大河の一滴

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まったり一滴を注ぎ続け大河になる大河をつくることを目指す投資ブログ

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(3420)ケー・エフ・シー/日記(比)

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投資関連で日々比較や分析したり、思ったこと感じたことを書いていく日記です。 あくまでもあとから見なおして俺って馬鹿じゃんと問題認知確認するためにやりましょうという課題ですので、ここに書いてあることを真に受けて損しても知りません。 今日は比較。業績データはだいたい銘柄スカウターさん。株価・指標データは株プラスさんで財務は最新通期実績。またIRBankさんも見ながら記事を作ってます。各データは2019年5月29日取得。

比較銘柄

ケー・エフ・シーとその他

株価

1521円(人々は、長く耐えた防衛線を突破され崩れかけている。)

各企業の数字と比較しての感想

コード 3420 7940 5358 9873
企業名 ケー・エフ・シー

ウェーブロック

ホールディングス

イソライト工業

日本KFC

ホールディングス

市場 東証二部 東証一部 東証一部 東証二部
業種 金属製品 化学 ガラス土石 小売
時価総額(億) 112.2 72.2 110.2 452.5
株価 1521 649 467 1986
決算期 2020/03予 2020/03予 2020/03予 2020/03予
予想売上(億) 270.0 290.0 170.0 744.0
予想営業利益(億) 28.0 18.0 28.0 15.0
営業利益率 10.37% 6.21% 16.47% 2.02%
予想純利益(億) 19.0 12.0 20.0 10.0
EPS成長率(年複利/期間) 5.3%/13年 3.1%/5年 6.4%/13年 -2.7%/12年
BPS成長率(年複利/期間) 9.3%/12年 5.7%/4年 4.3%/12年 -1.1%/11年
PER 5.89 5.16 5.50 44.39
PBR 0.79 0.55 0.9 2.08
ROE 13.4% 10.7% 16.4% 4.7%
ROA 8.0% 4.1% 10.4% 2.6%
配当利回り 3.94 4.62 2.57 2.52
配当性向 23.2% 23.8% 14.1% 111.8%
総資産(億) 237.8 294.8 191.4 384.2
自己資本(億) 142.1 112.5 122.1 213.9
自己資本比率(%) 59.80 38.20 63.80 55.70
一言感想 停滞 まああげ まああげ 衰退

 今週は比較。ROIC変則3年平均(http://kamomenotoushi.hatenablog.com/entry/2015/10/18/000000)上位920位を市場統計推移記録表にかけ2016/2/12比較でPER低くROE高くEPS伸びているものからチョイスして比較します。質が良いのに質が良くなったのに2016年2月より安くなったと言えるものを拾う意図。該当172銘柄。比較の会社と数字は上記の通り。ケー・エフ・シー。建築建材。比較に同業っぽい。ゲストにチキンの方のKFC。

 

ケー・エフ・シー

業績

 ボルトの販売と施工。シクリカルです。ただ業績落ちてるのが2005年とかで2013年とか。建設系はちょっと他の多くのものと業績後退する時期が違ったりしますね。2013年前のピークは2010年とかにあるのですがそこから落ちて2013年の赤字まで。そこから業績が回復し前回のピークを越えてそれくらいで安定してますね。大枠では成長企業とは見ないほうが無難そうです。

わりと長くBPSも増やせてなかったですが近年くらい好調ならBPSもかなり増えますね。なのでこれくらいで安定するなら妙味もありそうです。なので一つの視点は今ぐらいで安定できるか?ですかね。

 本決算通過でわりと強気な計画が出てます。2018年は期初計画下振れですが、それ以前は上振れ多く保守的は保守的ですね。今期はどうなるでしょうか。受注残は出てませんでしたが直近受注は順調とは言ってますね。

財務

 財務は以前悪かったですが、ずっと改善が続いてますね。借り入れもほぼ駆逐ちました。その意味で綺麗になりましたね。

CF

 営業CFは安定しないと言うか、赤字だったり大きく入ってきたりとブレが出るタイプ。建設っぽいですね。設備投資はほぼ要らないタイプです。長期にはFCFは普通に出ますね。薄利でもBPS増やせるくらいですし。業績が上向いている今は余裕がありそうです。それを受けてか近年は増配に熱心です。もっとも減益時には減配してますが。

ウェーブロックホールディングス

業績

 住宅とか畑とか自動車とかいろいろなものに使う網とかシート。防虫網とか壁紙。まだいろいろなんか言うほど業績の蓄積がないですね。歴史自体は長くいったん2009年に上場廃止してますね。MBOみたいですね。で、2018年にまた上場してきてますね。MBOした理由は、環境が厳しくなってきた中でその対策に長期的な視野に立ち投資をしたいがそうすると中期の業績には期待できなさそうなのでその中で安定株主確保と資金調達の潤滑化を図るためみたいなことを。で一旦上場廃止し目的を達成したのかまた上場してきたと。

