大河の一滴

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(9964)アイ・テック/日記(比)

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 投資関連で日々比較や分析したり、思ったこと感じたことを書いていく日記です。 あくまでもあとから見なおして俺って馬鹿じゃんと問題認知確認するためにやりましょうという課題ですので、ここに書いてあることを真に受けて損しても知りません。 今日は比較。業績データはだいたい銘柄スカウターさん。財務データはhesonogoma.comさんで最新通期実績。各データは2017年12月1日取得。

比較銘柄

アイ・テックとその他 

株価

1669円(人々は、浮き沈みと大逆転を繰り返し気づけば前に進んでいる。)

各企業の数字と比較しての感想

コード 9964 7531 8076 5411
会社名 アイ・テック

清和中央

ホールディングス

カノークス

ジェイエフイー

ホールディングス

市場 JQS JQS 名証二部 東証一部
業種 卸売 卸売 卸売 鉄鋼
株価 1669 6200 1100 2685.5
決算期 2018/03予 (12か月) 2017/12予 (12か月) 2018/03予 (12か月) 2018/03予 (12か月)
時価総額(億) 203.87 243.16 122.14 16500.74
予想売上(億) 735.0 450.0 1161.4 36500.0
予想営業利益(億) 48.0 12.1 17.3 2100.0
予想営業利益率 6.5% 2.7% 1.5% 5.8%
予想純利益 31.0 8.2 12.4 1500.0
PER 6.1 29.61 9.5 10.32
ROE 10.8% 6.4% 5.7% 7.8%
成長印象 低迷復活 低迷復活 停滞 利益不安定
総資産(億) 271.99 121.01 210.07 18658.37
自己資本(億) 39.48 7.35 23.1 1471.43
自己資本比率 45.5% 42.0% 38.9% 43.0%
PBR 0.66 1.89 0.54 0.81
配当利回り 2.1% 0.4% 3.6% #VALUE!
配当性向 12.8% 10.5% 34.5% #VALUE!

 今週は比較。グレアム係数で低めなものから気になったものをチョイスして比較します。比較の会社と数字は上記の通り。アイ・テック。鋼材系卸。比較に四季報おすすめ比較会社。ゲストに取引相手のJFE様。

アイテックは普通にシクリカル。2009年までは売上を伸ばし利益も不安定ながら伸ばしたみたいなところがありますが、2010年に大幅後退で大赤字。そこから再度回復してきたみたいな感じです。売上はリーマン前に及んでないですが利益は上回った感ある。これを成長といっていいかは微妙も一応長期状態改善と言えなくもない。シクリカルでいきなり赤字は有り得そうとしか思えないけど。財務。赤字出しても財務はあまり痛まなかったようです。赤字時に後退は見せるも守ってみせた感。で、近年はまた財産を積み上げつつあるという感じ。で、現金が積み上がってきてますね。このあたりシクリカルど真ん中の鉄であっても意外に不況耐性がある卸感はあります。CF。在庫が動くんでしょうね。営業CFが大きく動いています。トータルでは営業CFも出ていてメーカーではないので設備投資もそれほど必要なくでわりと現金周りは余裕ありそうです。もっとも利益が辛い時は堪えるのに必死だった感じは見受けられますが。今は余力でてきて案外悪くない感あります。状態はいい方と言えましょう。

清和中央。リーマンまで成長感もその後は停滞感。2008年に突発的に売上出てますが一時だったようでリーマンで打撃を受けてその後立て直し足踏みというところでしょうか。成長は期待しないほうがいいかも感は感じますね。財務はアイテックと似た傾向。赤字と言えどあまり財務は悪化しない感。で有利子負債減って状態はよさげになってます。ということでCFも営業CFマイナスはあるも借金返せる程度は堅調です。数年あれば有利子負債返しきれそうですね。そしたらなにか来るかもだけどその前にシクリカルで自滅するかもみたいに思います。

カノークス。成長感はないですが、鋼材扱いながら営業赤字なし。純はかなり戻るけどあるにはある。利益率こそ低いけど何としてでも赤字にはしないという強い意志を感じます。名古屋本社の名証ということでそのあたりしぶとい尾張商人感。財務見ると蓄財感のある推移です。自己資本比率も改善傾向。有利子負債は返して無いようでこのあたりも経営の手綱はしっかりしてそうです。CFも特筆することない感じですが余裕分は利子返済という感じでしょうか。儲からない環境でしっかり地道に牛歩でやってる感はとてもします。儲からないので牛歩だけど。

評価。アイテックは評価低めですね。状態はいい方となるので悪くはないと思うけどいつ赤字来るかわからない所ありますのでどうだか。BPSまで大きく傷つく大赤字はあまりない気がしますのでPBRすごく低いかな?ってときには結構買えるかもしれません。あるいはなにげに増配狙いは機能するかも。

清和中央はなんでしょうね。評価高めです。テーマとして見られてるかもしれません。会社の状態にしては高いとしか言いようが無いと思いますので近づかない方がいいかと。値動きで入るなら止はしない。

カノークスはこの中では割といいかもしれません。牛歩ですが地味に良化してますしなにげに配当利回り高いし、減配もあまりしてないようですし。さすがにリーマン時は減配しているようですけど。

総じて超低PBRかな?って時にいくのはなにげにいいかもしれない。そうなると結構堅めな選択かもしれないね。基本的に儲からないところなので成長は期待しないほうがいいと思うけど。

JFE様。鉄鋼業界は厳しめ感しますし、実際利益は低空飛行ですね。でも大赤ぶち込んでくるイメージも実際そうでもなくBPSががっつり減るような事にはなってなさそうです。でもBPS伸ばせない程度には苦しまれてるようです。実は営業CFは順調と意外でしたが設備投資と利子払いで首が回ってない感はするのでやっぱり厳しいは厳しいとなりそうです。PBRあたりですんごく安いとなるなら悪くないと思います。

日足週足月足の値動き判断

日足でまああげ
週足であげ
月足であげ
確認。

売買判断

テクニカル的には、長期であげ。でもシクリカルらしく落ちる時は容赦なく落ちているみたいなことろがあり、上昇中でも下げだすと深くなる(で、そのまま復活しない)の可能性は見ておくべきかと。 例えば1717越えで週足長い移動平均線を切れば撤退みたいな感じとかどうでしょうね。
ファンダ的には、シクリカルで注意は必要そうも状態はよくかつ低グレアム係数で順調が続くならそんな悪いことならないと思います。シクリカルで悪いところが出るとそれでも半分程度はあるかもしれませんけど。

 

参考データリンク

 銘柄スカウター:https://info.monex.co.jp/news/2017/20171026_01.html

指標:https://hesonogoma.com/stocks/japan-all-stock-data.html#

 株価:https://hesonogoma.com/stocks/japan-all-stock-prices.html

 財務データ:https://hesonogoma.com/stocks/japan-all-stock-financial-results.html

 IRBANK:https://irbank.net/

その時の感情気持ち(個人的な独断で考えたことも加えてみる)

 特にない。

 

 

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記事補足してます。

用語解説(日記比較編)

この記事の表とデータは以下のツールの後継バージョンで作成しました。

株探データで銘柄比較表