大河の一滴

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投資の取捨選択

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投資では取捨選択が大切だと思っているんです。

それをはっきりさせること、うまく設定するのが肝要だよねと思うわけです。

たぶん投資でうまくいってない人は、これがうまくいってない。なによりたぶんうまく捨てられてないと言うか捨てるという発想を持ってないのではないか?と感じたりしています。

それを今回は一つの例を上げてみてそれを考えてみようというエントリー。

 

そうですね。例えばですね。

取りに行くものも狙うものも決まってない定めてない人もいそうですが、今回はどちらかと言えば投げ捨てるがテーマですのでそのまま進めますが、といいつつ狙いは定めておきましょうね?という参考記事。

kamomenotoushi.hatenablog.com

 

で、EPSが伸びる限り持つという狙いにしたとします。これが取りに行くものですね。

これはかなり簡単単純な部類の取りに行くもの狙いに行くものってことになりそうです。別にEPSじゃなくてもいいと思います。営業利益かもしれないし、売上かもしれない。多少あげなくても容赦するってのもあり得ると思うしもっとストレートに株価でもいいかもしれないし、複数の条件とか定めるとかもあるかもしれないと狙いに行くものは人によって様々となりそうですが、とりあえずここではEPSの上昇という単純な狙いで考えてみましょう。

 

EPSが伸び続けるものを取りに行く

で、これを書いている今は2018年8月なのですね。例題としてスタートトゥデイ(ZOZO)に出てきてもらいましょう。株価は・・・現時点で3550円ですね。

 

それならスタートトゥデイを2012年400円あたりで買ったとします。そしたら今9倍くらいの結果が残ってます。

 

・・・そんなこと出来るわけないとかいう話じゃなくて、スタートトゥデイを2012年400円あたりでEPSが伸び続ける限り持つとして買ったなら2018年8月には9倍になる結果が残ってるしかない。

EPSが伸びる限り持つなら今でも持ってなきゃおかしい。だってスタートトゥデイはずっとEPSが伸び続けているわけですから。

 

例えば狙いがあったときにそれを狙い続けたらそういうことにもなるというのが投資での狙いと結果のあり方というか、そういう結果にもなりうる狙いを定めるのが投資というものです。

 

しかしこれを狙い続けるには捨てなきゃいけないことがあります。

途中230円になったり1000円から700円になることは許容してなければいけません。

許容できていないならそこで刈られることになり9倍には届かない。これが捨てるところ。どこまで許容するかという観点はあるけど許容しないとした時点で伸ばすことは捨てることになります。

 

そしてそうだね。たぶんスタートトゥデイも永遠にEPSが成長するわけでないだろうからどこかでそれは頓挫するでしょう。そしてその時がこの投資の終わりのときです。

そのとき9倍は100倍になるかもしれないし2倍くらいになってるかもしれないね。

 

9倍が2倍まで落ちる可能性を受け入れるということも捨てるということです。

どうなるかなんてわかんないけど9倍が2倍になることが嫌なら、それは捨てられないのならどこかで何かの線を引いて撤退するしかないね。これがどこまで許容するかという話。

 

そして投資とはこの何を取りに行き、何を捨てるのか定めそれを実行していくというのが一つの形と言えます。

 どんなことを狙い何を捨てるとするのがいい結果になるか?それを考えるわけです。

というか自分は他のやり方はしらないんだけどね。何も捨てないで成果を得られる方法ってあるのかな?って思います。

 

もちろんスタートトゥデイならうまくいったケースです。

途中で刈られることも多いでしょう。不本意な結果になるものも多いでしょう。でもそうならないものは伸びて、時には思いっきり伸びるし伸ばす。刈られるものの損失を伸びるもので伸ばしてカバーするというのがここであげたEPSが伸びる限り持つ、そしてその間の推移の株価は捨てるというやりかたになります。

 

かなり単純で明快なやり方になると思う。そんな単純なものでも伸ばす方は青天井で駄目なものでも最悪ゼロだけどEPSが伸びないとなってもその時点で5分の一以下は珍しいというかそれでも損小利大の形にってるし、10回に一回程度スタートトゥデイみたいなの引ければ普通に大きくプラスだろうと思われます。

企業選定の精度によっても結果はかなり違いそうだし経済環境とかにもかなり影響受けるだろうけど、ハマるときは思いっきりハマることになりそうです。

 

 年50%とか目指すとかならこれじゃ駄目だろうけどアベレージ年10%くらいならPER低い方で買おうとしてるなら多くはもっと行くんじゃないかな。銘柄選定精度と環境如何ではアベレージ年20%以上くらいもいくかもしんない。

もっともPER高い方ばっかで買うとか、いい加減に銘柄も選ぶとマイナスになってしまうかもしれないし、うまく立ち回っても年単位くらいではマイナスの年もあるだろうし、時には投資資産はピークから半分以上減る年とかもでてくるかもしれない。

 

だからそのあたりは捨てることだって。そういう話をしています。

 

でも例えば投資の目標が毎年資産を減らさずに伸ばすとかでなく、長期にトータルにはそれなりに増やすとかであるなら捨てててもいいんじゃない?とかは思います。

ちなみにまた別の視点では、投資に日々どれだけ労力をかけるのか?とかも取捨選択するものにはいるかもね。

 

これは一つのあり方です。

もちろん他のあり方だってあると思います。

だからそれを工夫するのが投資だと思いますよ?

ただどんなやり方にしろ、何を取りに行き何かを捨てることになることになると思います。

それを考えましょうというエントリーでした。

その中で自分も何を取りに行き、何を投げ捨てるのがいいのかなあと考えているわけです。

 

 

あなたは投資で何を拾いに行きますか?

あなたは投資で何を投げ捨てますか?

 

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