（4246）ダイキョーニシカワ　日記（分）

投資関連で日々比較や分析したり、思ったこと感じたことを書いていく日記です。あくまでもいろんな企業の数字を見てみようという習慣でやってますので、ここに書いてあることを真に受けて損しても知りません。
記事は書き溜めておくためアップ時に最新データとずれてる可能性があります。厳密にやるわけでもなくアバウト判断の練習なのです。

注目銘柄(市場/業種)

ダイキョーニシカワ

(東証一部/化学)

株価

1208円(人々は、ジェットコースターにのって乱高下を繰り返している。）

業績財務と指標とそれに対する分析

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今日は分析。ROIC変則3年平均上位336位(http://kamomenotoushi.hatenablog.com/entry/2015/10/18/000000)及び3期現金抜きCF倍率上位720位（http://kamomenotoushi.hatenablog.com/entry/2019/01/27/210000）に双方入るものからチョイスして分析します。効率的に儲けていると言えるのにその儲けに対して事業価値をあまり見出されていないものを拾う意図。該当14銘柄。ダイキョーニシカワ。自動車部品や住宅機器での内外各所の樹脂部品。数字は上記の通り。業績データは主に四季報CD。最新株価・指標は2019年3月1日に取得。

元々大協と西川化成という別々の会社でかなり前からあったようですが、2004年から2007年にかけて合併し今の形に。上場自体は最近の2014年ということで株価は2014年から。

伸びてる伸びてないでいうと伸びてるになりそうです。毎年前年超えというわけではないけど2014年比較で倍程度の利益はなかなか以上。今期3Q終えて売上では堅調利益で減益ですね。とはいえ計画もそんなもので下方なしというか既に下方してますね。天災の影響もあるとのことですが「生産能力増強や働き方改革のための諸施策など、設備や人に対する先行投資にかかる費用の増加等により」だそうで、これを越えてさらに増益となるかどうかがまずポイント。その他やはりROIC変則3年平均に引っかかるだけあり、利益率やROEなど普通に良さげな水準でBPSなら右肩ですね。上の表では算出できてないですが2010年からEPSは複利10％のBPSなら18％の成長となっておりはっきり言って高成長の部類となりそうです。まあこの数字は上場前も含むので一概に今後もそうと見るのは軽率にも思えますが。

財務。財務の規模は拡大。自己資本比率なども改善で借入金もずいぶん減らしてますね。3期現金抜きCF倍率にも引っかかってるということで3Qの資産も見てみると314億ほど現預金持ってますね。これは期初から100億ほど減らしており下方時に言ったとおり投資とかしてそうです。また現預金を抜いた時価総額としてはおよそ600億です。

CF。順調な営業CF推移。また上場以前から大きく伸びていてここ三年の平均営業CFは239億ほどですね。設備投資は必要で結構してますが十分FCFも出るレベルでこちらの3年平均は133億ほど。手持ち現金も増えてますね。その中で増配に動いていて配当性向と手持ち現金から余裕の還元ですね。あと2017年に自社株買いもしてますね。

評価。毎年伸びるというわけではないですが上場来は順調と言える業績。その中で営業CF、FCFの創出能力はかなり高そうで今の還元水準も余裕。投資もしてて自身のCFで事業を買えるか的な視点ではいうほど早いというか短くはないけど、総合的にPBR1.2程度のPER10切りは、先行投資の期間だと言ってることを踏まえてなかなかの水準なのではないかと思ったりします。一面シクリカルっぽい事業なのでそこらの悪影響が出るならそう安くもない水準だとも見ることもできます。

さてどうしましょう。

日足週足月足の値動き判断

日足でもみ合い感
週足でさげ感
月足で大枠で持ち合い感
確認。

売買判断

テクニカル的には、大枠では上場後から上昇で2347をつけそこから下落というかもみ合いというか。方向性なしとなりそうな気もするけど長期は下落よりに見ておいたほうが無難か。一応底を見るなら2347以降の安値954を見ているのがいいと思う。ここを反転として入るのはありっちゃあり。もちろん954を切るなら逃げるべきだと思うけど。
ファンダ的には、事業的には不安もあるも、毎年伸びるような安定性もないも各指標的にはかなり見れる水準なんじゃないかと。