大河の一滴

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(2181)パーソルホールディングス/日記(比)

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投資関連で日々比較や分析したり、思ったこと感じたことを書いていく日記です。 あくまでもあとから見なおして俺って馬鹿じゃんと問題認知確認するためにやりましょうという課題ですので、ここに書いてあることを真に受けて損しても知りません。 今日は比較。業績データはだいたい銘柄スカウターさん。株価・指標データは株プラスさんで財務は最新通期実績。またIRBankさんも見ながら記事を作ってます。各データは2018年12月21日取得。

比較銘柄

パーソルホールディングスとその他

株価

1686円(人々は、すべてが順調に来てたがはじめての大きな壁で挫折しまくってる。)

各企業の数字と比較しての感想

コード 2181 2146 2163 2183
企業名

パーソル

ホールディングス

UTグループ アルトナー リニカル
市場 東証一部 JQS 東証一部 東証一部
業種 サービス サービス サービス サービス
時価総額(億) 3990.8 751.2 67.6 322.1
株価 1686 1861 636 1302
決算期 2019/03予 2019/03予 2019/01予 2019/03予
予想売上(億) 9,400.0 1,000.0 61.7 118.9
予想営業利益(億) 425.0 70.0 7.7 16.5
営業利益率 4.52% 7.00% 12.45% 13.83%
予想純利益(億) 218.0 44.8 5.3 10.2
EPS成長率(年複利/期間) 18.2%/10年 24.7%/8年 10.4%/10年 13.1%/10年
BPS成長率(年複利/期間) 12.7%/9年 19.4%/7年 7.4%/9年 21.3%/9年
PER 18.04 16.78 12.73 28.88
PBR 2.65 7.55 3.05 5.53
ROE 14.7% 45.0% 24.0% 19.1%
ROA 5.4% 15.1% 19.2% 11.1%
配当利回り 1.19 - 2.36 0.92
配当性向 21.4% #VALUE! 30.0% 26.6%
総資産(億) 4034.7 297.1 27.6 92.5
自己資本(億) 1455.4 89.5 19.6 52.0
自己資本比率(%) 36.10 30.10 71.00 56.30
一言感想 あげあ あげあげ あげ 増収足踏み

 今週は比較。ROIC変則3年平均(http://kamomenotoushi.hatenablog.com/entry/2015/10/18/000000)上位で2016/2/12日比較でROEをあげてるのにPERで低く配当利回りで高くなっているものからチョイスして比較。質が元々よいものでかつ2016/2/12より質の向上をしてるのにお買い得になっているものを拾う意図。比較の会社と数字は上記の通り。パーソルホールディングス。デューダ。比較に派遣とか。ゲストに証券コードがお隣のリニカル。

パーソル。長期には成長。中でも2014年から躍進と言うべき成長を見せています。ROEは今回の比較では低いかな?と見えるかもだけど絶対水準では悪くない水準です。その中で2018年の減益が気になるね。「「an」のブランドで事業展開を進めるアルバイト・パートタイム向け求人広告事業において、当初想定した事業進捗が見込めないことから当連結会計年度においてのれん等の減損損失を計上」だって。キャッシュアウトは伴ってないようだよ。で、2Q終えて大きく増収増益だね。買収でもやってるぽい。進捗は届くか届かないかくらいだね。で、買収してるね。「Programmed Maintenance Services Limited社の発行済株式の100%を取得し子会社化~中略~日本を除くアジア・パシフィック地域最大の市場である豪州に強固な事業基盤を有する同社株式の取得財務。」だって。海外強化ということだね。財務。2018年で跳ねる総資産。短期借入金もドカンとしてるね。上の買収だね。波に乗り勝負に出た感はある財務状況です。CF。営業で乱れはあるも普通に毎年入ってきてます。で、設備投資は言うほど要らないタイプで投資しなきゃだいたいFCF出るタイプですね。で、2014年以降買収毎年、特に2014年2018年に大型買収入ってるね。2018年は上のだし2014年は以下だね。

テンプHD、「転職」で再成長へ インテリジェンス買収発表 :日本経済新聞

その後を見ると大きく成長となるね。これが今回に生かされるなら海外買収も・・・なんて見方もできるかもしれない。買収原資はインテリジェンスは社債と増資、今回は借入金ということになりそうだね。今回は余分に借りて現預金も確保したようです。お金たっぷり。これでまだまだいろいろやる気となりそうだね。

