大河の一滴

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(3366)一六堂/日記(比)

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投資関連で日々比較や分析したり、思ったこと感じたことを書いていく日記です。 あくまでもあとから見なおして俺って馬鹿じゃんと問題認知確認するためにやりましょうという課題ですので、ここに書いてあることを真に受けて損しても知りません。 今日は比較。業績データはだいたい銘柄スカウターさん。株価・指標データは株プラスさんで財務は最新通期実績。またIRBankさんも見ながら記事を作ってます。各データは2018年8月3日取得。

比較銘柄

一六堂とその他

株価

387円(人々は、大波に蹴散らされて行くあてなく漂っている。)

各企業の数字と比較しての感想

コード 3366 3082 3175 2503
企業名 一六堂 きちり エー・ピーカンパニー

キリン

ホールディングス

市場 東証一部 東証一部 東証一部 東証一部
業種 小売 小売 小売 食料品
時価総額(億) 37.5 88.3 46.7 25477.8
株価 387 837 628 2787.5
決算期 2019/02予 2018/06予 2019/03予 2018/12予 I
予想売上(億) 85.9 92.0 250.0 19,600.0
予想営業利益(億) 4.0 3.5 3.5 1,940.0
営業利益率 4.67% 3.80% 1.40% 9.90%
予想純利益(億) 2.8 2.1 1.5 1,550.0
EPS成長率(年複利/期間) -5.8%/10年 12.5%/10年 3.8%/8年 6.8%/10年
BPS成長率(年複利/期間) 4.4%/9年 8.2%/9年 45.7%/7年 0.4%/9年
PER 13.55 40.75 30.15 16.41
PBR 0.68 4.49 1.34 2.67
ROE 5.0% 11.0% 4.4% 16.3%
ROA 4.3% 4.7% 1.2% 6.5%
配当利回り 2.58 1.19 0 1.72
配当性向 35.0% 48.7% 0.0% 28.3%
総資産(億) 63.6 44.3 130.4 23990.8
自己資本(億) 54.3 18.3 33.7 9579.0
自己資本比率(%) 85.30 41.30 25.80 39.90
一言感想 停滞  増収停滞  足踏み  増益

 今週は比較。配当余力(http://kamomenotoushi.hatenablog.com/entry/2015/12/13/000000)から気になったものをチョイスして比較します。比較の会社と数字は上記の通り。一六堂。余力25年。居酒屋等の飲食。比較に同業。ゲストにお酒。

一六堂。主に居酒屋の飲食だけどまあ停滞。2013年以前はもうちょっと利益水準が高かったりするけど赤字もないし利益率も飲食としては悪くないと言うか安定で低迷とかではないとなりそう。まあ成長はなさそうだよねくらい?蓄財と言うか純資産と言うかBPSは伸びてるよね?って感じです。財務。堅い財務。総資産は横ばいか微減。その中で純資産は伸び。スクラップビルドとかをしてるはあるかもしれない。ROEは減少傾向なので効率化という点では原点も借入金も返し自己資本比率の改善とかもあり財務健全性は盤石の部類にはなってる。停滞企業としてにはよくあること。CF。安定な営業CF。投資もほどほどでFCFはだいたい出てるだね。直近現金も増えてきてます。設備投資が控えめで店舗などにテコ入れの必要性が減ってきてるのかもしれない。借金も返したし増えた現金を見て事業拡張の投資や還元強化に方針転換もくるかもね。配当は利益連動・・配当性向据え置きの方針の模様です。

きちり。売上げ増傾向。その中で直近は利益は足踏みと言うか減益からの増益計画となってるね。まず事業拡大し回収期に向かおうとしているかもしれないは考えていてもいいかも。財務。総資産、純資産が伸びています。そして目立つのは借入金の増加、投資を強化しているという疑い。売上あたりも踏まえると事業を拡大系の投資の傾向を見て取れそうですね。CF。基本営業CFはプラス。その中で直近営業CF減らしてますね。このあたりも事業拡張でまだコストが掛かってるとは読み取れそう。これが軌道に乗ってくると営業CFが跳ね・・また利益も跳ねてくるは有り得そうなシナリオ。2017年に大型設備投資で。借入金で賄ってますね。短信見るとやっぱり新規出店ですね。「新業態の開発に注力し」とか言ってます。また手持ち現金も増やしてます。これはまだ出店などする気が満々とは見れるかもしれません。

