大河の一滴

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(3433)トーカロ/日記(比)

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投資関連で日々比較や分析したり、思ったこと感じたことを書いていく日記です。 あくまでもあとから見なおして俺って馬鹿じゃんと問題認知確認するためにやりましょうという課題ですので、ここに書いてあることを真に受けて損しても知りません。 今日は比較。業績データはだいたい銘柄スカウターさん。株価・指標データは株プラスさんで財務は最新通期実績。またIRBankさんも見ながら記事を作ってます。各データは2018年8月24日取得。

比較銘柄

トーカロとその他

株価

1249円(人々は、一つの山を制し、次なる山を目指すか思案している。)

各企業の数字と比較しての感想

コード 3433 5987 6150 5408
企業名 トーカロ オーネックス タケダ機械 中山製鋼所
市場 東証一部 JQS JQS 東証一部
業種 金属製品 金属製品 機械 鉄鋼
時価総額(億) 789.4 22.9 28.6 414.4
株価 1249 1378 2801 657
決算期 2019/03予 2019/06予 2019/05予 2019/03予
予想売上(億) 410.0 68.0 54.0 1,655.0
予想営業利益(億) 87.0 3.4 6.9 64.0
営業利益率 21.22% 5.00% 12.78% 3.87%
予想純利益(億) 59.0 2.0 5.0 50.0
EPS成長率(年複利/期間) 14.9%/10年 #NUM! #NUM! 7.9%/10年
BPS成長率(年複利/期間) 8%/9年 3.1%/9年 5.8%/9年 1.8%/9年
PER 12.87 11.41 5.15 7.11
PBR 2.17 0.42 0.81 0.46
ROE 16.9% 3.7% 15.7% 6.5%
ROA 11.2% 1.9% 8.0% 4.0%
配当利回り 2.4 1.45 2.14 1.22
配当性向 30.9% 16.6% 11.0% 8.7%
総資産(億) 527.2 103.5 62.8 1246.2
自己資本(億) 341.7 54.9 31.9 773.1
自己資本比率(%) 64.80 53.00 50.80 62.00
一言感想 あげ 増収停滞 びあげ 不安定

 今週は比較。5年平均営業CFマージン(四季報CDスクリーニング)(http://kamomenotoushi.hatenablog.com/entry/2018/05/20/210000)の上位みて気になったものをチョイスして比較します。比較の会社と数字は上記の通り。トーカロ。高機能皮膜を形成する溶射加工最大手。比較に同業っぽい。ゲストに製鉄所。

トーカロ。金属の表面加工をやってるようだね。長期に売上成長。利益もリーマン前を越えて最高益水準。その中で営業利益率は高めの推移なんかが注目点になりそうです。強みと言うか技術力とかありそうな気配。深くは突っ込まないけど。ただやはりというかシクリカル。環境要因で需要がかなり動きそうで売上二割減、利益半分くらいはやらかしてきてます。まあ仕方ないよね。で、近年は好調です。さてどうするか。財務。総資産自己資本増加。自己資本比率が下がってきてますね。借入金はしてないので大きな仕事でも入ってるのかもしれません。電子記録債務とか未払金が増えてるようです。このあたりで流動負債が増えてます。逆に固定負債は減ってますね。仕事を多くしてそうな気配。そういう意味では順調はまだ続きそうな。CF。わりと盤石っぽい営業CF。さすがに設備投資は多めでFCFは赤が出る年も。も、長くは普通にプラス。で、設備投資が加速気味。需要が高いという見立てはできそうです。その一方で現金も増えていると。順調としか。シクリカルなんでくるべきいつかには注意はいると思います。増配もしてますね。配当性向で決めているっぽいです。来るべきいつかは怖いですね。