UTグループ。近年は高成長というのもリーマン時にがっつりやられているタイプ。2009年に株主資本が消し飛んでます。これは主に有価証券損みたいだね。で、2010年には環境による需要低下で2008年から見ると十分の一まで利益は押し込まれてます。も、それからは順調に業績を回復し特に最近はめざましく成長となっています。この勢い何処まで?また環境悪化が来たらどこまで後退を防げるか?直近ROEなどは目覚ましい水準になってます。また2Q通過でこれまた凄まじい成長を見せていて今は絶好調です。増益率を踏まえれば計画もできそうかな?という感じですかね。財務。2010年に一気に規模縮小。それからは伸びてきてますね。特にここ二年は純資産の伸びが凄まじいです。借入金自体はあるにはありますが、リーマン前と比べればかなり抑えめというか手持ち現金で返せる範囲になってますね。そういう意味では反省のもとに今の好調があるともみなせます。CF。2009年に赤字がある他は営業CFは常にプラス。FCFにおいても2010年以降は常に出てるということでここでも過剰なリスクは取らないという姿勢が見えます。現金も近年の好調を受け拡大してますね。

アルトナー。上の2つに比べれば慎ましい成長も成長は成長。慎ましいのだけどリーマン時は普通にやられて大赤字&BPSを半分以上ぶっ飛ばしてますね。そこからまた成長風味も営業利益で過去ピークを越えるのは2017年まで待つことになってます。そして現在はそこからも伸びてますがこれはどこまで。3Q終えて計画は達成できそうですね。今の所陰りなしです。財務。2010年以降は順調。借入金もなく堅実に来てますね。自己資本比率も過去ピークより高くより安全重視はそうかもしれません。CF。2010年は営業赤字。もその他は堅調でFCFも出ています。手持ち現金も増えてるね。状態はいいね。もっとも過去のピーク時もわりと状態がいいところから急転直下感がありますので環境次第ではいつでもぶっ飛ぶという注意をしながらが良いかと思います。すでに株価は警戒を含みだしていると思いますがそう簡単には再現しないはたぶんそうだと思います。

評価。パーソル。リスクを取って買収をこなし成長を見せてまたさらにまたリスクを取り海外に飛躍という構え。これが報われるなら株価的にも報われる・・というのはそれほど無理筋でもないとは思います。ただ株安した今でも期待含みの評価水準には思えるところで下はあるといえば普通にありそう。企業と一緒にチャレンジする気概を持てるなら悪くはないかも。チャレンジすれば報われるなんて全然言ってないです。

UT。過去に大事故を起こした戦犯ですが、過去の反省の元に目覚ましい成長を見せている感はありむざむざ同じ轍を踏むのも考えにくいかな。同時に暴落といえる株安も進むもPER10台後半はまだ成長期待を織り込んでいる水準にも思えまず成長が止まるなら厳しいだろう水準。かつ成長のままでも警戒含みに評価されるとまだ下もありそうなPERでもありそうです。しかし目下超絶好調。悩むところですね。

 アルトナー。好調。財務状態もいい方。も、UTも同様というか外部環境次第では一気に破綻もありえるとしか。またその警戒を折り込めばPER13程度もまだ下がるとも言えそうです。今は好調。難しいですね。

リニカル。売上は伸びてるね。2Qでて売上は大幅増と勢いあり。も、減益と判断が難しいところ。近年は規模を増しながら利益は足踏み感があり利益率ROEなどを減らしてきてます。これが規模に追いつくなら妙味とはなりますね。2015年に財務大幅変動買収の匂い。2015年にドイツの会社。2018年にアメリカの会社を買ってますね。これは2019年に計上ですね。このあたりの規模を追う姿勢をどう評価するかですね。利益は足踏みも利益率やROEは悪くない水準で財務も言うほど悪くないです。これらの投資が報われれば妙味はあるとは言えそうです。報われないなら厳しい展開になりそうですね。株価的には既になってるといえばなってるなんですが。

日足週足月足の値動き判断

日足でさげ
週足であげてさげ
月足であげてさげ
確認。

売買判断

テクニカル的には、 長期に順調に伸びてきてのが今年に入り大崩れ。とはいえ長い視点では1285は抜けておらずまだ長期には高値安値切り上げの上昇とは見れます。まずが1285を抜けるか否か。とはいえ今からでも遠いので様子を見ながら近づくなら1285を見ながら買うのがいいかもです。もちろん切るなら逃げるです。
ファンダ的には、買収をこなしやる気満々。評価もまだ高いけどこのチャレンジにノリたいなら無謀と言えるほどまでは評価も高くないと思います。

参考データリンク

 銘柄スカウター:https://info.monex.co.jp/news/2017/20171026_01.html

 株プラス:https://kabu.plus

 IRBANK:https://irbank.net/

その時の感情気持ち(個人的な独断で考えたことも加えてみる)

厳しい市況の年末となっております。

株価もそうですし、出てくるニュースなども弱気なものが多い気がします。

そんなときに自分は何を買っているのかという視点を忘れないでいたいですね。

とりあえず日本企業総体では大きな減益は確認してないというか今のところ増益傾向です。

 

 

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記事補足してます。

用語解説(日記比較編)

この記事の表とデータは以下のツールの後継バージョンで作成しました。

株探データで銘柄比較表