高級仮想通貨という言葉を聞いたんです
ちょっとずらして書きますが、これ書いている時点でビットコインはだいたい100万円ぐらいです。
それで200万で買った人がいたとして、自分が200万円で買ったビットコインはより高級な仮想通貨であるという感じに言っていたのを見たんですけどね。
安売りの服を買いたいか?(いいや買いたくないだろう)みたいな話をしてたんですけどね。
まあ、笑い話なようですが笑い話ではないんです。
そのような話。
そして定めなきゃいけないし定めたことには真摯でなきゃいけないよねって話。
自分は分かれ道だと思ってます
価値と価格の関係をどう捉えるかは。
価値は価格とイコールである。
価値と価格は違うものである。
価値は価格とイコールである。
100万円で買ったビットコインより、200万円で買ったビットコインのほうが高級であり価値が高いというのは、この価値と価格はイコールであるという発想に属しているといえます。
そういった人は意図したものかは知らないけど、それは価値と価格はイコールであると定めたわけです。定めてないかもしれないけど
上の話もより高い価格で買ったものは高級品。その考え自体は別に間違いじゃないし間違いとは言えない考え方だし馬鹿にしちゃいけませんよ。
でも笑い話もあって、そうであるなら価格が落ちたそれは価値を落としたとみなさなきゃいけないはずです。それは高級品だった。でも自分が持ってる間にそれは高級ではなくなったと受け入れてないならそれは笑い話です。
価格イコール価値とイコールであるとした上で価格が下がったときに価値が下がったことを受け入れられないのは笑い話。
自分の決めたことに真摯になれてないというところが笑い話です。
価値と価格はイコールとするからにはその価格に真摯でなければなりません。
ならなくてもいいけどそれなら、投資で利益出すのは諦めるべきでしょう。
価値と価格は違うものである。
一方価値と価格はイコールでないという発想はどうでしょう。
200万とか100万になった価格とは別の存在としてビットコインには価値があると考えるわけです。
価格以外の何らかのものを測りそれにはこれくらいの価値があるとする。
そしてその測られる価値が落ちてないのに価格が落ちるならそれは高かったときよりお買い得になったと考えるわけですね。
これは価値と価格はイコールでないという発想だし、そのように言う人はそう定めてるという話です。
これも笑い話がないわけじゃないです。
例えば同時に10万円だったときに比べてビットコインの価値が大きくなったと言えないなら10万円の時よりはお買い得じゃないとできないのならこれもあまり真摯じゃない態度だと思います。
価値の変動が認められない中で100万の価格は200万からは安いとするのは結構だけど、10万よりは高いとできないなら笑い話になります。
価格イコール価値とイコールでないとした上で価値も測らず安いとか高いとか言ったり安いだけ認めて高いは認められないとするなら笑い話。
自分の決めたことに真摯になれてないというところが笑い話です。
価値と価格はイコールでないとするからにはその価値に真摯でなければなりません。
ならなくてもいいけどそれなら、投資で利益出すのは諦めるべきでしょう。
なんですけどイコールでない派はややこしいというか、価値が変動する可能性を考慮したり測る必要がありそうです。価格が下るとき価値の低下の可能性も測っていないと痛い目を見るかもしれなくて価格に無頓着もそれはそれで問題があるかもしれない。
でも価値により真摯でないといけないってところは変わらないとは思うけど。
つまりは
価値と価格はイコールであると定めるなら価格に真摯に。
価値と価格はイコールでないと定めるなら価値に真摯に。
そうであるべきだと思うんですよね。
いや、なくてもいいんだけどたぶんそのうち痛い目見るというか多分長くは利益を出し難いと思うところ。
で、これは多分定めるものなんだ。
だとするなら・・
どっちに定める?
しっくりきて真摯になれそうな方に定めるんです。
自分は価値より価格に注目し価格に真摯になる。(価値=価格なので価値にも真摯になってるとは言える)
自分は価格より価値に注目し価値に真摯になる。(価格も気にしないと価格と価値の差がわからないのでやっぱり価格も気にするべきだと思うけど)
決めるべきだと思うんだ。
そうしないと行動に筋が通せないというか、一貫性が崩れそうというか、自分の都合であっちいったりこっちいったりして、投資はただの願望やそうなったらいいなのレベルに落ちてしまうと思うんです。
その果てに、200万で買ったビットコインが100万に下がったときに自分の買ったビットコインは高級品なので大丈夫だとか言ってしまうとか・・
成長もしてない企業が高値をつけたときそれが高くなってるとすべき事に気づけず売り遅れたり、利益も株価も落としている企業を塩漬けで抱えたり、暴落してその後リバウンドして暴騰することになるようなチャンスを恐怖で見逃したり・・
そのような投資になるんです。
価格に真摯なら価格が落ちていることを深刻に受け止めもっと早めに損切りできたはずです。
価値に真摯なら高くなった安くなったも気がついたはずだし、価値の上昇下落も観測できたはずです。
決めてないならそのような行為はできない。というよりちょっとでも苦しくなれば、その場に踏みとどまることなどできず楽な言い訳ができる方向に行ってしまうのです。
投資では苦しくなったときにもその場にとどまれること。定めたことを守れること。真摯になれること。
大切だと思うな。
別の言葉で言うとたぶん一貫性。
それが大事だと思うなら決めましょうよ?定めましょうよ?
どっちにする?
価値と価格の関係性。
価値と価格。
それは同じものですか?違うものですか?
あなたはそれをどこに定めますか?
どこに定めれば真摯になれますか?