大河の一滴

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(3687)フィックスターズ/日記(比)

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投資関連で日々比較や分析したり、思ったこと感じたことを書いていく日記です。 あくまでもあとから見なおして俺って馬鹿じゃんと問題認知確認するためにやりましょうという課題ですので、ここに書いてあることを真に受けて損しても知りません。 今日は比較。業績データはだいたい銘柄スカウターさん。株価・指標データは株プラスさんで財務は最新通期実績。またIRBankさんも見ながら記事を作ってます。各データは2019年4月3日取得。

比較銘柄

フィックスターズとその他

株価

1371円(人々は、高い崖を登りきり休憩中。)

各企業の数字と比較しての感想

コード 3687 3655 6199 2373
企業名 フィックスターズ ブレインパッド セラク ケア21
市場 東証一部 東証一部 東証一部 JQS
業種 情報通信 情報通信 サービス サービス
時価総額(億) 460.5 402.9 81.5 64.5
株価 1371 5960 592 1303
決算期 2019/09予 2019/06予 2019/08予 2019/10予
予想売上(億) 60.0 52.0 110.0 310.0
予想営業利益(億) 11.7 7.5 7.2 8.0
営業利益率 19.55% 14.42% 6.55% 2.58%
予想純利益(億) 7.9 5.2 4.4 3.0
EPS成長率(年複利/期間) 33.7%/7年 28.8%/10年 25%/5年 15.7%/12年
BPS成長率(年複利/期間) 37.3%/6年 29.4%/9年 44.9%/4年 12.7%/11年
PER 57.85 77.48 18.51 19.61
PBR 17.34 18.81 3.42 1.71
ROE 30.0% 24.3% 18.5% 8.7%
ROA 21.8% 19.3% 10.5% 1.0%
配当利回り 0.51 0 0.54 2.46
配当性向 29.5% 0.0% 10.0% 48.2%
総資産(億) 36.1 26.9 42.0 312.5
自己資本(億) 29.4 18.0 24.1 36.0
自己資本比率(%) 81.40 67.00 57.40 11.50
一言感想 あげあげあ あげあげあ あげあげ 増収足踏み

 今週は比較。ROIC変則三年平均(http://kamomenotoushi.hatenablog.com/entry/2015/10/18/000000)から上位577位を拾って市場統計推移記録表にかけ2018/12/26比較でPBRが30%以上高くなっているものからチョイスして比較します。会社の状態がよく年末から勢いよく株価伸びているものを拾う意図。対象117銘柄。比較の会社と数字は上記の通り。フィックスターズ。マルチコアプロセッサーの性能を向上させるソフト開発が主。比較に高ROEシステム屋さん。ゲストにシステムのデジタルなイメージから遠そうな労働集約の介護からケア21。

フィックスターズ。基本的に素晴らしい業績。売上伸びてますがそれ以上に利益が伸びるつまりは利益率が高くなる形で成長しています。ただ計画で利益率は足踏みで1Qで利益の伸び率が物足りないのがポイント。同時に売上は前年比50%とか弾けた決算で通過。もっともこれはスポット案件の影響が大きそうで継続したものになるかは微妙そうです。またROEが下落傾向にあるとも見れます。お金余らせてきてそうです。財務。業績通りの拡大する財務。自己資本比率も上げていて文句ない・・ではあるけどやはり現金も増えていて自己資本比率を取るかROEを取るか取らないかみたいなところはありそうです。そんな感じで借り入れもなさそうでカチンコチンな財務。CF。右肩に近い営業CF。設備投資も殆どいらずFCFはバンバン出てくるタイプでお金が積み上がってますね。増配自社株買いもこなしながら現金が積み上がる。買収などに向けてくるのは有り得そうです。

