大河の一滴

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(6125)岡本工作機械製作所/日記(比)

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投資関連で日々比較や分析したり、思ったこと感じたことを書いていく日記です。 あくまでもあとから見なおして俺って馬鹿じゃんと問題認知確認するためにやりましょうという課題ですので、ここに書いてあることを真に受けて損しても知りません。 今日は比較。業績データはだいたい銘柄スカウターさん。株価・指標データは株プラスさんで財務は最新通期実績。またIRBankさんも見ながら記事を作ってます。各データは2019年3月22日取得。

比較銘柄

岡本工作機械製作所とその他

株価

2713円(人々は、長い準備のはてに飛び立つも飛行機は墜落しそうになっている。)

各企業の数字と比較しての感想

コード 6125 7726 6113 5122
企業名

岡本工作機械

製作所

黒田精工

アマダ

ホールディングス

オカモト
市場 東証二部 東証二部 東証一部 東証一部
業種 機械 機械 機械 ゴム製品
時価総額(億) 128.0 74.5 4182.0 1189.3
株価 2713 1324 1106 5830
決算期 2019/03予 2019/03予 2019/03予 I 2019/03予
予想売上(億) 320.0 178.0 3,300.0 950.0
予想営業利益(億) 26.0 11.8 430.0 92.0
営業利益率 8.13% 6.63% 13.03% 9.68%
予想純利益(億) 16.5 7.2 310.0 60.0
EPS成長率(年複利/期間) -5.2%/12年 -2.2%/12年 1%/12年 8%/12年
BPS成長率(年複利/期間) 0.2%/11年 -0.3%/11年 0.4%/11年 2.5%/11年
PER 6.72 10.33 13.04 18.66
PBR 1.01 0.85 0.93 1.76
ROE 15.0% 8.2% 7.1% 9.4%
ROA 5.3% 3.7% 5.6% 5.5%
配当利回り 2.95 1.89 3.98 1.72
配当性向 19.8% 19.5% 51.9% 32.0%
総資産(億) 313.7 195.7 5571.7 1081.2
自己資本(億) 113.3 85.4 4356.7 618.9
自己資本比率(%) 36.10 43.60 78.20 57.20
一言感想 低迷脱出? 低迷脱出? 停滞 いちおあげ

 今週は比較。変則ROE加速企業(http://kamomenotoushi.hatenablog.com/entry/2016/10/01/210000)で3年平均ROEが10%以上かつROE加速150%以上のものからチョイスして比較。端的には元々効率良かったけどさらにその効率が加速してきてる企業を拾う意図。対象連結単独合わせて60銘柄。比較の会社と数字は上記の通り。岡本工作機械製作所。平面研削盤で国内首位。比較に同業っぽい。ゲストにゴムのオカモト。

岡本工作機械製作所。普通にシクリカル。リーマン前に好調で普通にリーマンでやられ売上ピークの三分の一の大赤字まで。その後薄利が続きましたがここ数年で業績は大いに回復で売上利益が急伸。も、リーマン前のピークには及んでない感じです。この成長がシクリカルな中で戻ってしまうのか?リーマン前を破り成長を見せるのか?はポイントですかね。財務。財務はあまり良くないです。借入金も重そうですね。ながらく借入金も減らせてなかったですが直近返してますね。CF。営業CFはわりと出てますね。が、設備投資は必要でFCFは出るも借入金の利子が払える程度だったということになりそうです。それが近年の好調で小金が入り借入金返済に向かった感じです。低迷期に無配までいきましたがそれは復配ですね。還元強化はまだできそうですが借入金とか踏まえるとそう簡単には増配できないでしょうね。

黒田精工。岡本とにたような業績傾向ですがこちらのほうが厳し目な印象を受けます。目元計画で強気ですね。で、3Qで実際に大きく増益となってます。計画はうわぶれ着地しそうですね。も、問題は来期になりそうですね。今までは低迷で薄利か赤字でしたがさてはて。財務。良くはないが岡本ほど悪くもないという感じでしょうか。自己資本比率はゆるく改善傾向で赤字も出ながらもリストラを進め効率化はなしているとはなりそうです。直近純資産も増えてあるいはこれから反撃という趣もあるかも。CF。赤字もはさみながらも営業CFは出せてますね。投資も必要ですが子会社を買ったり資産を売ったりリストラの形跡も。設備投資も増えてきてますかね?リーマン後ずっと続いた低迷から脱しつつありそうな感じもします。それをうけてか増配をし出してますね。

