大河の一滴

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(7958)天馬/日記(比)

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投資関連で日々比較や分析したり、思ったこと感じたことを書いていく日記です。 あくまでもあとから見なおして俺って馬鹿じゃんと問題認知確認するためにやりましょうという課題ですので、ここに書いてあることを真に受けて損しても知りません。 今日は比較。業績データはだいたい銘柄スカウターさん。株価・指標データは株プラスさんで財務は最新通期実績。またIRBankさんも見ながら記事を作ってます。各データは2019年6月14日取得。

比較銘柄

天馬とその他

株価

1786円(人々は、丘を登り休憩中。)

各企業の数字と比較しての感想

コード 7958 4221 7995 8334
企業名 天馬 大倉工業 バルカー 群馬銀行
市場 東証一部 東証一部 東証一部 東証一部
業種 化学 化学 化学 銀行
時価総額(億) 496.7 215.4 405.7 1792.9
株価 1786 1735 2171 395
決算期 2020/03予 2019/12予 2020/03予 2019/03
予想売上(億) 900.0 870.0 500.0 1,487.3
予想営業利益(億) 30.0 35.0 46.0  
営業利益率 3.33% 4.02% 9.20% #VALUE!
予想純利益(億) 25.0 25.0 33.0 233.2
EPS成長率(年複利/期間) 3.3%/13年 #NUM! 1.6%/13年 1.7%/12年
BPS成長率(年複利/期間) -0.4%/12年 0.8%/11年 3.2%/12年 2.9%/11年
PER 17.24 8.27 11.56 8.03
PBR 0.57 0.46 1.16 0.32
ROE 3.3% 5.6% 10.0% 4.0%
ROA 2.7% 3.0% 6.7% 0.3%
配当利回り 4.48 3.17 4.61 3.29
配当性向 77.2% 26.2% 53.2% 26.4%
総資産(億) 922.5 846.1 495.4 81401.3
自己資本(億) 749.6 438.2 328.2 5259.2
自己資本比率(%) 81.30 51.80 66.20 6.50
一言感想 まああげ 停滞増益 いちおあげ 停滞

 今週は比較。優待配当利回り見ながら気になったものをチョイスして比較します。比較の会社と数字は上記の通り。天馬。樹脂成形で収納ケースとか自動車部品とか。比較に同業っぽい。ゲストに馬仲間の群馬銀行

天馬

業績

 優待はクオカードで配当合わせて5%というところ。配当分が多く占めるので配当次第なところには留意。

シクリカルっぽいけどシクリカル。リーマンに赤字までで2011年にはそこそこ大きめの純損失まで。「投資有価証券評価損や東日本大震災に伴う災害損失及び祭儀損失引当繰入金の特別損失」と言ってるね。その後はそこで膿を吐き出したか環境の良化かで売上利益は伸びてというか成長となって直近が売上が一番出てるとなり決算出て計画も増収計画ですね。利益面では2016、2017年からは落ち込んでますね。原材料費などの上昇が重しになってるようです。ここ二年利益は下振れですので増益計画も話半分くらいに見てたほうがいいかもしれません。

 

財務

 かなりの好財務。借入金もなく自己資本比率も高いです。も、純資産BPSは微増もしくは停滞くらいなところには留意。現金持ちのようです。

CF

 営業CFは順調。FCFはマイナスも目立ちますがこれ定期預金いじってる部分が多そうですね。設備投資から見るとFCFはだいたい出てそうです。増配を大きくしてきてますがこれは手持ち現金からは余裕ですね。配当性向やCFからは年によっては足が出るかな?という気がします。現役時は大きくはないですが減配してますね。今の配当水準が安泰かというと微妙そうです。

大倉工業

業績

 フィルムいろいろ。シクリカルですね。リーマン前後は普通に落ち込んで赤字まで。それ以外は横ばい感の強い業績です。2016年に利益が跳ねてますがこれは原価率の変動によるものとなりそうですね。なのでこの増益を成長と見ると見誤りそうです。利益は控えめに見てたほうが良さそうですね。1Q終えて増収増益です。

