（4321）ケネディクス　日記（分）

投資関連で日々比較や分析したり、思ったこと感じたことを書いていく日記です。あくまでもいろんな企業の数字を見てみようという習慣でやってますので、ここに書いてあることを真に受けて損しても知りません。
記事は書き溜めておくためアップ時に最新データとずれてる可能性があります。厳密にやるわけでもなくアバウト判断の練習なのです。

注目銘柄(市場/業種)

ケネディクス

(東証一部/サービス)

株価

644円(人々は破れた高嶺をまた目指すべく訓練をしている。）

業績財務と指標とそれに対する分析

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今日は分析。今週は長期営業利益率（http://kamomenotoushi.hatenablog.com/entry/2017/07/30/210000）上位から気になったものをチョイスして分析。ケネディクス。独立系不動産ファンド運営。数字は上記の通り。業績データは主に四季報CD。最新株価・指標は2018年5月2日に取得。

不動産しかもファンド運営ということで業績が乱高下するタイプ。不動産が環境によって高くなったり安くなるし、安くなると思えば誰も買わなくなるしでファンドならよりそうで、普段はそうでもないですが動き出すと業績の振れ幅が半端ないことに。ピークからは売上は7分の1とかになってます。営業利益はそれよりは安定ですが、特損でも出る時は出るのか純で大赤だしてBPSをふっとばしたりもしています。そういう意味では安定性など期待すべきでないとは言えそうです。ちなみに売上というか営業収益が計画で跳ねてますが「、投資案件の計上区分の変更に伴い、たな卸資産が増加することによります。」だそうです。成長とか規模拡大というふうにはならなさそうだね。となると今は比較的安定期にいるということになりそうです。安定期の中利益は伸ばしてきてると。いつ崩れるかわからないところはありますが、規模拡大には走ってないようですしそういうのはなかなかこないかもしれません。

財務。余剰金がマイナス突っ込んでますね。環境悪化になると特損まつりになってそういうことにもなるということだと思います。今は借入金も少なくかなり健全にも見えるしやっぱり安定してるんじゃないかなという気はします。

CF。営業CFは不安定というか大赤字だしている2009年あたりが大幅黒字です。環境悪化となるとやばくても売る。つまりは不動産損切り祭りみたいな感じかと。ここ二年は営業CF赤字です。不動産を仕入れているようです。順調とも言えるし環境悪化が来るとヤバイに向かってるとも言えます。このあたりは不動産業の宿命かと。そのたいろいろ数字が乱高下して状態はつかみにくいです。このあたりはやっぱり不動産とかファンドは難しい（判断が）ように思えます。だから今は状態悪くないと思うよ。急転直下一気に悪くなる心配があると言ってるだけです。2014年2015年にめちゃくちゃ不動産を買っているようです。でまた買ってるということは買った不動産が売れたんだねとはなりそうです。うんだから状態はいいね。

とりあえず見た目の利益率にはだまされないほうがいいかも。動かしているお金はもっともっと大きい感じになるのでこれは競争優位性などはわり引いて見るべきかと。営業赤字とか出てないのは強いとは言えるかもだけど、悪環境には為す術なく負ける気がするところです。うんだからいまは調子良さそうだけど。

評価。自身としてはほどほどの評価とは言えそう。今は状態もいいしそう簡単には評価も落ちないだろうし普通に儲かってるので買っても時間が経てば案外報われてるは普通にありそうなシナリオ。ただ悪化すると底なしも考えられるので状態は注視し逃げ足は速めになんて扱い方がいいんじゃないかなあとか思います。

日足週足月足の値動き判断

日足でさげ
週足であげてさげ
月足で上げ方面も調整中か。
確認。

売買判断

テクニカル的には、長期では一応上げ方面。849で跳ね返されてるけど289をつけたあとは高値底値の切り上げが見られ上昇トレンドとはみなせます。508あたりを底に見て770、849越えを期待するのはありかもしれないね。
ファンダ的には、状態はいいと思います。評価はちょい高めくらいか。状態悪化に気をつけながらなら選択肢にはなるかもしれない。基本的には扱いがむずかしめな案件だと思います。