大河の一滴

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(2815)アリアケジャパン/日記(比)

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投資関連で日々比較や分析したり、思ったこと感じたことを書いていく日記です。 あくまでもあとから見なおして俺って馬鹿じゃんと問題認知確認するためにやりましょうという課題ですので、ここに書いてあることを真に受けて損しても知りません。 今日は比較。業績データはだいたい銘柄スカウターさん。株価・指標データは株プラスさんで財務は最新通期実績。またIRBankさんも見ながら記事を作ってます。各データは2019年5月10日取得。

比較銘柄

アリアケジャパンとその他

株価

6340円(人々は、頂点まで登るも足を滑らせ転落は早かった。)

各企業の数字と比較しての感想

コード 2815 2804 2801 8186
企業名 アリアケジャパン ブルドックソース キッコーマン 大塚家具
市場 東証一部 東証二部 東証一部 JQS
業種 食料品 食料品 食料品 小売
時価総額(億) 2080.1 142.4 9539.1 82.8
株価 6340 - 4920 292
決算期 2020/03予 2019/03予 2020/03予 2018/12
予想売上(億) 520.0 172.0 4,735.0 373.9
予想営業利益(億) 111.0 4.6 397.0 (51.7)
営業利益率 21.35% 2.67% 8.38% -13.82%
予想純利益(億) 82.0 7.5 269.0 (32.4)
EPS成長率(年複利/期間) 7.7%/13年 2.8%/12年 7.3%/13年 #NUM!
BPS成長率(年複利/期間) 6.1%/12年 1.2%/11年 2.1%/12年 -8%/10年
PER 26.4 18.25 35.11 -2.56
PBR 2.61 0.69 3.56 0.43
ROE 21.2% 3.8% 10.1% -16.8%
ROA 9.4% 2.7% 7.4% -15.5%
配当利回り 1.21 1.71 0.85 0
配当性向 14.9% 31.3% 30.0% #VALUE!
総資産(億) 872.7 275.0 3621.2 209.3
自己資本(億) 735.8 202.7 2654.3 127.3
自己資本比率(%) 84.30 73.70 73.30 60.80
一言感想 あげも止まる? 停滞 あげ だめなやつ

 今週は比較。市場統計推移記録表で4/12ー5/19比較でEPSを伸ばして時価総額が下がってるものからチョイスして比較します。状態は良くなったのに安くなったものを拾う意図。比較の会社と数字は上記の通り。アリアケジャパン。ラーメンとか肉料理系の調味料。比較に同業。ゲストにアリアケ(有明)本社の家具屋さん。

アリアケ

業績。

長期に成長ですね。売上は綺麗にずっと伸びてます。確認できる範囲で前年割れは2009年くらいなようです。その中で利益は過去にはリーマン以前くらいにはかなりの利益率を誇ってました。リーマンくらいには利益率が落ちる形で減益。その後順々利益率も伸ばす形でリーマン前に及ぶ程ではないもののほぼ毎年増益を続け食料品としてはまた屈指といえるところまで回復ですね。

しかし・・直近本決算が出て計画で減収減益ですね。常に計画が保守的という感じでなく例年は増収増益の計画みたいですね。

というわけでいきなり成長が頓挫?の嫌疑がかかるところという局面かなと。

短信見ると理由ありですね。「アメリカ子会社の連結除外に伴い売上高等の予想額が大幅に減少」アメリカ子会社を売却したようです。も、あって2019年は純利益が特別利益で跳ねてたわけですね。その子会社を売った理由は「当社グループ全体として持続的成長を狙える市場に経営資源を配分することを含む「選択と集中」を図り(中略)海外事業を一部見直すとともに、経営資源を米国以外の地域にシフトするため、本株式譲渡を実施することが中長期における当社グループの企業価値向上に資すると判断」だそうです。

その他既存事業も堅調ではあるようですね。ただ成長力は落ちるかもですね。

財務。

財務カチコチですね。工場抱えるタイプで固定資産は多めなようです。まあ食品ですし。

CF。

盤石の営業CF。設備投資は必要もFCF出るくらいですね。お金も貯まる傾向にあるようです。配当は余裕そうですね。配当性向は低めですしもっと出せるはそうでしょう。自社株買いでもしてくれると嬉しい状況かもです。

