大河の一滴

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(3641)パピレス/日記(比)

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投資関連で日々比較や分析したり、思ったこと感じたことを書いていく日記です。 あくまでもあとから見なおして俺って馬鹿じゃんと問題認知確認するためにやりましょうという課題ですので、ここに書いてあることを真に受けて損しても知りません。 今日は比較。業績データはだいたい銘柄スカウターさん。株価・指標データは株プラスさんで財務は最新通期実績。またIRBankさんも見ながら記事を作ってます。各データは2018年6月22日取得。

比較銘柄

パピレスとその他

株価

1771円(人々は、練習を繰り返し本番で高くジャンプして着地したところ。)

各企業の数字と比較しての感想

コード 3641 3658 3678 3313
企業名 パピレス

イーブック

イニシアティブ

ジャパン

メディアドゥ

ホールディングス

ブックオフ

コーポレーション

市場 JQS 東証一部 東証一部 東証一部
業種 情報通信 情報通信 情報通信 小売
時価総額(億) 182.9 66.8 277.9 181.7
株価 1771 1204 2440 805
決算期 2019/03予 2019/03予 2019/02 2019/03予
予想売上(億) 178.8 135.0 400.0 805.0
予想営業利益(億) 13.1 2.9 10.5 8.0
営業利益率 7.34% 2.15% 2.63% 0.99%
予想純利益(億) 9.0 1.8 6.6 2.0
EPS成長率(年複利/期間) 18.1%/10年 27.7%/9年 68.6%/7年 -15.1%/10年
BPS成長率(年複利/期間) 20%/9年 40.2%/8年 52.6%/6年 1.4%/9年
PER 19.32 37.11 42.07 82.73
PBR 3.25 2.13 6.78 1.26
ROE 16.8% 5.7% 16.1% 1.5%
ROA 10.2% 3.3% 2.5% 0.4%
配当利回り 0.56 0 - 1.24
配当性向 10.9% 0.0% #VALUE! 102.8%
総資産(億) 88.7 53.8 267.0 478.9
自己資本(億) 53.6 31.4 41.0 131.7
自己資本比率(%) 60.40 58.40 15.30 27.50
一言感想 あげあ 増収停滞 あげあげ 復調?

 今週は比較。市場統計推移記録表で2017/4/21比較でROIC変則3年平均(http://kamomenotoushi.hatenablog.com/entry/2015/10/18/000000)で上位444位からPERPBRを落としているものからチョイスして比較します。効率がいいのに安くなってるものを拾う意図。対象79銘柄。比較の会社と数字は上記の通り。パピレス電子書籍。比較に同業。ゲストに古本屋。

ハピレス。売上右肩。も、利益は伸び悩む感じか。コストが掛かってるのでしょうか。詳細はここでは見ません。基本売上右肩だし赤字なんての安定性はひとまず見せてます。素人考えでは売上は伸びそうですが・・利益がついてくるのでしょうか。さてはて。財務。右肩。規模が順調に拡大。BPSは伸びてますね。そういう意味では株主のために蓄財は出来てるっちゃあできてる。ROEはなにげに下がってないので売上増に応じて利益伸びるだろうは有り得そうなシナリオには思えます。CF。営業CFは伸びてきてます。直近減ってますが利益も前年割れですが未払金とか仕入債務の影響も大きそうでいうほど悪い傾向ではないかもです。設備投資はあまりいらない感じで営業CFはだいたいFCFになってそうです。で、現金がかなり積み上がってますね。どうするんですかね。これ。

イーブック。パピレスと比較してコミック中心のようです。で、売上は右肩・・でもなくて2018年3月期前年割れしてる・・・のは2017年3月期が期替えの関係で長くなってるからですね。その影響を踏まえれば右肩となりそうです。ただ利益は伸び悩み。パピレスもですが電子書籍は売れてもあまり利益が伸びにくいという構造問題とかあるかもしれません。ROEとかもかなり低い水準で収益性に難ありとは言えるかも。財務。規模は拡大。自己資本も拡大。ただ余剰金などは足踏み出してるのでやはりもうちょっと利益がほしいところですね。CF。営業CFは基本プラス。も、設備投資が嵩んでいるか。あまりFCFが出てこなくなってる模様。やはり収益性に難ありとなりそう。財務でも借り入れが散発ですね。というわけで無配が続いてます。

