大河の一滴

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(6677)エスケーエレクトロニクス/日記(比)

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投資関連で日々比較や分析したり、思ったこと感じたことを書いていく日記です。 あくまでもあとから見なおして俺って馬鹿じゃんと問題認知確認するためにやりましょうという課題ですので、ここに書いてあることを真に受けて損しても知りません。 今日は比較。業績データはだいたい銘柄スカウターさん。株価・指標データは株プラスさんで財務は最新通期実績。またIRBankさんも見ながら記事を作ってます。各データは2018年12月7日取得。

比較銘柄

エスケーエレクトロニクスとその他

株価

2046円( 人々は、険しい地形にもめげずに上を目指してきてる。)

各企業の数字と比較しての感想

コード 6677 7902 7741 4951
企業名

エスケー

エレクトロニクス

ソノコム HOYA エステー
市場 JQS JQS 東証一部 東証一部
業種 電気機器 その他製品 精密機器 化学
時価総額(億) 232.6 40.4 26193.2 486.7
株価 2046 - 6867 2116
決算期 2019/09予 2019/03予 2019/03 2019/03予
予想売上(億) 250.0 23.0 5,650.0 500.0
予想営業利益(億) 47.0 3.2 1,390.0 29.5
営業利益率 18.80% 13.91% 24.60% 5.90%
予想純利益(億) 32.0 2.6 1,120.0 18.5
EPS成長率(年複利/期間) #NUM! #NUM! 16.1%/10年 5.6%/10年
BPS成長率(年複利/期間) 9.1%/9年 0.8%/9年 5.1%/9年 4.8%/9年
PER 6.74 11.39 23.27 25.25
PBR 1.11 0.38 4.44 1.61
ROE 16.5% 3.3% 19.1% 6.4%
ROA 11.1% 3.0% 17.2% 4.4%
配当利回り 0.83 1.24 - 1.7
配当性向 5.6% 14.1% #VALUE! 43.0%
総資産(億) 287.6 86.6 6506.5 424.5
自己資本(億) 193.4 76.4 5261.9 283.5
自己資本比率(%) 67.20 88.30 80.90 66.80
一言感想 不安定もあげ 低迷脱出 あげ 増益

 今週は比較。5年平均営業CFマージン(http://kamomenotoushi.hatenablog.com/entry/2018/05/20/210000)上位から気になったものをチョイスして比較します。比較の会社と数字は上記の通り。エスケーエレクトロニクスフォトマスク専業。比較に同業っぽい。ゲストに名前を間違いそうなエステー

 エスケーエレクトロニクスフォトマスクとは半導体などを作る過程で配線などの原型というか金型的なものみたいです。と、半導体関連となりそうですね。業績は乱高下するタイプです。リーマン時あたりは赤字も出てますし2012年に大きな赤字。それが2018年9月決算で大きく増収増益と決着し計画もより伸ばすものが出てきてます。まずはこの計画を信じられるかどうか。過去には利益は乱高下で前年比半分以下とか何回もやってますね。ざらっと見てみると計画は基本保守的なようですが大赤字叩いている2012年はもともと薄利ですが黒字の計画であったようです。で、2012年は「当社売上の大きなウエイトを占める第10世代用フォトマスクにおきましては、第1四半期および第2四半期において大幅に遅延していた開発需要が、第3四半期に入り若干回復し、第4四半期におきましても相当枚数の需要を見込んでおりましたが、顧客都合による需要のずれ込みにより、当社想定の計画を大幅に下回るものとなりました。 」で開発遅延による期ズレってことですね。2013年は大きく利益が出てますので取り返したという形になりましたが、最初は計画も不透明だからもうちょっと待ってという形でなかなか不安になることになってますね。財務。赤字も多いからでしょうけど資産も減ったり増えたり。というわけで2012年以降は黒字が続いているので近年は増えてます。自己資本比率もかなり改善して借入金も問題のないレベルまで。いや財務は健全です。CF。赤字の年も含めて営業CF出てますね。ただ設備投資が過大というか、過去には営業CFレベルを大きく越える大型投資も。もっともその後は低調になる感じであるときに大きな設備投資が必要なタイプ。で、近年は設備投資の水準をあげてましたがFCF残る範囲くらいで設備投資もピークを超えた感。このあたりもあってお金も余ってますね。配当はと言うと過去はあまりお金なく業績も不安定でしたのでわからなくもないけどお金があまりないは解決してる感じですね。どうなるのでしょうか?

