大河の一滴

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(5807)東京特殊電線 日記(分)

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投資関連で日々比較や分析したり、思ったこと感じたことを書いていく日記です。 あくまでもいろんな企業の数字を見てみようという習慣でやってますので、ここに書いてあることを真に受けて損しても知りません。
記事は書き溜めておくためアップ時に最新データとずれてる可能性があります。厳密にやるわけでもなくアバウト判断の練習なのです。

注目銘柄(市場/業種)

東京特殊電線

(東証一部/非鉄金属)

株価

1943円(人々はより高い高嶺を制覇し下山中。)

業績財務と指標とそれに対する分析

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 今日は分析。株プラス(https://kabu.plus/)のデータからROAが高い割(9%以上)に配当利回りの高い(3%以上)から気になったものをチョイスして分析します。東京特殊電線。電線中堅。ケーブル、巻線、ヒーター線などが主力。数字は上記の通り。 業績データは主に四季報CD。最新株価・指標は2018年11月29日に取得。

電線。重シクリカルということになりそうだが・・・まず2012年前後に分けられそうです。それ以前はリーマン時はもとより薄利で赤字もちょくちょく。特に2008年から2012年はひどい推移で大赤字祭り。そこでBPSはピークから10分の一ほど売上規模も半分以下までかなあ?ってところ。でも2014年以降は目に見えて利益が改善し増益傾向が続いてます。ここから言えるのはリストラに成功してます。リーマン後くらいから泣く泣く財産や売上を処分していっただろうです。社員の首も切ったでしょう。その結果事業体質は大きく変わり今までなかったような高収益体質まで改善したです。2018年には売上も反転となってますね。今期は2Q終えて減益ですね。しかし利益率は確保しながら増収と出ておりこのままリーマン前の利益率などに戻るは今の所考え難く。

財務。総資産は2014年まで純資産は2011年まで減少、そこから反転ですね。リストラを進め2011年からは蓄財できる程度になってもまだリストラを進め2015年からは体制を整えきったとは見れます。自己資本比率も2011年以降一貫して向上、借入金もあらかた返してきてるような情勢。手持ち現金を見ると純資産の半分くらいで借入金一掃も容易いと。これは完全復活してる財務ですね。

CF。2009年2010年は営業CF入ってないですね。ここで危機感は考えられます。で、2011年以降は営業CFはだいたい右肩あがり。設備投資も2011年とか2017年に多めに毎年していて、FCFは2012年以降全部プラスですね。もともと現金は多めに持ってたのが幸いですかね。2009年2010年の惨状を見て2011年に不採算事業を手放し大きく事業にテコ入れした感。その後を見るとこの方向転換は成功したとしか。

評価。低迷を乗り越え体質改善に成功した会社。好調期に入ったも一応利益は足踏みか後退か。相応以上に株安しPERPBRもありとも言えるしもうちょっと下もあるかもくらいな水準にも見える・・・一方配当優待利回り見るとクオカードで一年持って5.6%まで来てますね。財務余力は十分。さてはて。

日足週足月足の値動き判断

日足で下げ
週足で上げて下げ
月足で上げて下げ。
確認。

売買判断

テクニカル的には、長期には上げと言うべきか。 きれいな山が二つできて来てます。それの再現…またきれいな山の再現は狙えるか。狙うならどこかで逆張りとなりそうですが。そこにできそうなのはいまのところ1910だけかと。ここで反転ならラッキーそうでないなら撤退くらいで。
ファンダ的には、好調一服もリストラは完了し以前の特殊電線ではないみたいな。PERPBRはもうちょっと下もありそうだけど優待含めての利回り見ると・・いや、もちろんもっと業績低下も伴い下もありそうですけどね。

リンク

ヤフー:http://stocks.finance.yahoo.co.jp/stocks/detail/?code=5807

株探:http://kabutan.jp/stock/?code=5807

IRBANK:https://irbank.net/5807

その時の感情気持ち(個人的な独断で考えたことも加えてみる)

特に米国市場がくるくるしている印象。

好調が長かったからね。くるくるしだすと長いかもしれない。

いいんじゃないでしょうか。偽物があぶり出される。自分も炙り出されないように頑張りとう御座います。

 

 

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記事補足してます。

用語解説(日記分析四季報CD導入後)