大河の一滴

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(9644)タナベ経営/日記(比)

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投資関連で日々比較や分析したり、思ったこと感じたことを書いていく日記です。 あくまでもあとから見なおして俺って馬鹿じゃんと問題認知確認するためにやりましょうという課題ですので、ここに書いてあることを真に受けて損しても知りません。 今日は比較。業績データはだいたい銘柄スカウターさん。株価・指標データは株プラスさんで財務は最新通期実績。またIRBankさんも見ながら記事を作ってます。各データは2019年2月20日取得。

比較銘柄

タナベ経営とその他

株価

1225円(人々は、順調に山を制してきたが油断から一気に崖を転がり落ちたところ。)

各企業の数字と比較しての感想

コード 9644 3150 6532 8186
企業名 タナベ経営 グリムス

イカレント・

コンサルティング

大塚家具
市場 東証一部 JQS 東証一部 JQS
業種 サービス 卸売 サービス 小売
時価総額(億) 107.2 229.1 512.1 73.1
株価 1225 1967 3295 377
決算期 2019/03予 2019/03予 2019/02予 I 2018/12
予想売上(億) 90.0 115.1 239.0 373.9
予想営業利益(億) 9.7 12.7 40.0 (51.7)
営業利益率 10.78% 11.06% 16.74% -13.82%
予想純利益(億) 6.8 8.5 27.0 (32.4)
EPS成長率(年複利/期間) 3.9%/12年 20.4%/11年 34.6%/3年 #NUM!
BPS成長率(年複利/期間) 1.7%/11年 24.8%/10年 26.3%/2年 -8%/10年
PER 15.56 26.92 18.67 -2.26
PBR 0.99 6.09 3.19 0.56
ROE 6.4% 22.6% 17.1% -24.8%
ROA 5.3% 13.6% 10.0% -11.1%
配当利回り 3.43 0.86 1.67 0
配当性向 53.4% 23.3% 31.2% #VALUE!
総資産(億) 128.0 62.4 270.2 291.7
自己資本(億) 104.3 34.7 149.1 176.5
自己資本比率(%) 81.40 55.60 55.20 60.50
一言感想 びあげ あげあげ あげあ 死にそう

 今週は比較。配当優待利回り(http://kamomenotoushi.hatenablog.com/entry/2018/07/29/210000)を眺めて気になったものをチョイスして比較します。比較の会社と数字は上記の通り。タナベ経営。経営コンサル。比較にコンサルっぽい。ゲストにコンサル受けたほうが良さそうな大塚家具。

タナベ経営。長期にゆるく成長。成長スピードは早くないですが基本安定してリーマンあたりも普通に黒字で通過してます。減益くらいはありますし、2010年には特損っぽい純赤字も。でも長期には成長ですしBPSなら右肩に近い推移です。成長スピードは遅いというか牛歩なのでグロースとしてはみなさないほうが無難でしょう。財務。財務は極めて健全。業績推移からお金持ちすぎの予感はしましたがそのとおり現金たっぷり持っているタイプです。ざっくり総資産128億のうちおよそ86億程度が現金有価証券みたいな感じですね。これは配当にすると直近25年分程度ですかね。自社株買いしろ。CF。営業CFは普通に出るタイプ。で設備投資は過小ですね。FCFがマイナスになる年もありますがこれは金融商品触ってる感じです。なので超余裕です。自社株買いしろ。配当維持は余裕そうですが残念ながら利益連動の配当政策のようです。

グリムス。コンサルというか節電コンサルもやってるけどもっと他もやってる発電関連だね。トレンディなところなのか急成長の部類。3Qでも売上営業利益40%増でまず上方来そうな絶好調で増配も来たようです。利益率ROEなども高水準でノリノリ。財務。拡大するBS。まあ当たり前なのですけど。借入金もあり財務健全性はほどほど。CF。営業CFマイナスもあるけど売上債権、棚卸し資産の増減によるもので基本CF増傾向で問題なしか。設備投資もするけど発電所つくるとかはやってなさそうでFCFは普通に出てきそうです。ということで現金は積み上がりつつありますね。増配したといえど手持ち現金からは余裕ある水準でいまのところ還元より成長したいということか。いやお金積み上がってきてるけど。そのうち買収とか飛んでくるかも。

