大河の一滴

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投資はズルい奴しか勝てない

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世の中には悪人とそうでない人がいます。

実際には事はそんな単純じゃないと思うけど、(例えばあるカテゴリーでは手段を選ばないとか、追い詰められれば悪いことをしてしまうって人とか単純に悪人とは言えない)考え方としてまあそう分けてみましょう。

 

世の中には悪人とそうでない人がいる。

 

なんでそんなこと言い出すのかというと、最近は陰口を叩かれる人とか、そんなに悪いことでもないように思えるのに重箱の隅をつつくような厳しいツッコミなどがあるのを見たりと、そんななんか気になるかなあってことが重なってきてる気がしたので。

そんなことから考える”価値観”あるいは”世界観”の話。

そしてたぶん投資で勝ちやすい負けやすい”価値観”や”世界観”があるよねって思ったという話。

 

自分は不思議なのでした。

匿名掲示板で特定の人の悪口言ったり、自分には細かいと思えるところを粗として突っ込んでいたり。

ブログなどでブログ主に喧嘩を売るような失礼な言動をとったりする人がいること。

 

不思議というか、動機がわからなかったんです。

なんか悪さをしている人を批判したくなるのはわからなくもないけど、執拗に誰かを標的にしたり、わざわざホーム(アウェイの反対的な)まで出向いて喧嘩を売るような態度をとるとか。

自分としてはただめんどいだけの行為に思えるからです。

違法行為だと思ったら然るべきところに通報くらいは考えるかもですが。

 

最近だと鍵垢煽り屋なる言葉も聞いて・・

鍵垢とは、Twitterとかで鍵付きにして限られた許した人しかツイートを見せないアカウントのことで煽り屋は特定の銘柄を煽って買わせるような手法?ですかね。

それ見たとき、いや、鍵垢にしたら煽って銘柄買わせる標的?減らすことになるじゃん?(ちなみ自分は煽り行為自体は良くないよね?って思ってますし、Twitterとかでも特定銘柄を強く押すような行為は基本避ける方針です)

とか思えるところで、そんなことを言い出す心理がわりと本気でわからなかったんです。

 

でも自分はうんうん考えて、ふと以下のように思ったんです。

 

ずるい奴しか投資で勝てない。と思ってるな?

 

そーいう、”価値観”や”世界観”の中にいるのではないか?

投資で勝ってる人は、悪人でつまりズルいことをしてるから勝っている。

そういう世界観なのではないかと。

 

そう考えるとするするいろんなことが繋がりました。

 

儲かってる人は悪人だとするなら・・・

無礼な態度をとっても叩いてもいい。

多少無理目でも言いがかりみたいなものであっても批判や非難をしてもいい。

だっていけないことをしてるだろう悪人なんだから。

悪いことやズルいことでもしないと投資では勝てないのだし、勝ってるならズルいやつだ。

鍵垢にするのは仲間うちでズルいことをしているから。

ズルいことをしてるから鍵垢にする必要がある。あいつら悪人だからそうに決まってる。

そうでもしないと勝てないんだから。 

 

きっとそのような世界観にいるのではないかと思ったわけです。

バフェットはインサイダーしてるから勝てるのだとかいう意見とかもこの延長線にある意見っぽいですね。

 

それを間違いだとは自分は言わない。

実際には一部は正しいかもしれないしね。儲かっている人の中には悪人というべき悪いこと、ズルいことをしている人もいるとはおもうし。

 でも個人的実感を言うなら投資は別に悪人じゃなくても勝てるし、ずるいことをしなくても勝てるです。

 

投資はずるい奴しか勝てないなんてことはない。 

 自分は強くそう思うわけです。バフェットも自分としてはそんなズルいことしてないと思うところです。

 

なんというか、投資で勝ち負けを分けるのは、悪人とか善人とかズルいとかズルくないとかはさほど関係ないかな?って思ったりしてます。

どちらかといえば研究熱心であったり、コツコツ調べることを継続してたり、過剰に現実離れした期待をかけたりしないとか、言い出せばきりがないですけどそんな人が多い印象です。あくまで個人的な実感ですけど。

 

