大河の一滴

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(7453)良品計画/日記(比)

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投資関連で日々比較や分析したり、思ったこと感じたことを書いていく日記です。 あくまでもあとから見なおして俺って馬鹿じゃんと問題認知確認するためにやりましょうという課題ですので、ここに書いてあることを真に受けて損しても知りません。 今日は比較。業績データはだいたい銘柄スカウターさん。株価・指標データは株プラスさんで財務は最新通期実績。またIRBankさんも見ながら記事を作ってます。各データは2019年5月29日取得。

比較銘柄

良品計画とその他

株価

19780円(人々は、大きな山を2つ越えるも足を滑らせ落ちたところ。)

各企業の数字と比較しての感想

コード 7453 3169 3059 4748
企業名 良品計画 ミサワ ヒラキ 構造計画研究所
市場 東証一部 東証一部 東証二部 JQS
業種 小売 小売 小売 情報通信
時価総額(億) 5553.8 29.0 47.4 119.8
株価 19780 408 919 2178
決算期 2020/02予 2020/01予 2020/03予 2019/06予
予想売上(億) 4,620.0 104.3 173.0 120.0
予想営業利益(億) 485.0 3.9 8.2 12.0
営業利益率 10.50% 3.76% 4.74% 10.00%
予想純利益(億) 318.0 2.3 5.6 8.0
EPS成長率(年複利/期間) 9.5%/12年 27.1%/10年 1.6%/13年 2.3%/12年
BPS成長率(年複利/期間) 9.5%/11年 56.5%/9年 3.2%/12年 1.9%/11年
PER 16.34 12.40 7.99 13.38
PBR 2.73 2.34 0.7 2.31
ROE 16.7% 18.9% 8.8% 17.3%
ROA 12.2% 5.5% 3.3% 6.5%
配当利回り 1.84 1.23 2.18 3.67
配当性向 30.1% 15.2% 17.4% 49.1%
総資産(億) 2600.8 42.2 168.3 122.6
自己資本(億) 1906.7 12.4 63.8 46.9
自己資本比率(%) 73.30 29.40 37.90 38.30
一言感想 あげ 増収停滞 減収停滞 まああげ

 今週は比較。ROIC変則3年平均(http://kamomenotoushi.hatenablog.com/entry/2015/10/18/000000)上位920位を市場統計推移記録表にかけ2016/2/12比較でPER低くROE高くEPS伸びているものからチョイスして比較します。質が良いのに質が良くなったのに2016年2月より安くなったと言えるものを拾う意図。該当172銘柄。比較の会社と数字は上記の通り。良品計画。無印。比較に雑貨っぽい。ゲストに計画仲間の構造計画。

良品計画

業績

 2013年以前は売上横ばい感はあるけどなにげに売上前年割れは2000年以降だと2003年のみみたいですね。で、利益は2013年位まで足踏み感もありましたが近年は大きく売上利益を伸ばしてきてます。転機はやはり2014年でしょうか。欧州やアジアなど海外の寄与が大きい模様です。ここらへんから明確にグローバル化が進んでいるとみなせそうです。直近決算見ると海外比率がずいぶん伸びてまた海外各国順調ですね。グローバル化がうまく進んでいる会社となりそうです。また利益率ROEなども良化の傾向でこのあたりも優良企業化してるはそうなりそうです。今期も増収増益の計画ですね。ただ2018年には下方も入ってるようですね。このあたりをどう見るかは一つのポイントとなりそうです。

財務

 健全ですね。かつ欲に2013年辺りから資産の伸びも加速で借入金もほぼないレベルでなんの問題も。

CF

 安定的な営業CF。かつ伸びる傾向ですね。FCFもほぼ出る感じで現金も増えと。直近は有価証券処分してますね。投資と合わせて還元すると現金はマイナスもありそうです。も、長期的には今の所問題ないですね。

ミサワ

業績

 unicoというショップで家具雑貨売り。

売上で言うと右肩上がりですね。とはいえ利益は伸び悩み一時は赤字まで。そこから赤字は解消も利益率は以前より低い水準に置かれてます。この辺をどう考えるか。大幅減益の2016年は特に理由を語ってませんが赤字の2017年は「異業種からの市場参入による競争の激化(外的要因)、ラグ・カーテンの全店導入による販売体制整備の遅れ(内的要因)等により、予想した業績を達成することができず、厳しい結果となりました。また、一部の店舗に係る減損損失の計上、連結子会社Lamon Bay Furniture Corp.の火災による損失、同社に対する貸付金に係る為替差損も減益の要因」と言ってますね。2018年も見ますと「新ブランド「unico loom」の販売の苦戦、熟練販売員の不足と新人販売員の育成の遅れ、及び繁忙期における欠品が、当期の厳しい結果の主な理由~店舗数の増加によって熟練の販売員が相対的に不足し、その結果店舗ごとの売上高が伸び悩むとともに、その不足を補うための新人販売員の育成にも時間を要し」と、拡大するもそれをバックアップする体制の不備があったようです。2019年で黒字「unico業態2店舗の移転及びloom業態2店舗の新規出店にとどめ、ECサイトのリニューアル」と、出店を抑えサイトリニューアルとあまりコストが掛からないところを頑張ったため赤字は回復。今期はもっと効率化しないといけないとしてもっと頑張るって言ってますね。そんな感じのようです。競争も激化しているのと人材不足はあるようですがとりあえずの立て直しは成功しつつありそうで優しく見守って見るのも一つの手かもしれないですね。

