大河の一滴

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(5201)AGC/日記(比)

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投資関連で日々比較や分析したり、思ったこと感じたことを書いていく日記です。 あくまでもあとから見なおして俺って馬鹿じゃんと問題認知確認するためにやりましょうという課題ですので、ここに書いてあることを真に受けて損しても知りません。 今日は比較。業績データはだいたい銘柄スカウターさん。株価・指標データは株プラスさんで財務は最新通期実績。またIRBankさんも見ながら記事を作ってます。各データは2018年8月3日取得。

比較銘柄

AGCとその他

株価

4535円(人々は、行く宛もなく漂流中。)

各企業の数字と比較しての感想

コード 5201 5214 5202 1720
企業名 AGC 日本電気硝子 日本板硝子 東急建設
市場 東証一部 東証一部 東証一部 東証一部
業種 ガラス土石 ガラス土石 ガラス土石 建設
時価総額(億) 10520.2 3607.7 1133.0 1145.6
株価 4535 3625 1252 1073
決算期 2018/12予 I 2018/12予 2019/03予 I 2019/03予
予想売上(億) 15,500.0 3,000.0 6,300.0 3,360.0
予想営業利益(億) 1,350.0 310.0 410.0 190.0
営業利益率 8.71% 10.33% 6.51% 5.65%
予想純利益(億) 800.0 200.0 140.0 138.0
EPS成長率(年複利/期間) 7.4%/10年 -0.9%/10年 #NUM! #NUM!
BPS成長率(年複利/期間) 5.5%/9年 4.9%/9年 -6.5%/9年 13.9%/9年
PER 12.81 18.03 8.09 8.30
PBR 0.88 0.68 0.89 1.45
ROE 6.9% 3.8% 11.0% 17.5%
ROA 3.6% 2.6% 1.8% 5.5%
配当利回り 2.43 2.76 2.4 2.42
配当性向 31.1% 49.7% 19.4% 20.1%
総資産(億) 22285.6 7644.2 7918.8 2526.8
自己資本(億) 11840.4 5388.2 1343.3 789.5
自己資本比率(%) 53.10 70.50 17.00 31.20
一言感想 まああげ 停滞 増益 いちおあげ

 今週は比較。日経平均採用銘柄から気になったものをチョイスして比較します。比較の会社と数字は上記の通り。AGC。ガラス製造。比較に同業。ゲストにビルに窓を買ってくれそうな東急建設

 AGC。売上は停滞感あるなか利益は乱高下感あります。環境に左右されるはそうでしょう。ただリーマン前後もわりと元気だったり近年は利益を伸ばすもさほど伸びてなかったりといろいろ傾向は読み難いかな感はあります。赤字は滅多に出さない安定感もあるし長期にBPSも伸ばしているのでPBR見ながらとかなら候補にはなるかもしれません。でも基本停滞よりとなりそうで成長も蓄財もあまり希望的観測をしないほうがいいかな?みたいな感じ。財務。総資産横ばいか微増くらい。自己資本はそれよりは増えてます。自己資本比率も改善傾向は見れます。なので状態は悪いことないと思います。一方、長期借入金を短期借入金に借り換え傾向が見れます。金利を踏まえての動きでしょうか。借入金全体としては横ばいくらいか。CF。安定的な営業CF。営業利益の推移などと比較して安定感があります。ここまできてやっと日経225らしさが。投資は必要もFCFはだいたい出ていて自己資本比率などで感じるより安定感はありそうです。2017年に投資を大きめFCFはマイナスに。「有形固定資産の取得による支出、子会社の取得による支出」だそうです。そう言えば2Qで上方入ったようです。投資が報われているのかもしれませんね。というわけで順調なんじゃないかと。