過去の業績資料がありました。

株主プロ 【 7940 ウェーブロックホールディングス株式会社 有価証券報告書 開示日 2008/06/27 】

2004~2008年で売上141億~230億の経常利益9億~14億ですのでテコ入れ期間を経てパワーアップして帰ってきたはそうとなりそうです。

このような大枠の経緯をみて投資はありかもしれませんね。もっともそうでものんびり見てたほうがいいかもしれません。再上場後としては利益も前年割れとかもありますし。

 

財務

 あまり良くはないですね。自己資本比率は低いほうだし借り入れもなかなか重そうです。

CF

 短い実績ですが営業CFはしっかり出てて投資もするもFCFは出る形でこのまま続くなら財務改善も見込めそうではありますが、返済自体は長い戦いになりそうですね。とりあえずばんばん還元をするみたいなステージには見えません。

イソライト工業

業績

 断熱材。普通にシクリカルですね。で、近年好調でリーマン前の水準超えたというよく見るパターン。好調は続くのか?それとも後退してもとに戻ってしまうのか?難しい話ですね。計画は毎度保守的で毎期上振れが続いているようです。その中で売上前年超えはわりと現在は順調とは思えます。

 

財務

 財務はかなり改善。借入金はかなり駆逐してきてます。BPSもリーマン以後は右肩感もあります。今ぐらいの業績が続くなら還元も強化できそうでなかなか良いかもしれないですね。現金も増えてるようですね。

CF

 営業CFはかなり安定するタイプ。投資はいるもFCFは出るタイプで近年は設備投資も強化感あります。順調ということになると思います。投資して借り入れ返しながら還元強化しつつ現金を増やすと近年の動きはかなりポイント高いですね。よいのではないか。

評価

ケー・エフ・シー

冴えない期間は長かったですが今は堅調で余裕もありそうです。これくらいが続くなら借り入れも片付き還元強化も期待できそうです。配当利回りはわりといい水準ですね。もっともやはりシクリカルで業績後退は怖いところですね。PBR0.8ほどは普通に減益来るなら厳しい展開も有り得そうであまり楽観できないですね。難しいところです。少数なら還元期待で突っ込むのはまあありかもしれません。 

 

ウェーブロックホールディングス

 MBOしてリフレッシュして再上場という経緯は面白く思えますが、状態自体は良くもなく未来が明るいかは定かでもないかなと言う感じ。今ぐらいならやっていけるはそうですが業績後退するなら厳しそうです。配当利回りとかPBRとかはこんなもん感はします。市況が良くなるなら順当に評価改善は見込めそうですが業績がぱっーっと良くなるのはどうだろうね?

 

イソライト工業

 大枠でシクリカルも近年は特に順調ですね。PBR0.9ほどはこの手の業種にしては高いですがPER5.5ほどはROEも高く順調さの裏返しでもあります。このままならめっぽう良いように思えます。も、業績悪化はなかなか以上に厳しくなりそうです。痛し痒し。持つなら状態変化には気を配るのがいいでしょう。

 

日本KFCホールディングス

売上を減らしてきて薄利でもあり苦戦感。BPS減ってきてるしかなりの苦境と見ておいたほうが。 一方で営業CFでてるというかFCFもでてますね。・・還元負けと思いましたが還元負けもしてなさそうですね。・・おそらく不採算店切ってますね。それで減損でBPS減となってる感じでしょうか。詳しくは見ません。そう見ると利益営業CF出てますし、現金も減ってるわけでもなしで見た目ほど追い詰められてなさそうで、優待でももらいながら売上反転をまつとかも考えられそうですね。ただそう考える人が多いのかは知りませんが評価自体は状態からすると高いとしか言いようのない水準ですね。もう一声ほしいところです。

 

日足週足月足の値動き判断

日足でさげ
週足でもみ合いからさげ
月足でもみ合いからさげ感
確認。

売買判断

テクニカル的には、 2014年に吹いて以降調整を続けていた感はあるも調整後の安値1444も割れて1351まで。基準になるところもないのでもう底をみては難しいかも。あえてなら1351あるいはもう売りで。
ファンダ的には、今は業績好調で財務も余裕が出てきてます。配当利回り的にいくのはありはありかもしれません。ただ減益来ると厳しい展開も考えられますので減益来たらの影響は考えておくべきでしょう。そんな感じ。

参考データリンク

 銘柄スカウター:https://info.monex.co.jp/news/2017/20171026_01.html

 株プラス:https://kabu.plus

 IRBANK:https://irbank.net/

その時の感情気持ち(個人的な独断で考えたことも加えてみる)

最近質問箱でやたら質問されます。

面白いので今のところ答えてますが、玩具にされてる向きもあるやもですがポジティブに質問くれてる向きも多そうなので有り難いと思ってます。

 

 

 

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記事補足してます。

用語解説(日記比較編)

この記事の表とデータは以下のツールで作成しました。

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