大河の一滴

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あなたが買ってるものは何ですか?

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 株式投資家は株式を買うわけです。

あたりまえですよね?だから株式投資家なんです。

その株式投資家が買うその株式って何か?って話になりそうです。

何かというか、株式買う人は、何を買っているのかちゃんと考えないとね?という話みたいな?

それを見失うのはまずいよね?みたいな。

教科書的に言うなら言うまでもなくそれは会社です。

株式は会社です。

会社というか会社の一部というか会社の一部を保有する権利。

 

まあそうは言うけど、事実としては株式を買うということはもっといろんなものを買うという行為だったりすると言えるよね?

誰も彼も会社を買ってるわけじゃない。確かに会社を買ってるんだけどね。 

なぞなぞみたいだけどそうでもないことなんです。

株式って何? 

ここで言う株式とは、つまりは株式を買う”ある人にとっての”株式って何?って話です。

 

それが会社だろうとしたってその範囲でも色々あったりします。

その会社をコントロールするための議決権かもしれない。

配当とか優待かもしれない。

業績というか成長かもしれない。

解散されたあとに残される財産かもしれない。

優秀な経営者かもしれないし。

Appleで言うところのiPhoneみたいな商品かもしれない。

リップル(通貨じゃなくて会社のほう)なら仮想通貨技術かもしれないね。

他にも色々いくらでも。

 

会社から離れたっていいんじゃないかな。

それは値動きかもしれない。言い換えるとリスクあたり。

金利とか、為替かもしれない。

アベノミクスでもいいかもね。

年金機構の買いポジションを買ったのかもしれないし。

もっと大枠の日本経済の未来とかでもいいんじゃないかな。

 

もっと言うななら・・

証券営業の人。

どこかのインフルエンサーかも知れない。

もしかしたらこのブログかもね。

別にまったく金融や投資知識のない兄を買うことだってあるんじゃないの?

 

とかいいましたが注釈がいるかもね。

ここでは、例えばこういう値動きだからその株式を買うというのはその会社を買っているというよりは、その値動きを買っている行為でしょう?という感じに言ってます。

会社を買うだって配当かもしれんし、経営者かもしれないわけです。

年金が株買うからなら、年金の株買いを買ってるといえるし、証券営業に勧められたから買うなら証券営業の人を買うようなもんだし、どっかの狼が上がると言ってたから買うもその狼を買うという行為です。

それはその会社を買うと言うよりは別の何かを買っているとみなすべきものがめっぽう含まれているはずなんです。

 

というか、その会社も見ずに他を見て買うような会社を買う行為が会社を買う行為だとみなすのはおかしいでしょう。

そういうことを言ってます。これは株式を買う行為を会社を買う行為とみなさないことがおかしいと言っているわけじゃなくて、値動きをみて値動きを根拠に買ったことを会社を買う行為とみなすことがおかしいと言ってます。

あと配当あたりを買うってのも会社を買ったといえなくもないけど、それなら配当を買ったとみなしたほうがスマートだと思うな。

 

あくまでも株式は会社です。

しかしながら、その会社を買うという行為は必ずしも会社を買うという行為でなされるわけではないわけです。

会社を買うにしたって、もうちょっと会社の何を買ったんだと細分化明確化してもいいと思うんだ。

 

そしてさあ聞きましょう。

 

あなたが買っているものはなんですか?

 

これは別に会社を買ってるという答えを期待しているわけじゃないんだ。

別に値動き買いたければ勝手に買えばいいと思うし。

配当でも成長でも経営者でも年金でも狼でも親戚のおっちゃんでも勝手に買ってくれよって思います。

 

ただそれを明確化しろって言ってます。

私はこの株式をこれを狙ってこういう理由で買いました。

明確にしてくださいと言ってます。

そしてそれを定期不定期に確認しろって言ってます。

 

あなたは配当を買ったんだね。

じゃあそれを覚えておいて配当がちゃんと貰えるかチェックしてくださいよ。

成長を買ったと言うんだね。

なら買ったとする成長が、実現してるか確認すべきだよね。

値動きを買いました。

じゃあその値動きは自分の買いたい値動きであり続けるかチェックしてよ。

日本経済を買いました。

じゃあ日本経済が買える状態であり続けるか確認しなくていいの?

狼買った。

残念でした。それならその狼さんが信用にたるか確認するべきだと思います。

 

そのことがあなたの投資を明確化するんです。

明るく確かなものにする。

そうなんだと思うんです。

 

その過程で実はこうだと思ってたってことが実は違ってたなんてことも起こるかもしれない。

例えばそれは配当だと思ってた。でも確認していくうちに実は配当で買ったとは言えないとなるかもしれません。(例えば配当のつもりで買ったけど含み損になって怖くて売ったというならそういうことです)

そのときやっぱりもっと配当をちゃんと狙おうとするべきかもしれないし、そうじゃなくて自分が狙っていたのは値動きで、なら自分は値動きをもっとちゃんと狙おうになるかもしれません。

それも明らかにすべきことです。

 

そうすれば儲かるとは言ってないよ。ただなんで儲かったのか損したのかはより明らかになると思うな。まさしく投資が明るくなる。暗いまま儲かるより明るく損したほうがいいと思うな。だってその後もずっと投資を続けるはずだし。明るく損した後に明るく儲ければいいじゃないって思います。

 

株式は会社です。

でも会社として買わなくてもいいんです。

株式は会社だけど、会社として以外にも色んな理由で売り買いされそして株価が動きます。

そのとき自分が何で買ったのかを明確にしていなければ、あっという間に流されて何が何やらわからなくなるでしょう。

その流れがどうであろうと、それが清流であろうと濁流であろうと滝であろうと波であろうと、自分の買った理由をしっかり見続けてそれによって判断するのがいいと思うんだ。

 

だから自分が買ったものをちゃんと覚えてそれを持つべき理由がちゃんと存在するか確認し続けるべきだと思いませんか?

自分が買った理由が間違いになってないか確認し続けるべきだと思いませんか。

 

間違いだった。ってこともあるでしょう。そしたらそれは売りどきじゃないかな。

損なら仕方ないね。それでも売らなきゃ。だって買った理由が失われているんだし。

このように思うので自分はそれが儲かるにしても損になるにしても自分が買った理由、持つべき理由には光をあて明らかにしていかなきゃなって思ってるわけです。

  

あなたが買ったその株式。

その株式であなたが買ったものはなんですか?

それを見失わないことがあなたの投資を明るくすると思いませんか?

 

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 今回これの焼き直し。

kamomenotoushi.hatenablog.com