イカレント。ITコンサル色が強い模様。元々そこ専門だったみたいで今は経営全般に意見するようになったようです。上場は最近でいちお成長となりそうですね。利益率高くROEも相当に高くいろいろハイカラ。それ以上は情報少なくて。3Qで増収減益。人員増でコストが掛かっているようです。今後は戦力となり成長に寄与するはそういう見方もできましょう。財務。純資産が伸びる形で財務改善。借入金はありますが返済はあまりしてない模様。財務はそんなによくないです。みるとのれんが大きくのしかかってますね。借入金も大きいですね。上場前に買収をこなしたみたいですね。

評価。安定的なCFからお金と金融商品溜め込みマシーン。このお金どうするんだろうね?配当狙いは利益連動なので一時の減配&株安覚悟なら候補にもなるかもしれない。配当と優待を額面評価で5.8%ほど。優待は使いやすいとは言えない手帳ですが。まさかの還元大盤振る舞いが来たら喜んでください。自社株買いなら実績は皆無のようですが。あとネットネット的な見方するとお金と有価証券で時価総額残り20億ほどになりCF踏まえると安いとみなすことも十分可能っぽいですね。

 グリムス。絶好調。もっと真剣に成長企業として検討してもよさそうな数字が並んでます。というわけで評価も成長を織り込んでいそうなPER20台後半。発電所などはもってなさそうなので政治動向などはそれほど懸念にならないかもだけど、このあたりの動きは注意かも。成長頓挫はかなり不味そうです。なのでハイリスクな面もありそうです。

イカレント。基本数字もよく減益も人員増強のせいで大型買収のあとも残りといろいろやる気。成長期待はかけることはできそうとなりそうだけど、財務がCFに依存するところもあり、想定の利益が出てこないと一気にくるしくなるようなリスクも内包しているような。そういう危険もあるけど期待した成長が実現すればそう無茶でもないPERつけてるんじゃないかなとかは思います。

大塚家具。絵に描いたような衰退というより崩壊。事業もみるみる規模が落ちて赤字でそれ以上にCFを垂れ流し、土地建物も抑え健全だった財務も固定資産を処分し手持ちの売るものもなく、崩壊した事業を建て直さないと破滅待ったなしのところまで。優秀なコンサルでも駄目じゃないですかね。

 

日足週足月足の値動き判断

日足でさげ
週足であげてさげ
月足であげてナイアガラ
確認。

売買判断

テクニカル的には、 長期にあげてきてナイアガラ感。これはひどい。長期上昇トレンドがリセットボタン押されてパニックなるみたいな感じがでてます。回復はしばらくと見たくなるところですが2016年の981とか直近1161はわりと定めやすい底にも見えるのでここら基準に待ってれば報われると大きいなんて見方はできそうです。981切りは特に諦めた方が良いように思えるけど。
ファンダ的には、一時の減配も覚悟して長く配当を貰おうと言うなら選択にはなるか。またそのようなときがたぶん買い時。まさかの還元大盤振る舞いくるなら非常に面白くなりそう。

参考データリンク

 銘柄スカウター:https://info.monex.co.jp/news/2017/20171026_01.html

 株プラス:https://kabu.plus

 IRBANK:https://irbank.net/

その時の感情気持ち(個人的な独断で考えたことも加えてみる)

風邪は一晩汗かいて寝てそれなりによくなりましたが咳が治らず。咳は風後半の症状なので治ってきてるになりそうですが。

と、どうでもいい。

 

 

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記事補足してます。

用語解説(日記比較編)

この記事の表とデータは以下のツールの後継バージョンで作成しました。

株探データで銘柄比較表