それを踏まえて研究熱心であったり、コツコツ調べることを継続できたりする方は・・どちらかといえば善人より・・な気がしてるし実際に複数人以上の投資家さんにあったこともありますが、悪いやつというよりはいいやつが多いかな?とは感じてます。

ただ、これはある意味自然かもですが、金銭感覚にはシビア・・つまりケチな方は多い印象です(笑)

 

またこの延長というか

損得には厳しいというか、損するようなことは避けるだろうし損するようなことには抵抗するでしょうというかそんなのみんなそうだと思うけど。

そして損することを避けようとする人=悪人でもズルいでもないでしょうというか、多くは普通の範囲にいる人だと思うけど。

普通というのは、好意的な人には好意的に接するだろうしときには押し銘柄も教えるかもしれない、でもよくわからない人には警戒するだろうし、敵対的な態度を取る人に好意的に接するほど人はできてないだろうし、損するのは嫌がるだろうし利益が出れば嬉しいだろうし・・つまりそういう普通と言える価値観を持っているってこと。

 

一方でそりゃもちろん、悪人というかズルいことをして人を出し抜く事を考える人もいるでしょうね。だから上でさほど関係ないと言ったでしょ?

程度の話。勝つ人にも負ける人にもいい人悪い人いるでしょう。中にはズルいことをしようとしている人もいる。

 そして比率としては悪い人はそんなにいないんじゃないかな?ってのが自分の実感です。

 あとはこれは世の中全般の話だけど、その人は信用できるかどうか?ってのは考えていく必要はあると思うな。悪い人もいないわけじゃないからね。人が環境によってだんだん変わっていくことだってあるかもしれない。

 

・・ともかく自分が言いたいのは投資は悪人じゃなきゃ勝てないもんじゃない。

それだけは確かだし強くそれはいいたい。

 

強くいいたいのは、見知らぬ人に悪人だと思われたりしたら堪らないよね?みたいな自分の都合みたいなところもあったりしますが、それ以上に自分はこのあたりの世界観が投資成績にかなり影響するのではないかと考えているからです。

 

ずるい奴しか投資で勝てない

そういう”価値観””世界観”でいることは投資におけるハンデなはずなんです。

投資で勝つことは悪人であるという宣言になるから。

そして多くの人は悪人で居たいものじゃないと思います。

多くの人は悪人になってまで、儲かりたいとは思ってないのです。

だから、ずるい奴でないと儲からないって価値観でいると儲からないのです。

 

ズルいやつにはなりたくないという意識が投資を敗北に導いてしまう。

投資で勝つよりは負けて悪人ではない証明としたいという意識が働く。

自分はそういうことがあると考えています。

 

投資はいいやつでも悪いやつでも勝てます。

端的には、いいやつはズルくない方法で。悪いやつはズルい方法で。

その中で悪人になってズルい方法を志向するのは勝手だけど多分辛いし挫けるよ?

多くの人はあまり悪人になりたくないからね。

また同時に悪人にならなくてもズルいことしなくても投資は勝てます。

ならばいいやつのままで投資で勝つことを志向したほうがいいじゃんって思います。

 

というか何度も言ってるでしょ?いい人か悪い人かは投資成績の良し悪しにほとんど関係ないって。そんなものはあまり関係ないのです。

だからあなたがもし負けているとか満足できない成績だとしても、それはあなたが悪人になりきれないからではありません。ズルいことをしきれないからでもありません。

 

投資はズルい奴しか勝てないというものではないからです。

 

いいやつがズルくもない方法でいいやつのままで勝つこともできるのが投資です。

例えば調査や研究や考察を通じて積み上げたり成長したりしてね。

 なのでずるい奴になるとかならないとかなんて自由ではあるけど、できれば悪人になんてならないでまっとうな努力でズルくない方法で投資に向き合ってほしいなって思うところです。

ズルくない方法で結果を出してる多くの投資家さんトレーダーさんと同様にね。

そのように考える人がもっと増えるなら投資の世界はよりハッピーになれると思うんだ。

そんなことを思うわけです。

 

 

投資はズルい奴しか勝てないと思ってるなら

そんな価値観は投げ捨ててしまうのが

みんなハッピーになれると思いませんか?

 

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