大河の一滴

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(7458)第一興商/日記(比)

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投資関連で日々比較や分析したり、思ったこと感じたことを書いていく日記です。 あくまでもあとから見なおして俺って馬鹿じゃんと問題認知確認するためにやりましょうという課題ですので、ここに書いてあることを真に受けて損しても知りません。 今日は比較。業績データはだいたい銘柄スカウターさん。株価・指標データは株プラスさんで財務は最新通期実績。またIRBankさんも見ながら記事を作ってます。各データは2018年8月24日取得。

比較銘柄

第一興商とその他

株価

5050円(人々は、丘を登り続けている。)

各企業の数字と比較しての感想

コード 7458 2404 4650 4661
企業名 第一興商 鉄人化計画

SD

エンターテイメント

オリエンタルランド
市場 東証一部 東証二部 JQS 東証一部
業種 卸売 サービス サービス サービス
時価総額(億) 2890.3 30.6 64.6 43188.2
株価 5050 372 718 11875
決算期 2019/03予 2018/08予 2019/03予 2019/03予
予想売上(億) 1,425.0 71.0 87.0 5,008.6
予想営業利益(億) 212.0 0.6 2.6 1,134.7
営業利益率 14.88% 0.85% 2.99% 22.66%
予想純利益(億) 135.0 (3.5) 1.0 800.3
EPS成長率(年複利/期間) 2.2%/10年 #NUM! #NUM! 16%/10年
BPS成長率(年複利/期間) 5.2%/9年 -40.7%/9年 0.1%/9年 7.6%/9年
PER 21.31 -8.75 64.28 48.77
PBR 2.31 7.67 2.96 5.27
ROE 10.8% -87.7% 4.6% 10.8%
ROA 7.5% -6.0% 0.9% 8.7%
配当利回り 2.22 0 0.47 0.34
配当性向 47.3% 0.0% 30.4% 16.4%
総資産(億) 1802.2 58.0 105.7 9155.6
自己資本(億) 1237.9 0.2 23.3 7219.8
自己資本比率(%) 68.70 0.30 22.00 78.90
一言感想  停滞 危機? 薄利低迷 盤石も足踏み

 今週は比較。5年平均営業CFマージン(四季報CDスクリーニング)(http://kamomenotoushi.hatenablog.com/entry/2018/05/20/210000)の上位みて気になったものをチョイスして比較します。比較の会社と数字は上記の通り。第一興商DAMビックエコー。比較にカラオケと北海道のレジャー施設。ゲストに娯楽の絶対帝王。

第一興商。売上は停滞と見るべきで成長はないかな?感。でもその中で営業利益は安定だしゆるく増益も見れます。というかド安定でリーマンその他景気変動なんのその、営業CFマージンなど見ても20%程度で安定と、これ数字としては消費者独占性、顧客が逃げない堀持ち企業とみなして良さそうです。ただ気になるところはBPSはより増えているみたいでROEが長期低下傾向にあるのかな?ってところ。おそらく現金あたり増えてると思えるし大盤振る舞いを期待したいところですね。財務。のびる総資産純資産。自己資本比率も高めで堅い財務。長期借入金はあまり減らす気がなさそうでレバレッジは少しはかけたいみたいな思惑もありそうです。CF。盤石感のある営業CF。設備投資は安定的。お店とかにテコ入れしているんだろうね。有形固定資産への支出が毎年ありそうです。FCFは大体の年で出ています。自社株買いもちょくちょく。近年増配もして自社株買いの量が減ってますね。現金推移なども見ると還元強化余力はもうあまりないかな感。大盤振る舞いまでは期待しづらいか。

