減損も入り純資産も大きく減る形。ここで何を血迷ったかいきなりステーキのフランチャイズを始めてその時は苦し紛れ感もあったのですがまさかの業績大復活が直近本決算ということでこんなこともあるんだなーって感じ。計画は好調継続でさらなる増益計画ですね。

さてどうなのでしょうか。いきなりステーキは減速感も出てる中どこまで信じれるのやら・・?って感じですね。

財務

 近年の低迷で財務はなかなか悪化してます。借入金などはそんなでもないですが買掛未払金未払費用などが多く流動資産<流動負債ですね。わりと資金繰りしんどいのではなかろうかと思います。その他建物土地など固定資産多め。資金繰り詰まるとお店を安く手放すとかいろいろしんどくなりそうだよ。

CF

 なのですが、営業CFはでてて2013年以外ならFCFもプラスだったり。なんとか戦えるところが日銭商売の強いところ。FCFは債務返済に回ってそうです。

評価

ハイデイ日高

 優良企業の一言。業績財務で盤石の安定感。ただ成長性は衰えてきてるように見えます。それを踏まえてPER25ほどをどう考えるか。安いとは簡単に見なすべきではないでしょう。優待踏まえると現在2.7%ほどの利回り。ユーザーなら増配期待も含めて持つのはありかもしれない。成長止まると試される展開になりそうです。

力の源ホールディングス

 財務に不安などもあるけど現在は普通に回ってて業績も勢いあり。業績につまずきなどあるとなかなか厳しくなるかもしれない。株価はもっとでしょうが。勢いが続くなら日高よりいい選択肢になるかもしれない。顧客なら持っててもいいもね。割引券もあるので沢山食べるとわりと良い利回りになると思います。

 

幸楽苑ホールディングス

 苦し紛れに見えたいきなりステーキは救世主に。も、財務は悪くしんどい戦いは続きそう。色んな意味でいきなりステーキが順調に行くかがポイントになりそうです。評価は・・PER37のPBR8ですか。材料株で上がってる感がすごく。短期でゼロサムで勝ち抜くつもりでなければ触らないほうが。

 

イートアンド

 売上ずっと伸びてるね。利益は2015年に大きく減らすもまた復活してきてます。つまずきにもくじけず強いとは思います。利益率ROEなど低いですね。食品ですしね?やっぱり。設備投資等さかんでやる気は満々っぽいです。良いのではないか・・とか思うけど触るにしても低ROEなのでPERはともかくPBR2超えは高いと思いつつ触るのがよろしかろうと思います。

日足週足月足の値動き判断

日足でもみ合いかな
週足であげてもみあい
月足であげ
確認。

売買判断

テクニカル的には、長期には上昇。その中で2017年ピークから調整が長引いている感じ。いずれ上か下かとして狙ってみるのはありかもしれない。底は1712になると思う。 
ファンダ的には、文句のない優良企業だけど成長鈍化懸念と高評価といえる株価水準をどう考えるか。顧客なら持つのもいいかもしれないけど投資妙味で言うとそんなにないかもしれないね。

参考データリンク

 銘柄スカウター:https://info.monex.co.jp/news/2017/20171026_01.html

 株プラス:https://kabu.plus

 IRBANK:https://irbank.net/

その時の感情気持ち(個人的な独断で考えたことも加えてみる)

 取り立てて特には。

 

 

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記事補足してます。

用語解説(日記比較編)

この記事の表とデータは以下のツールで作成しました。

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