日本電気硝子。業績傾向はAGCとか近いか。リーマン前後に利益のピークが。珍しい業界ですが2013年位から比較薄利になってます。とはいっても10%前後の営業利益はでてるので普通に安定となりそうですが。過去には3割近くあったようです。あと低ROEが気になりますね。財務。低ROEの理由は財産持ちすぎとなりそうです。現金を特に・・・というわけでもなくいろいろなものをたくさんお持ちなようです。自己資本比率は高め。鈍重感あります。CF。安定的な営業CF。FCFもだいたいプラス。堅実経営は堅実経営。めずらしく2017年は投資が上回りFCFマイナス。鈍重なのはまずいとおもったんでしょうかね。「米塗料大手PPGインダストリーズから米国のガラス繊維事業を買収すると発表した。取得額は約5億4500万ドル(約600億円)。」だそうです。転機となるのでしょうか。一方営業CFマージンが15%越えてそうでなにげに消費者独占性が疑われます。まあ鈍重なんですけど。

日本板硝子。打って変わって赤字が目立つ。明らかに苦戦感。BPSあたりがすごく減ってて存亡の危機かもしれない。その中で直近なんとか建て直ってきてる感は少々。もしかしたら?はあるかもしれない。財務。総資産純資産を減らしてます。自己資本比率も厳し目か。リストラしながらあまり改善できてない感。わりとずっしりと長期借入金がのしかかってますね。これは厳しいのではないか。CF。営業CFが改善の傾向。光明か。FCFも厳しい展開でしたが投資をしながらFCFも出すまでに回復してます。それもあって復配も。この傾向続くなら面白くなるかもしれません。

評価。AGCは状態はいいとしか。上方入ってるし成長してるんだけど、あまり成長をする気がしないと言うか期待もされてなさそうなPBR0.9ほど。なにげに堅い選択になりそうだけど妙味はあまりないよね感はいたします。

電気硝子。ド安定と言うかどっしりと言うか鈍重と言うか。実は儲かってますになるかもだけど、どうなのでしょう。買収も仕掛けてたりしてるところをどう評価するか。これによってはPBR0.7ほどは妙味になるかもしれません。一方鈍重ならではの配当狙いは機能しそうです。減配実績は・・ないようですね。

板硝子。状態は明らかに悪い。ここでまたコケると存続も危ぶまれるはたぶんそう。しかしながら良化の兆しも。良化して行くなら状態悪いは伸びしろになるとも言えます。そういう意味ではPBR0.9ほども悪くない水準かもしれません。ハイリスク組になると思うけど。

東急建設。売上は横ばいか。利益は意外に安定で営業赤字はなし。震災後は薄利に追い詰められてます。近年は過去にない利益水準が続いてます。これを成長と見るか環境と見るか。環境な気はします。環境な気はするけどこのまま環境に恵まれいがいにするするとはありえなくもないよね?と思える評価だったりはします。環境悪化はまずそうだけど。

 

日足週足月足の値動き判断

日足でもちあい 
週足であげてもちあい
月足で方向性なしになるのかな感
確認。

売買判断

テクニカル的には、 長期で過去には乱高下チック。一応2012年からは上げ方向。その中で近年は足踏みですね。一つは近年持ち合いの底4040をそこに見て4900突破あたりで撤退とかとか5090を破って上昇トレンド発生を期待するみたいな。長期の方向性は微妙なので妙味あるかと言えば微妙感あるけど。
ファンダ的には、状態いいんだけど素直に成長を信じがたいもどかしさ。意外な安定性を重視するならそんなに悪くないかも。日経伸びる展開になるなら日経平均より伸びる気はしなくもないし。

参考データリンク

 銘柄スカウター:https://info.monex.co.jp/news/2017/20171026_01.html

 株プラス:https://kabu.plus

 IRBANK:https://irbank.net/

その時の感情気持ち(個人的な独断で考えたことも加えてみる)

 特にないですねといいつつ、これは面白いかもってのがふたつ。

一つはかなり博打でもひとつはまだちょっとお高めかな?って感じなんだけど。

 

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記事補足してます。

用語解説(日記比較編)

この記事の表とデータは以下のツールの後継バージョンで作成しました。

株探データで銘柄比較表