アマダ。これも上らと似た業績傾向。リーマン前にピークがありリーマンでやられてまた近年持ち返してきてる。ただアマダに関してはリーマンでの傷も小さく、復活も早く売上でリーマン前のピークを破り計画で利益も今期達成予定ですね。3Qもかなり好調で通過してますね。利益率なども高めに出ており相当に優秀です。財務。財務健全。自己資本比率などはかなり高いです。手持ち現金で借入金も一掃できる水準ですね。CF。営業CFは出てますし投資してFCFもでるタイプ。なのですが、現金増えてないですね。どうやら稼いだお金が余ったら全部配当という方針のようです。配当性向高いですし。配当利回りも高く出てます。悪いことではないですが減益すると普通に減配になってますね。

評価。岡本工作。目元好調です。が債務が重く当面は借入金の対応に追われそうでなかなか還元やら投資に有効なアクションを取る余裕はなさそう。とはいえ元々配当水準が低かったので増配はできてますね。順調が続くことをお祈りですね。祈りが叶うならわりといい水準のPERとかしてると思います。

黒田精工。ながらく状態は良くなかったけど苦しいところを地道なリストラで堪え反撃の要素も感じたりする数字をしています。それらが報われるとするなら見れるPBRをしています。ただ過去を見ればリーマンで好調から一気に低迷まで行ってますしやっぱりシクリカル。そのあたりをどう考えるか。

アマダ。この中では普通に優秀。で他社と同じ程度のPBR1前後となると純粋に状態と評価を見る限りアマダを選ぶしか・・という感じですがそれだけが投資選択の理由にはならないのでアマダじゃなくてもいいですが。で、アマダもやはりシクリカル。高配当も儲かった分だけ還元みたいな方針となりそうでやっぱり業績後退の懸念はありますね。でもこの中ではアマダが一番らしい選択にはなりそうです。

オカモト。なんかゴムがヒットしてるみたいでずっと停滞チックなところが近年弾けてきてます。これが永続的か一時のものかはポイントになりそうですが、とりあえず前期今期と減益となってそうで、一時のものになりそうが優勢な状況ですかね。そういう感じですが長期には赤字も殆ど出さず安定感はあります。BPSも伸びてるよねーという感じです。近年の好調でお金入ってきてますが増配などが甘く元々投資してFCF出るすたいるだったこともありお金あまり出してますね。元の鞘に戻ると足が出るかもしれませんのでお金をばんばん増配に向けるのも痛し痒しですが。で、自社株買いは飛んできてるようです。状態は悪くないですが、業績ピークから落ち着きそうなこととか評価を考えるとやっぱりPER18PBR2ほどはちょっとお高いかなーって気がします。

 

日足週足月足の値動き判断

日足でさげかな
週足であげてさげ
月足でよこよこから噴火
確認。

売買判断

テクニカル的には、 長めに停滞からの噴火みたいな。1050から5210までそこから落ちてますが1790までですね。これを元の位置に戻るのかもっと上に向かう道の途中と見るか。やはり底1790を見るのがいいと思います。2341とかもひとつの基準になりそうです。
ファンダ的には、目元順調なシクリカルとしか。好調が続くなら妙味もある水準には思えます。また後退するなら厳しいと思います。なので業績に対する投資根拠がほしいところですね。自分はいまのところないかなーという感じです。

参考データリンク

 銘柄スカウター:https://info.monex.co.jp/news/2017/20171026_01.html

 株プラス:https://kabu.plus

 IRBANK:https://irbank.net/

その時の感情気持ち(個人的な独断で考えたことも加えてみる)

もう3月は終わり、決算が出てくるのはまだだけど企業側としては一つの区切り。

だからどうした?と言われたらどうということでもないんだけど。

 

 

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記事補足してます。

用語解説(日記比較編)

この記事の表とデータは以下のツールで作成しました。

銘柄スカウターで銘柄比較表