大河の一滴

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株式投資はどうあがいても利益

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 煽り系タイトルだね。

いきなり梯子を外すけど、そんなことはないです。

そんな投資がどうあがいても利益なんて事は(滅多に)ないです。

 

しかしながら条件をいくつかつけるなら実際に株式投資はどうあがいても利益です。

そうと言えるくらいは有利なものなのだと思ってる。

そういう話。

 

いろんな金融商品での投資パフォーマンスは

株式が傑出しているんですね。100年単位では。

ここらあたりに比較グラフ出てますね。

kirarinasset.com

またシーゲルさんの本あたり読むと出ていそう。(有益な本ダヨ)

上記は債権と株式の比較だけだけど、他のあらゆる主要な投資手段の中で長期の統計取ると株式がたいてい圧倒的に優位です。

不動産との比較は見たことないですが、不動産ならいい勝負するかもしかしたら凌駕するかもしれないけど、たぶん株式のほうが優秀な気がしてます。(根拠はROE

 

FPかもめとしてはこれは必然だと思っているわけです。

株式の長期パフォーマンスが優れる最たる理由は株式=企業はお金を稼ぐ仕組みでありお金がお金を生む仕組みが内包されているからです。

 

企業は基本的にはお金を稼ぐマシーンであり、このマシーンを買えばこのマシーンが稼ぐお金も買った人のものとなるという特性があるからです。かつ、他の投資商品と比べて稼ぐ力がとても強力だからです。とりあえず債権との比較なら話にならない差があります。

不動産との比較なら悩むところですが、株式には不動産にない特性が2つありそうで自分は株式優位かなあ?って思ってます。

ひとつ、企業は稼いだお金を原資として自ら進化成長できるから。

ふたつ、平均を取るなら不動産の稼ぎより企業の稼ぎがいいからです。

ただ不動産はレバレッジをかけやすいのと儲けは所有者のすぐのキャッシュフローとなるという大きな特徴もあるのでこのあたりでもしかしたら不動産有利かも。

他には金とかと石油先物などと比較するなら債権より話にならない。金自体は金(キン)もお金も産んだりしないからです。石油あたりも同様。

 

というわけで

 

株式投資は、投資される企業がそもそも儲かる仕組みをもつものでその儲かったものも株式を持っている人のもので、かつ儲かった会社はさらに儲けるためにその儲けたお金をそのために使い企業自ら価値を高めてさらに儲けるようになるという仕組みを内包しているんです。

 

企業は配当も配ってくれるし、そうでないお金も優秀な人を雇ったりより便利な設備を入れたり新たな事業を始めたりに使ってさらに自らが儲けられるように勝手に動くんです。ちゃんと儲かってお金が手元に残るなら。 

ね?どうしたら損するんだい?って思ってしまいます。

こんなのどうあがいても利益。

実際には注意事項が結構付くけど。

 

加えてインフレ耐性もあったりしそうです。インフレとは貨幣お金の価値が下がる現象ですね。

株式はインフレに強いだろうといえます。なぜなら株式はお金以外のものだから。お金以外のものである会社の値段が下がるならそれはデフレです。

かつデフレににもそこそこ強い。お金を生み出すものだから。(企業がお金を生み出せなくなるなら現金のほうがましになるかもしれない)ここあたりからも金とか貴金属あたりより有利と言えましょう。不動産はここでもいい勝負っぽい。

 

そうなんです。

株式には今まで言ったような優位性があるのでおすすめできるのです。

 

ただし条件があります・・

いずれも長期で見た場合の優位性なんですね。

長期とは数十年単位の話。数年くらいだとこれらの優位性はより短い期間の要因でかき消されてしまうことも多いでしょう。

だからここでの言い草を信じて株式買って3ヶ月後損したじゃないか!とかいいっこなしですよ。短期的にはこれらの優位性なんてなんにもないに等しいのだから。

 

まだまだ条件は続きます。

これらの株式の優位性は買われる企業が稼げるというところに立脚します。

企業が稼げなくなるなら、この良さも崩れ去ります。

稼げないと配当も配れなくなるし、事業で稼ぐための準備も厳しくなります。

企業はお金がないと戦えないのです。

 

さらに・・

投資家は企業を買う値段を選べます。このとき企業の稼ぎに対して高い値段で買ってしまうなら、多くは買った人に損を与えることになるでしょう。

例えばヤフーは素晴らしい企業ですがITバブル期の絶頂期(PER800ほどあったみたいです)に買った人はまだ損をしてそうです。

逆を言えばNTTを上場時で買った人は30年ほど経ち配当で回収できたみたいです。NTTほど収益力があれば買値から株価が下っても損にはならなかったという事例ではありそうです。

すばらしい企業も高く買ってしまうと台無しになり、取り返すのにすごい時間(それは自分が死んだあとになるかもしれない)がかかってしまうんです。

 

 ま、というわけなんだ。

個別ではそりゃいろいろあるし、あくまでながーく見た場合の話。

しかしながら、しっかり見るところ見ながら長く続けるならどうあがいても利益。

それを信じてわたしは順風も逆風も今日も投資を続けていくわけです。

 

 

企業が稼ぎ続けるなら。

企業を高く持ってしまわないなら。

それが長く待てるものなら。

株式投資はどうあがいても利益。

 

そうであり続けるか確認し続けて

逃れられぬ利益に捉えられてしまいませんか?

 

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