ブルドック

業績。

長年停滞。利益はかなり安定的ですが利益率が動く形でそれなりの減益とかありますね。見るとアリアケより売上原価率低いですね。販管費がかかる形でコストがかかりアリアケより利益が出てない感じです。たぶん広告費とかです。たぶん。

3Qで結構な減益で来てますね。でもコスト増要因は原価率ですね。原材料費が上がったとかでしょうね。原材料費は半分くらいが6割になったという感じですが利益率が低いので結構営業利益に来るというところです。値上げができるかは一つの焦点かもです。

財務。

財務硬いやつ。いかにも知名度の高い商品抱えた古い企業感。

CF。

営業CFは安定するやつですね。過去にはマイナスあるけど新株予約権の払込が理由っぽいです。このへん食品。

で、投資はするもFCFは出る感じでしたが2018年に設備投資結構してますね。工場でも新設か更新でもしたかもです。詳しくは調べません。短信にも書いてませんでした。建物とか機械は増えてますからたぶん大体そうでしょう。

それで蓄えが結構飛んでます。しばらくはまた蓄財に励むかもね。

キッコーマン

業績。

優秀な食品感。売上は微増か横ばいのなか利益は地味に伸ばしてきてますね。自らの出すCFで自己強化の成果なんじゃないかと。利益率もアリアケ程ではないですけど高い方と思えますし規模か知名度かでより利益推移が安定的ですね。持ってての安定感はかなりかと思います。

財務。

資産の伸びはさでもないけど健全化が進んでますね。借り入れはありますが可愛いものですね。順調感あります。問題など。

CF。

盤石の営業CF。さす食品。設備投資は常に掛かりそうですがだいたいFCF出るタイプ。余裕がありますが余裕は還元に回してそうです。自社株買いも絡めて会社の配当で出すお金は減るけど増配なんて感じにもなってます。イイネとしか。

評価

アリアケ。

長期に順調で食品としては利益率など屈指。明らかに優秀な会社。久しぶりに減収減益はありそうも会社の意図的な選択によるもので株価がかなり下落も会社の劣化と見るのも尚早か。となるとPER26ほども長期なら妙味となるかもしれない。とはいえ期待も乗ってるとみなすべきで会社が期待に応えられないとみられるとかなり厳しい展開はあろうとは思ってるべきですかね。

ブルドック。

安定停滞のお手本のような老舗食品。減収減益は気になるもまあ大丈夫なのではないか。また大きめの設備投資これが業績に反映すると見るならPBR0.7ほどはなにげに狙えるかもしれません。

キッコーマン

優等生という感じの大手食品。優等生です。あまりケチがつけられないです。高いよね?くらい。割高とは言わないけど割安とは思えません。いや割高寄りかな。

大塚家具。

業績は悪かったんだけど財務健全がちょっと前の姿でしたが、赤字になって配当も大盤振る舞いしてお金も失い土地やら財産もなくなり赤字の事業だけ残りました。という状態。正直無理なんじゃないでしょうか。そんなことを財務諸表見て思います。

 

日足週足月足の値動き判断

日足でさげ
週足であげてさげ
月足であげてさげ
確認。

売買判断

テクニカル的には、長期の上昇トレンドは崩れたと見るべきか。11500まで順調でしたが暴落に近い推移で5640まで。ここが行き過ぎかどうかですね。ここを底として入るのはありにはなりそうですね。もちろん切るなら下落トレンドとして逃げるべきに思えますが。あとはどこまでリバウンドを見込むかみたいな視点で。
ファンダ的には、減収減益が見栄え悪いも理由あってのこと。となるとやはり優秀でPER26程度は安くはないけど悪い選択ではないかなと言う感じです。成長鈍化には要注意。

参考データリンク

 銘柄スカウター:https://info.monex.co.jp/news/2017/20171026_01.html

 株プラス:https://kabu.plus

 IRBANK:https://irbank.net/

その時の感情気持ち(個人的な独断で考えたことも加えてみる)

毎年行きたいと思って会社の総会の日の休みが取れなかったでござる。

休みたい日に休めるようにはなりたいとか思ったりします。

でもまだちょっとはやいかな。

 

 

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記事補足してます。

用語解説(日記比較編)

この記事の表とデータは以下のツールで作成しました。

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