大河の一滴

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(9362)兵機海運/日記(比)

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投資関連で日々比較や分析したり、思ったこと感じたことを書いていく日記です。 あくまでもあとから見なおして俺って馬鹿じゃんと問題認知確認するためにやりましょうという課題ですので、ここに書いてあることを真に受けて損しても知りません。 今日は比較。業績データはだいたい銘柄スカウターさん。株価・指標データは株プラスさんで財務は最新通期実績。またIRBankさんも見ながら記事を作ってます。各データは2019年5月10日取得。

比較銘柄

兵機海運とその他

株価

1500円(人々は、閉じ込められて時々逃げ出すも捕まり閉じ込められてる。)

各企業の数字と比較しての感想

コード 9362 9110 9171 5445
企業名 兵機海運

NSユナイテッド

海運

栗林商船 東京鐵鋼
市場 東証二部 東証一部 東証二部 東証一部
業種 倉庫・運輸 海運 海運 鉄鋼
時価総額(億) 18.4 547.7 54.5 114.5
株価 1500 2285 428 1223
決算期 2020/03予 2020/03予 2020/03予 2020/03予
予想売上(億) 140.0 1,540.0 470.0 630.0
予想営業利益(億) 4.0 77.0 12.0 30.0
営業利益率 2.86% 5.00% 2.55% 4.76%
予想純利益(億) 3.0 75.0 11.0 20.0
EPS成長率(年複利/期間) 7.3%/13年 -1.3%/13年 -5.4%/13年 -5.8%/13年
BPS成長率(年複利/期間) 0.9%/12年 7.3%/12年 1.2%/12年 5.1%/12年
PER 5.01 7.18 4.14 5.70
PBR 0.73 0.6 0.32 0.29
ROE 14.6% 8.4% 7.7% 5.1%
ROA 3.0% 3.3% 2.0% 3.6%
配当利回り - - 1.4 -
配当性向 #VALUE! #VALUE! 5.8% #VALUE!
総資産(億) 98.5 2287.8 549.9 554.5
自己資本(億) 22.9 806.8 172.8 365.7
自己資本比率(%) 23.30 35.30 31.40 65.90
一言感想 まああげ 停滞 大枠停滞 低迷より?

 今週は比較。市場統計推移記録表で4/12ー5/19比較でEPSを伸ばして時価総額が下がってるものからチョイスして比較します。状態は良くなったのに安くなったものを拾う意図。比較の会社と数字は上記の通り。兵機海運。鋼材中心。海運だけど倉庫なども。比較に同業。ゲストに運ばれる鋼材作ってる東京製綱。

兵機海運

業績

長期に停滞という感じか。も特にリーマン以後は利益が薄利で安定しなく営業赤字はないものの純赤字は二回ほど出てますね。だったんですが、2018、2019とわりと利益が出て今期計画もそれに準じる程度ですね。安定期に入ったかもしれないですね。一応「不採算船の整理による収益性の引き締めと、年度を通じての安定継続した輸送成果が収益性を飛躍的に高め」とか言ってましたがその他見るにどうやら外部環境要因が強そうですね。やはりこのあたりシクリカル。も、赤字は出ても大きな赤字まではあまりないというのが海運のひとつの特徴かと。直近くらいの利益が出るならBPSなら伸びそうですね。

財務

純資産横ばいもしくは微増で総資産を減らしてきてますね。リストラが進んでいるということで自己資本比率も良化。筋肉質化はありそうです。借り入れが重いですがこれも減っては来てますね。

CF

営業CFはわりと安定です。その中で固定資産などを売る形で投資CFプラスも多いですね。一方固定資産の購入もしているので資産適正化で筋肉質化はやっぱり言えそうです。余裕も出てきたとしたのか増配もしてますね。過去には無配もあるので油断は禁物となりそうですが。

ユナイテッド海運

業績

業績の大きな傾向は兵機海運と近いですかね。というか海運ですね。とはいえ規模はかなり大きいですし利益率など兵機海運より高くこちらのほうが状態は良さそうです。良くも悪くも安定感は上ですね。

財務

こちらも緩く財務改善ですかね。改善スピードは兵機海運のほうが早そうです。ここらへんが悪く。借入金は重くこのあたりは船あたりにお金かかりそうな海運ですね。

CF

営業CFは安定。も投資にお金がかかりFCFは余裕ないというか長期に赤字っぽいですね。ただ近年投資を抑える形でFCFを捻出してますね。だいたい債務返済に回ってるようです。申し訳ないと思ったのか2019年は増配ですね。