鉄人化計画。2015年くらいまで停滞という感じでしたが2016年に大幅減益、2017年に営業赤字の一気にBPSを吹っ飛ばし大型純赤字と存亡の危機感あります。2016年の短信見ると各部門厳し目で副業っぽいカフェを売り飛ばしたりしてます。カラオケも定型文的な頑張るぞとしか言ってない感じでうまくいってない感はする感じで2017年はなかなかあかんことが書いてあって・・「カラオケルーム運営事業における競争環境は年々激化しているにもかかわらず、ここ数年、旧経営陣が、新規事業(T・Rプロジェクト)開発へ当社グループの経営資源を集中する余り、店舗ごとの課題点、問題点に対し把握はしていたものの、恒常的に必要なカラオケ店舗への設備投資をしてこなかったことに加え、店舗スタッフの採用や教育といった人材育成投資もほぼしてきておらず、結果として、「退職率の増加」、「売上高の低下」、「営業利益率の悪化」の恒常化に繋がり、当第4四半期連結会計期間において12店舗もの多数の店舗で店舗固定資産の減損が必要となったこと、資産除去債務の計上基準に従って既存9店舗で資産除去債務を計上、および資産除去債務計上済み36店舗について昨今の工事費用の高騰を受け見積金額を修正したことから特別損失を計上するに至っており、そのような状況の下、多くの個別店舗の収益力低下は否めず、第4四半期連結会計期間での挽回を期し当社の特色を活かしたコラボ企画の拡販を行い一定の成果はあったものの、売上高は予想を下回ることとな
りました。」よするに企業体質の劣化があってここで問題が数字になって帰ってきてどうやら旧経営陣は飛ばされた模様。「~旧経営陣が偏重していた新規事業(T・Rプロジェクト)開発方針のみならず、主たる事業であるカラオケルーム運営事業や本社管理部門においても見直しが必要」「株主より、独断的職務遂行を解任理由とする当時当社代表取締役社長であった堀健一郎氏の解任と当社生え抜き社員による経営への回帰を図ることを目的として臨時株主総会開催請求を受け、平成29年8月3日の臨時株主総会におきまして、新たに当社生え抜き社員の抜擢を含めた4名の取締役を選任し、経営陣を一新」とお家騒動を経て「多額の減損損失を特別損失として計上するのやむなきに至り」財産に超大鉈を振るい再起を期すみたいな趨勢のようです。今期3Qまで終えてなんとか営業利益を出せている(純は赤)のでぼろぼろになっての再出発はなんとか歩きだせているみたいなところはありそうです。財務。2013年まで総資産伸びて、そこから減少。純資産は2016年まで横ばい程度なので規模は大きくするけど儲かってない状態。2014年からリストラしていくも2017年にそれまで貯めた膿が思いっきり出てだいたい純資産をふっとばしたみたいな。一気に余剰金マイナスでわりとひどい感じです。また借入金推移も2013年まで拡張、それから減らしてきてますね。2013年までイケイケで拡張するも儲からなくてヤバイから整理しようとしてたけど2017年に堪えきれず破滅みたいなかんじでしょうか。今後どうなるか。CF。営業CF見ると2016年以外は黒字で特に2017年も黒字だったりと意外に堅調。2017年には設備投資も営業CFの範囲で反転と新体制の入りお店のテコ入れ感もあります。そろそろ出る2018年決算が注目になりそうで営業CF及び設備投資あたりを見るとより反転感も測れるかもしれない。ただ収入に対して債務が重そうで厳しい戦いは続きそうではあります。

SD。鉄人化計画で疲れたので流しますがなんとかやってます感。薄利で時々純赤字。BPSも増やせてるかなあって感じなので本当に事業維持がせいいっぱい感はわりと。債務もあるも営業CFは安定(このあたりが日銭事業のしぶといところ感)でその中でRIZAPが2014年にお買い上げしたようですが、2015年までは投資を絞りそこから投資額をあげてきているなんて感じになっていて、コストを絞ったあと攻めに転じてきている感はちょっと。1Qで・・・赤字ですね。さてさてさて。

評価。第一興商は盤石感。もPER20越えをどう見るか。成長を期待するような感じでもなさそうな中でやっぱり高めとは言えるのではないか。一方優待銘柄としてみると利回りは4%超はあり、ユーザーならカラオケしながら安定性や長期の微妙な成長でいつのまにかそれなりに結果が出てるとかはあるかもしれない。

鉄人化計画。満身創痍からの復活を期す感はある。厳しい戦いにはなりそうだけど日銭企業で案外しぶとそうです。今の所株価は雰囲気でついてる感がありそうで高いか安いかというなら多分高いよね?になりそうというかボロ株としてみておくのが正しいかと。

SD。日銭企業でしぶとさはある。一応反撃感もある。反撃が成功するとは言ってない。そして今の所成功しているとも言い難い。成功してもあまりご褒美がなさそうなPERPBRというか優待で株価が決まってそうです。優待に魅力を感じるなら単元なら分散の一つに突っ込んでおくのもありかもしれない。

 ディズニーランド。いつ見てもバケモノのような収益性。売上利益は足踏み感があります。値上げとかするならまだ成長するかもしれないし、なんか大型投資するようだしそれらに期待もしながらのんびり株主ユーザーはできなくもなさそう。値上げされるとユーザーとしては残念な感じになりそうだけど、オリエンタルランドのユーザー株主はロイヤリティ(忠誠心)があるのが正しい世界かと。レジャーの絶対帝王だし。

 

日足週足月足の値動き判断

日足でさげ
週足でいちおあげ
月足であげ
確認。

売買判断

テクニカル的には、長期にあげとしか。移動平均線にタッチはするもそこから持ち直しが今までの繰り返し。この傾向が続くとすれば短期の下げは押し目として入るはありというしか。 ただ直近は弱く底を4835とかはすぐ抜けそうな感じなので底をどこに見るか。3860ですかね?ここに近づくか、抜ける可能性もかなりあるとして4835を見るとか、今後反転するだろうポイントを底とするとかはできそうですね。
ファンダ的には、いかにも優待向け。カラオケ好きなら分散の一つに突っ込んでおくのもいいのではないか。

参考データリンク

 銘柄スカウター:https://info.monex.co.jp/news/2017/20171026_01.html

 株プラス:https://kabu.plus

 IRBANK:https://irbank.net/

その時の感情気持ち(個人的な独断で考えたことも加えてみる)

特にない。 

 

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記事補足してます。

用語解説(日記比較編)

この記事の表とデータは以下のツールの後継バージョンで作成しました。

株探データで銘柄比較表