 

財務

 借入金もあり財務はそれほど良くはないですが、その借入金は継続して減っており財務改善が続いてます。借り入れも近く返しきれそうです。

CF

 営業CFは堅調ですね。設備投資はいるも何もなきゃFCF出てきそうですね。というか近年は好調なのでかなり余裕がありそれもあって返済に向かったようですね。好調が続くなら還元強化も可能となるでしょう。なのですが配当は業績連動感が強いですね。なかなかに難しい。

バルカー

業績

 配管つなぎ目の気体・液体漏れ防ぐシール材大手。ほどほどシクリカル。リーマンあたり減収減益も黒字でこらえ。薄利まで言ってるので盤石感はないですが。で、近年好調でリーマン前のピーク越え。よくあるタイプです。本決算通過で増収増益からの計画減収減益ですね。過去をみると計画は保守的な方となりそう。その他利益率なども高くBPSなら右肩感はあります。ほどほど優秀に見えます。

財務

 問題のない財務に見えます。借り入れも減らす方向というかもう手持ち現金で一掃できる水準です。

CF

 安定した営業CF。設備投資は必要もFCFも安定して出てますね。現金も増える傾向。増配もしつつまだ余裕もありそうな。

評価

天馬

 業績も長期には成長となりそうだし財務も余裕有りです。利益からは配当等は余裕というほどでもなく貯金はあるも減益などくるなら減配の可能性も考えたてた方がいいかもしれない。また半分以上資産バリューにも突っ込んでそうです。まさかの還元大盤振る舞いなど来るかもしれないし分散の一つとかならそんな悪くもない選択に思えます。

 

大倉工業

 成長はないものの大枠で堅調で財務も改善してきて余裕も出てきそうです。業績連動の還元方針が変わると面白そうですが今の所シクリカルっぽくもある業績次第。一方で結構な低PBRなので業績傾向もありめちゃくちゃひどい目までは無さそうです。利益が落ちるならそこそこ酷い目は有り得そうですが。こらえてればそのうちなんとかなる気もしますが。

バルカー

シクリカルだし業績後退懸念もありも大枠堅調で配当利回りやPERPBRでももうちょっと上でもいいかな感は感じます。業績後退くるとそれなりに厳しそうですが。

 

群馬銀行

地銀は圧倒的に冴えないという印象でしたが群馬銀行は経常収益で持ち直しつつあるようにも見えるし経常利益も安定的で圧倒的に冴えないまではいかなさそうです。冴えるかといえば冴えないよりになりそうですが。BPSならのばしたりしてますね。 PBR0.3程度は過小評価と思えますが地銀自体は冴えない印象なものも多く、その中でするする評価改善するかと言うかする気がしないくらいですね。ある意味かわいそう。

 

日足週足月足の値動き判断

日足で下げとなりそう。
週足で下げ気味にもみあい
月足であげてもみ合い
確認。

売買判断

テクニカル的には、 2015年まであげてそこからずっともみ合ってる感。2015年以降の底1432を見ながらが良いと思う。近づいたとした頃合いに買って2000超を狙うとか。で、1432切るなら逃げるとか。
ファンダ的には、業績後退は怖めも財務は余裕たっぷりで半資産バリュー。業績後退なければもうちょっと見直されそうな気もしますしまさかの大盤振るまいあればとてもおもしろくなりそうで投資スタンスによっては結構ありかもしれない。

参考データリンク

 銘柄スカウター:https://info.monex.co.jp/news/2017/20171026_01.html

 株プラス:https://kabu.plus

 IRBANK:https://irbank.net/

その時の感情気持ち(個人的な独断で考えたことも加えてみる)

 今日も特にない。

 

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記事補足してます。

用語解説(日記比較編)

この記事の表とデータは以下のツールで作成しました。

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