 ブレインパッド。ずっと売上は成長。その中で利益は足踏みでしたがここに来て一気に利益がついてきた形で2018年に利益はジャンプアップ。短信見ると「前期までに採用した人員の戦力化が進み、前年度比22.8%の成長となりました。利益面も、売上高に追随して伸長しているほか、案件の大型化・長期化および効率的なプロジェクト管理により案件利益率が高まる傾向が続いており、前年に比べ大きく増加しております。」採用教育にコストがかかってきたがそれらが戦力化また仕事も増えてきたので大きく利益になってきたという感じになりそうですね。で、2Q終えて営業利益前年比129%と弾けた決算で通過してますね。大きく花開いて来てる感は。ただ前期は前年比389%とかですので利益増は控えめにはなってきてますね。財務。2018年に資産がドンと増えてますが現金とか手形とかで要するに仕事した報酬か仕事中の手形によるものという。勢いありますねって財務。CF。2018年にCFが跳ねた形。それ以前も営業CFは出てますね。2014年まで投資先行でFCFは出てませんでしたが2015年以降はFCFプラスに。2018年にごそっとお金入ってそれはそのまま積まれた形ですね。まだ配当は出す気がないようです。

セラク。これも成長ですね。四季報では7.2億とかなりの増益ですが会社計画は前年ほど。それも過去もちょっと背伸び気味で売上伸びるも利益は足踏み感あります。ROEなどは悪くない水準ですが上の2つにはいろいろ見劣りしますね。1Q出てますがちょっと利益もあまり出てなく下期に偏重してそうでこれからもなにかの判断するのは難しいかもしれない。財務。総資産純資産は伸びてます。借入金もさしてなさそうで健全な財務官。儲かってはいるからね。利益は伸びてはないけど儲けてはいる。CF。営業CFは入ってますね。投資もあまり必要なさそうで現金が積まれてますね。この辺をうまく使ってくれるといいかもとかは。

評価。フィックスターズ。ケチがつけがたい状態。ROEの低下傾向はあるけど利益率ROEなども高水準ではあるし、また儲かってるからみたいなところはありそうです。で、評価を見るとですよねーの高評価。PER60ほど。あきらかに成長期待も織り込んでそうでPERだけでかなりの乱高下も有り得そうです。上はPER100下はPER20程度もくらいはあり得ると見ていても良いかもしれません。なので資金管理が問われそうな案件。でも現在の成長ペース複利EPS30%程度出続けるならPER60程は問題ないですねといういろいろとスーパーグロース。

ブレインパッド。これも絶好調。フィックスターズはスポット要因も大きそうだけどこれはそういうわけでもなさそうではずみが付きまだ成長を見せるような気がするところ。その意味でフィックスターズより有利と言いたいところですが評価もより成長をより織り込む形でPER80程度。扱い方はフィックスターズに習う感じで。

 セラク。状態自体は悪くもなく。上の2つが絶好調なだけで。売上は伸びてるのでいつかは利益に追いつくとするとPER19ほどは許容できるかもしれない。お金あるので投資や還元が来ると面白いことになるかもしれないし。

 ケア21。売上は伸びるけど利益は伸びないという一つの例。たぶん人材採用あたりにコストが掛かってるのでしょう。一応赤字もなく利益はでてるのでBPSは積み上げ。増益ないとするとちょっと高めかなと思えるPER20ほど。ちょっと増益するかは見通せないですが増益するならわりと面白いかもです。とりあえず介護に補助金でも入れてあげればいいのにとかは思います。

 

日足週足月足の値動き判断

日足でもみ合い感
週足であげてさげ
月足でまだあげ
確認。

売買判断

テクニカル的には、週足では上昇から下落転換っぽいけど月足でみると高くなっての調整感が強くなる。長期上昇継続とするなら底を929に見てるといいのではないか。 
ファンダ的には、とてもいい会社。評価もそれに見合った高評価。こういうのはPERの上下に対応する用意を保ちつつ高成長が続くならとてもいい結果に鳴るかもしれないね。・・逆にだめなら大惨事もありえます。

参考データリンク

 銘柄スカウター:https://info.monex.co.jp/news/2017/20171026_01.html

 株プラス:https://kabu.plus

 IRBANK:https://irbank.net/

その時の感情気持ち(個人的な独断で考えたことも加えてみる)

 そろそろ決算シーズン。

銘柄監視表V2.1 - 大河の一滴

なるものつくってますがこれ決算確認に便利だと思う。

いや本気で。

 

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記事補足してます。

用語解説(日記比較編)

この記事の表とデータは以下のツールで作成しました。

銘柄スカウターで銘柄比較表