 

財務

2016年まで資産は伸びてましたが赤字もあり総資産横ばいで純資産減りからの回復。価拡張を続けてたけどメンテナンスが追いつかなくなり赤字まで。そこからリストラをして 純資産もマイナスに歯止めをかけたみたいな推移ですね。資産は商品が多め。商品は増加を抑えてますがその中で売掛買掛がまた伸び始めてますね。商品を整理してきてる感を感じます。借り入れ自体はそこそこ軽くはなく財務自体は良くはないですね。

 

CF

 営業CFは出てますね。2017年はマイナスです。ここで危機感が出たのかもしれません。2019年は営業CFが大きくはね・・は棚卸し資産などの減少ですね。たぶん今期は営業CF減ってくるでしょうね。買掛なども増えてますし。で、投資を抑え投資優先でFCFは出てませんでしたが久しぶりというか始めて大きなFCFを出したとなりそうです。で、慎ましやかに配当を始めたようですね。

ヒラキ

業績

主に靴の通信販売ですね。 長期に売上を減らしています。も、しぶとく利益は出し続けていると言うか近年は増益傾向もあり厳しい中もなかなか頑張ってる感はあり。一応計画で増収。ただ減収の前期も計画は増収でしたので話半分くらいに見ていたほうが。利益がしっかり出ていることは評価するもとりあえず売上反転は確認したいところですね。

 

財務

総資産横ばい程度か。その中で純資産が微増くらい。守りの姿勢は見えます。借り入れは重い方ですね。 とはいえ地味に返してきてます。

 

CF

 営業CFは安定。投資はずっと抑えてますね。なのでFCFはだいたい出ています。も、配当配って残りは債務返済という感じですね。だいたい借金返済に吸い取られてます。まだまだ借り入れもありこの傾向はまだ続きそうですね。

評価

良品計画

総体的には業績は順調で財務もよく問題など。明らかな優良企業。 若干成長鈍化の疑いはあるかもです。それを織り込んだのか2018年から強烈な株安にも見舞われPERで16ほどまで。そろそろいいのではないか?とか思うところですが強い下落が続いているので逆張りするなら結構持っていかれることも覚悟してがよさそうです。

 

ミサワ

拡張を進めてきたけどコストがかかり赤字まで。そこで拡張を抑えメンテナンスに専念してとりあえず儲けが出たという段階でしょうか。配当始めたとか拡張一本からバランスをとってきたとは言えそうです。環境自体は厳しそうですが 大枠は伸びてるにもなりそうですし評価も落ち着いてきてPER12ほどは考えてみるのも悪くない水準には思えます。

 

ヒラキ

 安定性はありますけど、大枠衰退でまた銀行のために働いている感が強く、残りの借入金からもその傾向はまだまだ続きそうです。売上反転くらいは見てからがいいかもですね。安ければ。PBR0.7ほどは程々感あります。こんなもんだね感はします。もっともっと安くなるならあるいはいいかもしれない。

構造計画研究所

 システム開発ですね。名前の通り建設とかインフラ系が得意のようですが他にもいろいろ多種多様でなんでもやります感はあります。反面ウリがわからないというかラーメンもカレーもハンバーグもやる個人飲食店感は。もあるのか長期に横ばいですね。利益は普通に出てますが。利益はブレもあり弱シクリカルですが近年好調です。

財務とかCFも良くも悪くもなく良くもなくこんなもんか感。評価も含めてこんなもんか感。配当で評価が決まってるような印象も。増配続きですが利益と連動してそうです。いろいろと普通です。

 

日足週足月足の値動き判断

日足でさげ
週足であげてさげ
月足で あげ
確認。

売買判断

テクニカル的には、中期まではえらい下げトレンドも長期には上げとみなせます。29040、18230、41200、19340で一応高値安値切り上げだよ。そこは18230に見ておくのが良さそうだね。ここを切るなら逃げるしかなさそう。
ファンダ的には、成長の勢いに陰りは感じないわけではないけどそれでも十分に優秀と言える企業。評価もかなり下がってきて手を出すのも悪くない水準か。全然悪い選択じゃないと思う。ただし直近は強い下落なのでそこらに対する注意は必要かもしれない。

参考データリンク

 銘柄スカウター:https://info.monex.co.jp/news/2017/20171026_01.html

 株プラス:https://kabu.plus

 IRBANK:https://irbank.net/

その時の感情気持ち(個人的な独断で考えたことも加えてみる)

特に取り立てて何もないですね。

 

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記事補足してます。

用語解説(日記比較編)

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