エー・ピーカンパニー。塚田農場ですが、2015年まではバリバリのグロースだったんですがそこからみるみる減益。直近は売上も減らし利益は伸ばすみたいな情勢。勢いを真似られて(モンテローザとかに)挫かれた痕跡。飲食の堀のなさは最近も焼き鳥屋でも見た気もしますがそれには注意は必要ってところを学ぶのは良さそうだよねは置いといて、そこで不採算店舗などを整理し利益をまた上向けてきたくらいのターンかな?は疑えそうなところ。2018年には特損っぽい純赤字出てますしね。財務。伸びてきた総資産純資産が足踏み。ここも事業整理の印象。伸ばしてきた借入金も減らす方向に。拡大方向に向かっていったのを方向転換感あります。CF。営業CFは安定と言えそうです。2017年までFCFは出さず・・つまり投資優先で来てたけど2018年プラスのFCF。設備投資自体はわりと高水準でコストをかけ事業にテコ入れしてる様子は伺えます。で、無配ですね。これまで事業を伸ばすという方針で配当は待ってくれ(優待はありますけど)という感じだったくらいに見えますが方向転換で配当を始めるとかは有り得そうに思えます。

評価。一六堂はつまんないはつまんない停滞ですし優待もなかったりなんですが評価はほどほどのPBR0.7ほど。これは冷静に見ればフェアバリューくらいにはおもえますが一方で高評価気味なものの多い飲食としては安い方。高評価多いのは優待のせいとは言えるのでやっぱりこんなもんですがあるいは化けるかもしれないという可能性もありそう。すなわち優待導入。これがあると大化けしてくるかもしれません。ほどほどな評価で安定停滞な感じで配当をもらいながらまさかの優待導入を待つとかは面白いかもしれない。利回りもそんな悪い水準じゃないし。

きちり。姿勢というか勢いはここか。今は利益は足踏みも今後利益は回収のターンで伸びてきそうでもあります。そしてまだまだ拡張の意欲もあるんじゃないかというのも読み取れそうです。ただ評価は既に進んでますね。PBR4.5。これは高いとみなすべき水準とは言えそうです。まあそうなんですけど優待配当利回りで見ると4.8%ほどあり業績頓挫とかなければそうそう落ちるはないかもしれないのでそのへんの性質を理解の上でなら。

エー・ピーカンパニー。パクられまくりダメダメなイメージもあるかもだけど、方針転換、事業の立て直しが進みつつあるは考えてもいいかも。低迷までもいかず普通に稼げてるくらいでもあります。その中でPERはアレですがPBR1.34程度。事業整理がもっと進み配当などが出てくるようになるとするならなかなかに面白い水準なのではないでしょうか。優待もあって店舗利用者とかなら狙い目としても悪くなさそうです。

キリン。ド安定で売上は伸びてるとは言えないけど利益は伸ばしてきてるね。増益は2015年の特損後だね。膿を吐き出してよかったねという事例になるかもしれない。PERは16ほどで、程々化大手食品としてはそれなりに妙味もある水準かもしれない。

 

日足週足月足の値動き判断

日足でさげ
週足であげてさげ
月足で方向性ないになるかな感
確認。

売買判断

テクニカル的には、 長期では方向性なしとなりそう。その中で中期には上げてきてまた落ちる感。方向性ないなりに297とか近づいてくるなら底に見れるかもね。中期には明らかに下げているので結構近づくかもしれない。もちろん近づいて底抜けもありうるとなりそうだけど。
ファンダ的には、安定停滞の業績からのそれなりに高めな配当をもらいつつまさかの優待導入狙いとかはありえるかも。他も回収のターン狙いとか方向転換立て直し狙いとかで狙い目はありそうに見えました。キリンもあり目。

参考データリンク

 銘柄スカウター:https://info.monex.co.jp/news/2017/20171026_01.html

 株プラス:https://kabu.plus

 IRBANK:https://irbank.net/

その時の感情気持ち(個人的な独断で考えたことも加えてみる)

決算だいたい終わったけどだいたい何もしなかった。

なのでやっぱり特になし。 

 

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記事補足してます。

用語解説(日記比較編)

この記事の表とデータは以下のツールの後継バージョンで作成しました。

株探データで銘柄比較表