メディアドゥ。売上右肩で2018年2月期にジャンプアップで売上倍以上。これは買収絡んでそうだね。利益も順調に伸びていてちょっと上2つとはものの違いを見せてはいます。メディアドゥはLINEマンガなどに卸しているようでLINEマンガはシステムも提供で利幅も取れているようです。で、やはり買収もしているようだね。というわけで勢いに乗り買収もしてさらに・・なんて段階かと。財務。総資産跳ね上がり。純資産増も加速。とりあえず買収して規模も自分の財産も増えたということで順調な滑り出しとは見れますが、もともと高くもない自己資本比率がこれで激減でなかなか低い15%程度。これをどうみるか。買収金額は80億円程度だそうでまるまる銀行に頼った感で長期借入金がドカンと増えてます。CF。とりあえず営業CFは増えてますね。買収で現金の入りも上がったということになりそう。ですが投資先行感もありいうほどFCFは出てないかな?というところで買収で大きくキャッシュアウトみたいな感じです。で、どうやらまだ投資をしたいのか必要以上に借りて手持ち現金が大きく増えている感じです。何か飛んでくるかもしれないですね。配当も出してますね。もう軌道に乗ったという判断か配当性向がより伸びてきてます。債務は重そうではありますが今の配当なら営業CFからは余裕そうではあります。

評価。パピレスは売上のびるなら利益もついてきてくれそうな気配は若干。そういう意味ではそこそこ面白そうですがテーマ性もあるとは思いますが評価は高めには思えます。利益成長も期待されてそうでそういう意味では微妙か。まあ利益のびるなら素直に株高に出そうではあるけど。

イーブック。高いんじゃないかなっ。テーマ性で割高に出てる疑いはありそう。収益性が上がる根拠があるならよいかもだけど。どうだろうね。

メディアドゥ。大勝負来てる感はあり。そしてわりと業績というか実績はついてきているはそうですね。まだまだこれから感もあるにあるでそういう意味では面白いとは思いますが、財務にリスクありで事業が傾くと一気に非常にヤバイ局面になることも考えられます。で、評価も期待をかなり織り込んでそうで総合的には妙味というか有利ではないよねとは少々思います。もちろん成長加速のさらに評価が高くなるはあり得るシナリオになると思うけど。

ブックオフ。赤字のターンは終わり反撃が始まる?なんて頃合いかもしれない。営業利益はそれなりに回復し、計画で純赤字も脱する計画は出ていますね。面白いはそうかもだけど利益こける前と実はあまり株価水準変わらなかったりしたりします。あまり不調で株安にならなかったということですね。成長性はもう微妙ですし。そういうわけで大きくは株高は期待しづらいかなと。30%程度は有り得そうだけど。他の要因もありそうではある。

日足週足月足の値動き判断

日足でもみ合いかな
週足であげてさげ
月足であげてさげ
確認。

売買判断

テクニカル的には、 長くはあげて3600をつけ下げとなりそうですが、短くはもみ合い感が出てきておりここから反転は有り得そうな感じにはなってます。ただ長期に見るとまだまだ感はあるのでやっぱりどっちもある的なスタンスで逆張りとして見ながら入るのはそれはそれでありかもしれない。底は1510がいいんじゃないかなと。
ファンダ的には、テーマ性で評価が上振れしてるかなあとは思うところだけど利益が追いついてくるならそこから反転はまあありそうで、わりと狙いどころかもしれないとは少し。そう簡単には電子書籍への期待も崩れなさそうだし。でも自分はもうちょっと安くなってほしいかな。これは自分がそう思うってだけです。

参考データリンク

 銘柄スカウター:https://info.monex.co.jp/news/2017/20171026_01.html

 株プラス:https://kabu.plus

 IRBANK:https://irbank.net/

その時の感情気持ち(個人的な独断で考えたことも加えてみる)

特に今日もなにもない。

 

 

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記事補足してます。

用語解説(日記比較編)

この記事の表とデータは以下のツールの後継バージョンで作成しました。

株探データで銘柄比較表