ソノコム。繁栄は過去にあり。リーマン前から後退気味でリーマンで崩れた感。そして2014年位は低迷しててその後また復調してきた感じですね。で、今期計画は減収減益。2Q終えて実際そう来てますね。ただ利益は普通に出てる感じです。財務。赤字を出していた時期を含めて財産微減程度。財務は極めて健全ですね。低ROEということで無駄な財産が多いとは言えるけど、そのおかげで低迷期も比率で言えば対して財産を毀損せず乗り切れたとも言えます。痛し痒しなところはあります。CF。以外にCFは堅調。というか設備投資があまり必要なさそうでFCF基本出てますね。FCFマイナスも有価証券買ったせいみたいな感じです。お金もたくさんあります。配当はほとんどする気なさそうで慎ましい配当性向でしたが近年はちょっと上げてきてますね。あげようと思えば数倍にしても問題なさそうです。

HOYA。ゆるくシクリカルであるとは言えそうだし実際利益もピークから半分程度まであるよね?くらいでもあるんだけど、赤字なんての安定企業だしROE利益率なども高水準の優秀な企業とはいえる。ながく成長風味でもありますね。財務。財務健全。問題ないとしか。ただ純資産は業績の割には伸びてません。たぶん還元してます。CF。盤石感のある営業CF。設備投資もあまり必要なさそうな感じですね。FCFも盤石感ある。で、還元強めてますね。配当は配当性向で決めてそうですが2015年から自社株買いを毎年。配当より大きくお金を使ってます。フェーズとしては投資より還元を意識している感はいたします。

評価。エスケーエレクトロニクスは確かに半導体半導体で不透明感あるも基本保守的な計画傾向で目下の業績は堅調以上で駄目なときも営業CFあたりは出ている。財務は極めて余裕のあるものになっておりその中でPBR1.1のPER7ほどはあるいは妙味もあるとは思えるところ。もちろん大幅減益も来る可能性もありそうなのでハイリスクよりにはなると思います。

ソノコム。低ROEだからということになりそうだけど業績の割には財務はカチンコチン。事業もCFは出ているということになり見た目以上に余裕。PBR0.4切りはもうそれない以上にディフェンシブな水準かもしれない。化ける気はあまりしないです。

HOYA。盤石感のある収益力から還元強化。別に悪くない。企業成長による価値向上は微妙感もあるも選択としてはありの企業にもちろんなりそうです。お値段次第。とりあえず安いとは言いがたく思います。

エステー。成長感はほとんどないけど安定感のある業績。赤字知らず不況・・はちょっと影響あるかも。減益続きでピークから半分程度は。このあたりをどう考えるか。最近は利益も過去のピークに迫ってきてます。財務盤石感ありのCFも盤石感ありの現金増えてる。このあたりは繰り返しうる消費財の強さ出てると思います。お値段は安くは見えません。

日足週足月足の値動き判断

日足で方向性なし
週足であげてさげ
月足であげ
確認。

売買判断

テクニカル的には、長期に乱高下するもあげはあげ。その中で2765頂点に調整感。1660、1630と安値切り下げも 月足の移動平均線が迫ってきててここでどう反応するか?ここで長期上昇続行狙いなら月足長い平均線を基準に見れましょう。
ファンダ的には、目下も業績もよく財務も余裕。評価も絶対的には高くもなく意外と妙味もあるかもしれない。ただ半導体自体はピークアウト感あるのでハイリスクだとは思っていたほうが。

参考データリンク

 銘柄スカウター:https://info.monex.co.jp/news/2017/20171026_01.html

 株プラス:https://kabu.plus

 IRBANK:https://irbank.net/

その時の感情気持ち(個人的な独断で考えたことも加えてみる)

今年は12月も荒れ模様ということで、2月からなかなか波乱続きでしたね。ただ個別では大きく値下がりしたのもちらちらですがトータルではTOPIXあたりもそうは値下がりしてないとは言えそうで、乱高下対策と銘柄チョイスがものを言う年として記憶されそうな。

 

 

 

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記事補足してます。

用語解説(日記比較編)

この記事の表とデータは以下のツールの後継バージョンで作成しました。

株探データで銘柄比較表