栗林商船

業績

これも停滞。営業赤字は殆ど出さないもののが薄利で純赤字などはでてくることもあるってのは海運属性ですね。ユナイテッドと兵機海運の中間くらいの規模と利益率。素直に規模が利益率に反映するのかも。最近は堅調です。BPSなら右肩感も。ただ調子悪くなってくると純赤字が続き財産毀損みたいな感じですね。好調がどこまで続くかがポイントですね。

財務

総資産横ばいで純資産が増える形で自己資本比率は改善が続いてますね。借入金は横ばい程度か。上の2つよりは借入金規模が重くないですね。このあたりが比較業績安定性につながってるのかもです。

CF

営業CF安定も投資CFに吸い取られてるは上の2つと同じですがこちらはFCFを出す程度になってますね。営業CFが多いのか営業CFマージンは兵機海運より高水準ですね。というわけでお金には余裕がありますが債務返済を優先しているようです。

評価

兵機海運

状態はいいとは言えないが業績、財務は改善傾向でこの調子なら・・とかは思ったりはします。も、大枠でシクリカルでやはり外部環境の変化には影響を受けそうであまり長く安心して持ってられる種ではないかな。評価はPBR0.8程度は評価高いというかPERは5なのでこれはレバレッジによるものですね。その不安定な利益次第という感じになりそうで赤字などはかなり注意となりそうです。逆に利益が伸びれば株価に反映は考えられます。

ユナイテッド海運

安定味はあるしお金稼げてないこともないけど船あたりにお金がかかりFCFという意味ではなかなか苦しいかも。これはユナイテッドというよりは海運の特徴ですね。仕事道具への支出を抑えて借金返すとかなかなか涙ぐましいかもしれない。すごーく安ければ。PBR0.6程はすごーく安くは見えないですね。

栗林造船

財務が他に比べていいからか、上の2つよりは楽そうです。ただそれでも配当を配るというよりは銀行に返すという感じですので海運ってそもそもしんどいねって感じです。PBR0.3程度も妥当とか言いたくもなりますがなにげにBPSの伸びをみると結構選択肢になるかもです。

東京鐵鋼

長期に停滞感。でしたが近年は利益が減って長い間出てなかった赤字もでなかなかギリギリ感。とはいえ大赤字からは遠くBPSくらいなら長期でへるというよりは増えてますね。もちろん近年は頭打ち感はありますが。も、利益が回復してくるならそこそこ面白いかもです。本決算出て回復すると言ってますね。その6億から30億と言ってますね。もっとも去年は20億と言って6億ほどの決着ですね。赤字からの6億なので反転といえば反転です。30億くらいできるならやっぱり面白いかも。財務は意外に良さそうです。借入金もさほどないですね・・でも営業CFが近年弱ってますね。これをどう考えるか。業績回復しないとなかなか重めな借金ですかね。と、いいつつ手持ち現金で一掃できそうなのでやっぱり財務は良好ですね。ただ営業CFが弱ったので投資をするとFCFマイナスで現金が出ていく感じですね。だから業績が回復しないといずれ厳しくなります。回復するなら面白そうなPBR0.3ほど。

 

 

日足週足月足の値動き判断

日足ではねつもよこよこかなあ
週足で時々跳ねるもよこよこ
月足で大枠もみ合い。時々跳ねるけど
確認。

売買判断

テクニカル的には、 長期にうだうだしてますね。大枠停滞となりそう。その中で時々跳ねてそして戻るなんてのが数回。大枠の中の下の方で買い跳ねるの待ちはそれはそれで機能するかもです。底は1180がいいのではないですかね。
ファンダ的には、状態良化はしてるもののシクリカルで財務などの状態はまだまだ良くはない。財務レバレッジかかる形で業績がかなり影響しそうです。めっぽうハイリスク・ハイリターンとなりそう。

参考データリンク

 銘柄スカウター:https://info.monex.co.jp/news/2017/20171026_01.html

 株プラス:https://kabu.plus

 IRBANK:https://irbank.net/

その時の感情気持ち(個人的な独断で考えたことも加えてみる)

優待とか配当狙いで目先、株価推移冴えないのどうするか思案中。

 

 

 

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記事補足してます。

用語解説(日記比較編)

この記事の表とデータは以下のツールで作成しました。

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