（7956）ピジョン　日記（分）

投資関連で日々比較や分析したり、思ったこと感じたことを書いていく日記です。あくまでもいろんな企業の数字を見てみようという習慣でやってますので、ここに書いてあることを真に受けて損しても知りません。
記事は書き溜めておくためアップ時に最新データとずれてる可能性があります。厳密にやるわけでもなくアバウト判断の練習なのです。

注目銘柄(市場/業種)

ピジョン

(東証一部/その他製品)

株価

4635円(人々は、順調に山を征服していたが足を滑らせ崖から落ちたところ。）

業績財務と指標とそれに対する分析

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今日は分析。ROIC変則3年平均(http://kamomenotoushi.hatenablog.com/entry/2015/10/18/000000)で上位から扱ってないよねってものをチョイスして分析。ピジョン。育児用品。数字は上記の通り。業績データは主に四季報CD。最新株価・指標は2019年2月15日に取得。

長期に売上成長。概して繰り返して使う消費財みたいな事業は売上成長性はあまり高くなり難いイメージで近年のこの売上成長はちょっと傑出してるかなという印象。海外展開が順調なようです。利益の伸びも申し分なくこれも近年絶好調・・ではありますが、過去には前年割れくらいはあるのと直近3Qは増益といえど営業+12％で20％越えとかはどうかというところで成長もゆっくりになる懸念はないわけでもないくらいか。その他ROEや利益率などやっぱりちょっと尋常じゃない感でてます。特に近年の快進撃はどうやら海外展開と同期しているようです。2013年売上海外24％増、2014年海外43％増と急激に伸びています。海外を除いても伸びてるになりますがかなり大人しい感じになります。成長期待になると海外がどうなるか？は大きなポイントになりそうです。海外比は半分を越えて売上成長は10％増くらいで着地が前期のようです。来月あたり本決算が来ることになりそうですね。

財務。問題のない財務。というか傑出の部類ですかね。財務健全性を維持しながら効率性もROE20％越えでROICで今回拾ってますのでこれも傑出。これは消費財としてはすんごいレベルです。決算資料見る限り細々指標に目標を置いて管理してるようです。借入金もありますがまったくしなくても事業を回せる水準で借り入れしているのは財務効率性の見地からということになりそう。

https://www.pigeon.co.jp/ir/assets/pdf/kessan201803.pdf　（決算説明資料：2018年度）

CF。右肩上がりの営業CF。設備投資は海外強化していることを考えると少ない水準かな？って思います。固定資産もあまりもってなさそうですね。一応過去には中国とかに工場も作ったりしてたようです。ここらを見ると外注比率高そうですね。半ファブレスみたいな。

ピジョン／中国・上海に新工場竣工 | LNEWSバックナンバー

で、FCF出まくりで目標55％の高い配当性向をもっても現金が増えていくというなかなかのチートぶりですね。

評価。どこに何をケチをつけようというのか？とも思える傑出した企業。状態は文句のつけようもなく。・・なんですがだからというか、ですよねーの高評価企業。PER40ほどはとても安いとは言えません。ただ特に海外絶好調の近年ではPER30超えがデフォルトみたいな感じになってますのでどう考えますかね？自分の思うところはPER20くらいで誰か売ってくれないかな？ってことですかね？

日足週足月足の値動き判断

日足でさげ
週足であげてさげ
月足であげ
確認。

売買判断

テクニカル的には、長期に上昇。直近強めにドローダウン来てますね。長期上昇が継続とするならどこかで反転があるだろうと入るのはありかもしれません。ただ月足移動平均も割れて月足なら底値もやはり2109に見るしかないかなあってところで直近はとても弱いとは思ってたほうが。もっと短くは3715とか3905は底に見れますのでここに反転を見るなら今でもいいかもしれない。
ファンダ的には、文句のつけようのない優良企業。ただしそれに見合うあるいは少々過剰な高評価。評価が落ちる可能性にも注意しながらならあるいは良い選択かもしれません。