オーネックス。なんというか自分が抱く金属加工っぽい業績(偏見)。リーマン前にピークがありリーマンで頓挫したあと薄利停滞が続いている的な。ただ直近は利益を伸ばしているし売上も伸びる計画。信じていいものかというと微妙な気がしますが。ただBPSは伸ばしてきてるので慎ましい努力はしてるんだろうなあと思います。財務。純資産横ばいか微増程度。総資産の方が伸びているので自己資本比率が下がってます。借入金を増やしてきてますね。CF。意外に安定的な営業CF。投資CFも営業の範囲でずっと来てましたが、2015年位から設備投資が盛んになりFCF赤字も出てきてる感じに。実際に売上は伸ばしてきてますね。投資を大きめにして売上を取りに来てる。あとは利益がついてくるか?みたいなステージに思えます。配当は横ばい。あまり還元には熱心なタイプじゃなさそうです。

タケダ機械。過去はひどい感じ。リーマンより以前は、赤字を大きく垂れ流す駄目企業もトンネルを抜けた?ってところでリーマンショックで再び赤字。2014年位に利益も安定し、巡航状態に入っている感。そしてじわじわですが増収増益が続いていると。財務。震災くらいまで追い詰められ感のある財務。そこから立て直しが始まり2015年には余剰金マイナスからも復帰。債務は軽くはないけどほどほどなところまで。とりあえずもう安心感は出てきてます。景気後退とか来ないのであるなら。CF。2011年まで営業CF赤字。そこから立て治り2015年からは安定したCFが。そこくらいから絞ってたと思われる設備投資もするようになり営業CFを出し設備投資もしてFCFも出すという健全と言える状態にまで。よく頑張った感はあります。

評価。トーカロ。健全な状態。成長も見せている。高い営業CFマージンが示すとおり結構いい会社感はあります。ただシクリカルには変わらないしPER13程度はあまり安いと見るべきではないか。状態いいし持てばするするは考えられます。警戒しながらならあるいは。

オーネックス。いかにも冴えない製造業ですけどそれでも投資をこなして売上は伸びてますし、PBR0.4程度と警戒しながら伸びてくるかもしれない利益を待つはわりとありかもしれません。そう簡単には伸びないと思いますけど。

タケダ機械。長いトンネルを抜けよく頑張った感。さすがに過去に状態が悪い状態が続いていたので今後には警戒感を持たれてるといえそうなPER5程度。応援したくもあります。も、警戒が的中なら怖い展開もありそうなPBR0.8程度。もちろん景気後退になるなら無事ではいられなさそうで警戒されるのもある意味当然となかなか難しいタイプ。

中山製鋼所。長期で成長性はなさそうも直近は調子がよく。どこまで過去のピークに近づけるか?あるいは越えられるか。なかなか希望的観測をするには強い根拠を用意したほうが良さそうです。そう簡単にはない気はします。怖いのが一発の大赤字もありえるというか2013年に一発で株主資本をぶっ飛ばず赤字も出ています。そこで大型特損で膿を出し詳しくは調べませんが増資なりしたっぽくもあり、その後は堅調ぐらいまで。しばらくは大丈夫だろうは一つの見方ですが、鉄鋼の事業環境の厳しさが垣間見れるという感想です。評価は事業性を踏まえてこんなもん感。たてなおり感はあるので買えばあるいは報われるはありそうですけどね。基本玄人向けな気はします。

 

日足週足月足の値動き判断

日足でさげてあげ
週足であげて調整感
月足であげ
確認。

売買判断

テクニカル的には、長期に上げてきて1627から下落あるいは調整感、短期には上がってきてるとも見れます。調整後に上昇を見るなら1068は底にできそうです。ここを抜けるなら素直に上昇トレンドは終わったと撤退がいいかな?1483、1627を抜けてくるならもっと上を狙ってみるみたいな感じで。
ファンダ的には、状態はいいです。そして強みもありそう。ただシクリカルを完全にはねのけられるような事業環境ではないですよね。そのへんを理解の上持つならわりと選択肢にもなりそうです。

参考データリンク

 銘柄スカウター:https://info.monex.co.jp/news/2017/20171026_01.html

 株プラス:https://kabu.plus

 IRBANK:https://irbank.net/

その時の感情気持ち(個人的な独断で考えたことも加えてみる)

 毎度毎度で特にない。

 

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記事補足してます。

用語解説(日記比較編)

この記事の表とデータは以下のツールの後継バージョンで作成しました。

株探データで銘柄比較表