大河の一滴

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2017年をデータで振り返る

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2017年の株式市場はつつがなく終了致しました。

ということで手元のデータから軽く振り返ってみようと言うエントリー。

その他の振り返り記事はこのカテゴリーで。

kamomenotoushi.hatenablog.com

 

以下データは以下のものにより作成しています。

kamomenotoushi.hatenablog.com

kamomenotoushi.hatenablog.com

kamomenotoushi.hatenablog.com

EPS、BPSなどを拾えないものはカウントしていなかったりするのであくまでだいたいです。(それでも例えば実はPBRに誤差が1割ありましたは流石になそうです)

上記のそれぞれのツールも変更が落ち着き、またデータ取得元も以下で一貫しているのでデータは、相当以上に(軽微な数字違いはあるかも)信用できるもので特に市場全体の傾向を判断するなら大勢に対して誤差程度におさまるんじゃないでしょうか。

kabu.plus

有料サイトです。でも優良です。

 

とはいえ細かな仕様を知りたい場合とかは該当エントリーの説明みたりより正確に知りたい場合は実際のエクセルファイルで式などを確認してみることをオススメいたしますよ。日経新聞東洋経済とは自分の集計式は違うと思いますし。

2017年日本株式市場データ

実績決算値データ

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まず決算実績値から。去年も言ったけど通期実績で四半期実績値は反映されてないよ。反映するといくらか上振れしてくると思います。

これは日本上場企業全体の集計ですので規模が大きく債務の塊の銀行等が自己資本比率などを押し下げてます。ちな銀行と保険抜くと自己資本比率は28%ほどだね。

基本的には素晴らしい数字と言えそうです。”売上以外は”すべての項目で前期超え。

中には対営業利益有利子負債倍率とかありますが、これだって投資意欲のなかった日本企業がより債務して投資に熱心になったと解釈すればいい数字だということだって出来ます。

実績におきましては、日本企業は利益率を上げより利益をあげることになり財産を積みまし経営効率を増しつつ債務ふやして未来にも備えてるとは言えそうです。

ただ、惜しむらくは”売上”。日本市場の売上規模は伸びるというよりは縮みました。

これをどう考えるかだね。

さあ、どう考えましょう?

 

最新計画値

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で、こちらは最新株価や予想EPS等を用いた数字。

眼を引くのは、日経平均TOPIX及び市場時価総額すべて120%ほどお値段が高くなったことですね。

TOPIX及び日経平均より市場時価総額のほうがアウトパフォームしてますので大型より中小のほうが元気だったと言えそうです。規模を踏まえると数字以上に元気だったと言えるかも。実際ジャスダックインデックスとか大変なことになってるようですし。

そういうわけで今年は株高しているんですけど、予想利益もそれに見合うほど増えていたりします。

全体のPERベースだと結局誤差で収まっています。株高に見合う利益向上があったと言えてとてもめでたいとなりましょう。

と、いいましたが実際問題小型に関しては高くなったねというふうに感じている方多数なように思えるところでそういう意味では中小は高くなって市場利益の多くを占める大型は横ばいあるいは少々置いて行かれてるなんて推察できそうです。

日本市場は勢いあると言えそうですが今後もこの勢いを維持できるか?とかはポイントになりそうです。

維持できるといいですね。としか言いようがないですが今のところ減速するような気配はいまのところ数字的にはないように思えます。

 

市場全体としてはわたくしとしては以上でございます。

なにがどうなるかは自分にはさっぱりわかりませんが、どうなったとしても最善を尽くしましょう。

2018年も(は)、みなさま、わたしにとって良い年になりますよう。

 

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そして今回もついで。

そんな市場の中で自分の投資はどうなったかもダイジェストに。

今年の自分のPF。

実際の数字にRAND関数で作った数字を用いた変数をかけてます。実際にはここまでの規模はないです。自分のPFの規模だとしょぼい数字になるし適当に大きくしておいたほうが企業決算っぽくて面白いのでそうしました。だいいちPFの規模は内緒ですし。でもROEとか比率に関わる数字は実際のPFの数字になるね。)

 

ポートフォリオに属する実績決算値(通期での決算結果の数字をうけたもので四半期は反映せず、100万円以下四捨五入)

第二期PF決算

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 今年は自分の保有企業は売上前年比146%を達成しました。

営業利益におきましても132%と利益をかなり伸ばせています。

純利益におきましては110%ほど。総じてとても良い結果だと思いますが、利益率は低下となりました。

資産の方に目を向けると、総資産におきましては175%純資産も146%と、大幅な資産増となりました。反面自己資本比率は低下ROEROAなども相当に下がることになり、保有企業の効率は下がることになりました。有利子負債も大幅に増え営業利益比でも倍程度の規模になり相当の財務悪化となっております。

総体としては売上利益を伸ばすことになり量は増えたとはいえますが質においては劣化が進んだとはいえそうです。

また計画ですと今期も堅調で自己資産は積み上がり利益も9%ほど増える見込みです。

 

と、とかとかいいましたが今年はもってるもののPERが高くなってきたなあとかおもったりしましたので、質はある程度妥協してより低PERに特に低PBRを意識して乗り換えたみたいな感じで、年初に持ってた企業がこんなに成長した変化したみたいなことではありません。

実際には低PERPBRに乗り換えただけです。(あと準備金比率も増えてる。つまりはいくらか現金化した)

今年も念のため。今年も資金を追加投入してたりしますし、上記の数字は投資準備金はカウントしてないものですので、FPかもめがどの程度資産を保有してるとかそれがどの程度増えたり減ったりしたのかはやっぱり闇の中です。

あと、もう一度言うけど上の数字はランダムな変数をかけて水増しした数字。その数字は去年と同じ数字だけど。

 

え?PERPBRに配当利回りですって?

今回から内緒にします。だってそれを決めるのは投資家だからね。

うーん自分が考えるなら同じ値段なら去年より今年の会社を買うかなぁ、でも倍とかはきびしいかもで去年の1.1倍〜1.2倍程度くらいならつけていいかも?くらいになりそう。

で、そうなら実際にそれ以上値上がりしてるなら去年より割高になったであるし、1.1倍より低い値段がついてるなら去年より割安になったとは考えられるね。

他には、市場平均の会社のPER17PBR1.4と比較したらどっち買うかとかね。これはPERPBRは内緒ですがポートフォリオの会社買うかな。

そんなことを考えて投資を振り返っています。

 

ひひひ、あなたなら去年の会社、今年の会社、それぞれいくらで(PERでもPBRでも)買いますか?