大河の一滴

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まったり一滴を注ぎ続け大河になる大河をつくることを目指す投資ブログ

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安さの種類

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 以前以下のようなエントリーを書いたけど今回はもうちょっとそのような内容を具体的に進めたようなはなし。

kamomenotoushi.hatenablog.com

安さってなんでしょう?

バリュー投資という言葉があります。

たぶんこれは安さというか価値のわりに価格が安いよね?と見て投資をするということだとも思いますが・・

これにも

バリュー投資(今の状態を見て安いとする)

グロースバリュー投資(将来の姿あるいは、成長性のわりには安いとする)

なんて二大流派があったりしてそこには視点の違い、そして大きな発想の違いがあるわけです。

視点は違うし、発想は違うし、やることやるべき事も違うんです。

同じ安いと言って行う投資行為だってべつのことなんです。

 

安い。

それって一元的な概念じゃないんです。

いろんな視点の安さがある。

人のいう安いはあなたの思う安いとはちがうものかもしれないのです。 

 

ざっと思い浮かべましょう・・

それはなんで安い。

安い種類はなんなのだ?

いろいろあるはずの安い。

連想ゲームの要領でいけば結構思い浮かぶはずです。

 

 

安い(株価が昨日の株価より低いから)

安い(株価が10日移動平均線を下回っているから)

安い(日経平均より大きく株価が落ちているから)

安い(最高値から5割株価が落ちたから)

安い(競合他社のPERより低いから)

安い(競合他社のPBRより低いから)

安い(その会社の見せてる収益性成長性にしてはそのPERは低いから)

安い(投資家ウケしそうなビジネスモデル事業テーマにしてはPERが低いから)

安い(リーマンショック後の株価最安値を更新したから)

安い(2013年以前のPER水準にあるから)

安い(リーマンショック後最安値時のPERを切ったら)

安い(リーマンショック後最安値時のPBRを切ったから)

安い(十分満足の行く配当(優待)利回りであるから)

安い(ここ三年でもっとも高いだろう配当利回りをつけているから)

 

安い安い安い・・・・

そのバリエーションは限りなく多いのです。

いくらでもその安いの種類を示すことが出来そうだと思えるくらいには。

 

そしてもちろんその安いの指す意味はそれぞれ違うのです。

似たようなものこそあるけどやっぱり少しは意味が違うし、その安さを捉えに行くにしても考えるべきことは違うし違う振る舞いをしなくてはならないのです。

 

だから安いと聞いた時あるいは感じた時

 その安いは何をもって安いのか?

誰かの言う安い、自分の感じる安いのすべてで理由や根拠を明らかにすべきなんです。

そうしなければ、あなたの投資は得体の知らない安いに侵食され、帆のない、羅針盤のない航海をすることになるでしょう。

 

きっとそのような航海では目的地につけないと思います。

 

自分はそう思います。だから自分はそれはなんで安いのか根拠を理由を整理し、必要な帆や羅針盤は何か?気をつけるべきことは何か?と考え投資をしているわけです。

 

そこにあるもの。

それはなんで安いのですか?

その根拠は理由はなんですか?

その安さを掴むため必要なことするべきこと。

考えるべきことはなんですか?

 

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